1899年(明治32)に日本で初めて日本製フィルム映画が公開されて、1世紀以上が経ちます。
テクノロジーの進歩と共に、ここ数年ではフィルムを使わない映画も誕生しています。
しかし、映画が大好きな我々にとっては、やはり映画館でフィルム上映される際のパラゴミやパンチングは、なくてはならない愛すべきシチュエーション。
優れた映画を数多く上映してきた街の名画座が次々と潰れ、ハリウッド映画や、大作たる日本映画ばかりを流すシネコンばかりが乱立し、一人勝ちの最近の状況。
これで、次の世紀に向けて、日本に映画の灯を残すことは可能なのか?
後世に残すべき映画の遺産をテーマに、撮る人も観る人も胸にある、愛する映画への想いを語らいましょう。