小田急線で地下鉄直通車両として登場した9000形、1000形に続く3代目として9月22日より営業運転を開始した新4000形車両のコミュニティです。
新4000形(以降N4000形)は10両固定編成7編成(計70両)が製造される計画となっており、2007年9月より順次、東京メトロ千代田線への直通運転用車両として営業運転を開始します。
N4000形は、私鉄としては初となるJR東日本E233系をベースに設計したもので、前面マスクは小田急オリジナルの物として、非常扉が設けられています。電気機器や保安装置など、主要な機器・回路を2重系化することにより「故障に強い車両」としてE233系のコンセプトを盛り込んでいますが、車内や車体部品の一部は3000形と共通の構造としています。
2000形や3000形に引き続き、バリアフリー化対策が取られ、ホームとの段差縮小や優先席エリアの明確化などの対策が取られています。さらに一人あたりの座席スペースを拡幅し、居住性を向上させます。3000形から引き続きドア上に1台のTVOS LCD案内装置が設置されています。走行系は3265Fで試験が重ねられていた新型モーターを採用したため、E233系車両とは異なった走行音となっています。
2007年5月22日には第1編成の甲種回送も実施され、本格的な導入が進む物と思われます。
千代田線直通新型車両に関しては、JR側からも導入発表があり、203系と207系はE233系に置き換えられる予定です。
[姉妹車両:常磐線/千代田線 E233系]
http://
[ベース車両:E233系]
http://
※詳細部は小田急のプレスリリースを参考にしました。
新型4000形車両に関する情報交換の場として活用していけたらいいなと考えておりますので是非ともご参加ください。
検索用:小田急電鉄 1000形 2000形 3000形 4000形 5000形 8000形 9000形 千代田線 常磐線 E233系 東急車輛 LCD TVOS TIP 唐木田 多摩急行 新百合ヶ丘 代々木上原 綾瀬 本厚木