ライフセトルメント投資

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詳細 2012年9月30日 09:32更新: 皆様、はじめまして。
突然ですが、ライフセトルメント投資ってご存知ですか？一般的には生命保険買取投資と言われております。

元々は、アメリカにおいて１９８０年代にエイズが大流行してから普及した投資手法です。きっかけは、あるアメリカ人青年が若くしてエイズ患者となり、余命宣告を受けました。そこで、彼は残りの人生をどの様に過ごすか、限られた残り少ない時間で何が出来るかを考えました。そこで、彼は、これまで立派に育ててくれた両親に感謝の気持ちを込めて、新居をプレゼントしてあげようと考えました。また、御世話になった人達にも、それぞれ、お礼をしたいと考えました。しかし、その為には資金が必要となります。そこで、今現在、加入をしている生命保険を生きている間に現金化して、その使い道に充てようと思いました。そこで、ラジオ広告を使って、彼がエイズ患者で余命僅かであること、生前に両親や恩師、御世話になった人に恩返しがしたいこと、その為には資金が必要なこと等を、リスナーに訴えました。すると、そのラジオ放送を聴いていたリスナーから、彼の想いを何とかして実現させてあげようと、買取の問い合わせが殺到しました。そして、彼は自分の生命保険を現金化し、希望どうりに御世話になった人々にお金を使い、残ったお金は自分自身の為に使いました。

彼をきっかけとして、全米で生前に自身の生命保険を現金化したいという患者が殺到しました。そして、当初はエイズなどの末期患者を支援、救済する目的でしたが、その後、心臓病などの慢性的な疾患、高齢者へとその対象が拡大していきました。

その後、１９９３年に法整備され、現在では年間数万件と言われる市場へと発展しております。

投資対象はアメリカ国籍の被保険者の保険証券となり、アメリカの買取会社が買取を行ないます。しかし、参加できる投資家は、アメリカ人、カナダ人以外となります。ですので、投資家として日本人は参加が可能となります。ちなみに、日本において、日本人の被保険者からの生命保険の買取は当局から認可されていません。

【特徴】
1、リスク分散ポートフォリオ(より優れた分散投資)
2、米国ドルでの高リターン
3、株式市場や経済の変動に左右されない独立した市場
4、資金の転送が簡単で迅速
5、有利な税金対策
6、米国法の規制の下で保護されているベネフィット
7、いつでも契約解除と投資資金の返却が可能

など、優位性の高い特徴があります。

実際に、投資家が高いリターンを得ることになるのは、推定余命より早く被保険者が死を迎えることになるので、倫理的にどうしても受け入れがたいという方もいらっしゃるかと思います。しかし、冒頭で申し上げたように、本来の目的である金銭的に末期患者を支援、救済する、保険を解約する以外に資金を得る方法がなかった被保険者に新たな資金調達の手段を提供するという側面もあるのは事実です。

また、末期患者などの立場の弱い人々から、第三者の買取会社が保険証券を大幅に割り引いた金額で買い叩く恐れもあります。その点についても、アメリカでは一時期問題となり、十分に議論をされ、例えば、死亡保険金額の８５％以上の買取額でないと買い取れないような形で、州ごとに買取会社の横行を防ぐべく規制が設けられております。

日本において、この投資手法が普及するには、まだまだ議論の余地があると思います。そこで、このライフセトルメント投資に関しての皆さんの率直なご意見、ご感想などをお聞かせ頂ければと思います。

このコミュニティは、世界でも最大規模のバイアティカル・ライフセトルメント・アソシエーション (生命保険金受領権の買取り仲介会社) の活動メンバーであるレキシントン社と直接の契約をしている管理人によって運営しております。

また、今後もライフセトルメント投資に関して、皆様に有益な情報を提供させて頂きたいと思います。

【Official HP】
http://www.pijapan.co.jp/html/service_05.html

【キーワード】
オフショア投資、海外投資、ライフセトルメント、生命保険買取、リスク分散、ポートフォリオ、資産保全、分散投資、ファンド