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星状神経節ブロック療法

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詳細 2023年3月6日 20:06更新

星状神経節ブロック(SGB)

1.星状神経節とは?

神経には、運動神経、感覚神経、自律神経があります。
自律神経には、交感神経(血管を収縮させたり、体のエネルギーを発散するように働く)と
副交感神経(血管を拡張させたり、体にエネルギーを蓄える様に働く)があります。
その中で、首に左右一対の交感神経のかたまりが(神経節)あり、星のような形をしているものを
星状神経節と呼んでいます。
この星状神経節は、頭部、肩、腕などの血液の流れを調節しています。

2.ブロックとは??

痛みがあると神経が刺激され、その神経の周りの血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。
血液は、神経に栄養や酸素を運ぶ役割があります。
その血液の流れが、悪くなると栄養や酸素が不足し神経が弱っていきます。
星状神経節ブロックは、神経節の近くに局所麻酔薬を注射し、一時的に機能を麻痺させます。
このブロックで交感神経の作用が弱くなり、血液の流れが良くなるようになります。
血液の流れが、良くなることで、栄養や酸素が供給され弱った神経を治して痛みも改善していきます。

3. 適応症

カゼとその予防、自律神経失調症、本態性高・低血圧、起立性調節障害、乗り物酔い、パニック障害、冷え症、低体温症、絞扼性神経障害、 本態性振戦、脳卒中後遺症、不眠症、過眠症、多発性硬化症、重症筋無力症、慢性関節リウマチ、シェーグレン症候群、全身性強皮症、バセドウ病、 橋本病、潰瘍性大腸炎、べ一チェット病、反射性交感神経性萎縮症、カウザルギー、幻肢痛、断端痛、帯状疱疹後神経痛、ガン、糖尿病、高脂血症、 高尿酸血症、痛風、骨粗鬆症、拒食症、過食症、慢性疲労症候群、状腺機能亢進・低下症、化学物質過敏症
片頭痛、緊張型頭痛、頸性頭痛、群発頭痛、側頭動脈炎、脳血管攣縮、脳血栓、脳梗塞、頭部外傷後遺症
顔面神経麻痺(ベル麻痺、ハント症候群、外傷性)、非定型顔面痛、咀嚼筋症候群、顎関節症
抜歯後痛、舌痛症、口内炎、舌炎、歯肉炎、口唇炎、歯ぎしり、口内乾燥症
レイノー病、レイノー症候群、急性動脈閉塞症、バージャー病、肩手症候群、頸肩腕症候群、椎間板ヘルニア、外傷性頸部症候群、 胸郭出口症候群、肩関節周囲炎、乳房切断後症候群、テニス肘、肘部管症候群、手根管症候群、尺骨神経管症候群、腱鞘炎、頸椎症、 腕神経ニューロパチー(外傷性、術後)、関節炎、肩こり、ヘバーデン結節、ブシアール結節、ガングリオン、ばね指
腰下肢痛、変形性膝関節症、大腿骨頭壊死症、バージャー病、閉塞性動脈硬化症、肢端紅痛症、肢端紫藍症、モートン病、足根管症候群、下肢静脈瘤、こむら返り
心筋梗塞、狭心症、洞性頻脈、不整脈
慢性気管支炎、肺栓塞、肺気腫、過換気症候群、気管支ぜんそく、自然気胸
過敏性腸症候群、胃炎、肝炎、クローン病、消化性潰瘍、逆流性食道炎、胆道ジスキネジー、便秘、下痢、腹部緊満症、ダンピング症候群、痔核、裂肛、脱肛
月経異常、月経前緊張症、月経困難症、子宮内膜症、更年期障害、子宮摘出後自律神経失調症、尿失禁、膀胱炎、膣外陰部カンジダ症、女性不妊、つわり、膣痙
神経性頻尿、インポテンス、尿失禁、夜尿症、腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、IgA腎症、多発性嚢胞腎、遊走腎、前立腺肥大症、前立腺症、男性不妊
全身多汗症、掌蹠多汗症、乏汗症、ニキビ、乾癬、汗疱、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、全身性白癬症、足白癬、爪白癬、皮膚掻痒症、脂漏性皮膚炎、接触皮膚炎、 掌蹠膿疱症、帯状疱疹、単純疱疹、天疱瘡、ケロイド、円形脱毛症、凍傷、凍瘡、爪甲軟化症、爪甲縦裂症、爪甲層状剥離症、爪囲炎、陥入爪、巻き爪、わきが、 進行性指掌角化症、あかぎれ、ウオノメ、タコ
網膜血管閉塞症、網膜色素変性症、中心性網膜症、原田病、ぶどう膜炎、視神経炎、類嚢胞黄斑浮腫、角膜ヘルペス、角膜潰瘍、白内障、緑内障、 アレルギー性結膜炎、瞳孔緊張症、飛蚊症、眼精疲労、ドライアイ、VDT症候群、屈折異常
花粉症、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、鼻茸、慢性副鼻腔炎、急性副鼻腔炎、術後性上顎嚢胞、突発性難聴、浸出性中耳炎、メニエール病、 良性発作性頭位眩暈、鼻閉、扁桃炎、耳鳴り、咽喉頭異常感症、嗅覚障害、いびき、睡眠時無呼吸症候群

4.治療方針

星状神経節ブロックは、効果発現まで人によりさまざまです。
約30回を目標に行っていきます。
1回の治療で改善されなくても30回程度行うことをすすめています。

5.星状神経節ブロックの効果と合併症

ブロック後、まぶたが重く感じたり、涙が出たり、声がかすれることがあります。
これは、神経がブロックされるためにみられる作用です。
時間経過とともに以上の症状は、改善されますので心配はありません。

但し、唾液が飲み込みにくい場合は、食事やお水などを飲むのは止めておいてください。

合併症は、薬の中毒症状としてのめまい、吐き気、気が遠くなることがありますが、発生率は1%以下です。

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開設日
2005年9月9日

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カテゴリ
学問、研究
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