今後の活躍が楽しみな、注目の映画監督を応援しよう!
日本映画、青春映画、ロードムービー好きの方必見。
どこまでも青い空、乾いた大地、無機質な空間、空っぽにすら見える登場人物
たちの奇妙な人間関係・・・
ヴェンダース、カサヴェテス、ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サントなどに
通じるような作家性は思わず病みつきになりそう・・・。
そんな独特の世界観をもつ、佐向大監督の情報交換などをする映画コミュニティです。
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★佐向大脚本作品
『アブラクサスの祭』
2010年晩秋よりテアトル新宿他全国ロードショーです。
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その関連イベントとして
★95年監督作『夜と昼』(初公開)
2010年6月8日(火)吉祥寺バウスシアター 21:15〜が1回のみ上映あり
★新作『ランニング・オン・エンプティ』が、
2010年2月20日(土)〜池袋シネマロサで公開しました(上映終了)
前作『まだ楽園』から4年・・・
数本の脚本を経て、満を持しての監督作は、
ドバイ国際映画祭でも絶賛された、さらなる大傑作。
出演は小林且弥、AV女優のみひろ、大杉漣など。
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◆過去の作品情報◆
★『休暇』(2008年6月)脚本・・・有楽町スバル座ほか全国ロードショー
★『まだ楽園』(2006年5月)(2010年2月再上映)脚本・監督
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DVD化されていない青春映画の傑作です。
(以下)
『まだ楽園』に関するコメント、キャッチコピー、ストーリー
「このぞくぞくする車と人と世界とのせめぎあいは何だ?!
佐向大は、やがてヴェンダースを乗り越え、その真の後継者となるだろう」
黒沢清・映画監督
片道の青春ロード/ムービー!
熱狂的な支持を受け、ついにロードショー公開!!
雄二と俊。ふたりの男が、何の変哲もないファミリー車に乗り込み街を後にする。行く先々で現われる一風変わった人々。全く性格が異なってはいるが、大きな諍いを起こすことなく車を走らせるふたり。彼らが目指すのは、雄二の生まれ育ったある地方都市。透明感の失われた海と、低い山に囲まれたどこにでもある町。そこで俊はひとりの女と出逢い、雄二はひとりの男と対峙する。果てしなく続くかもしれないし明日終わってしまうかもしれない世界。目的を果たした雄二のまなざしの先には、一体何があるのだろうか。宿命に抗わず生きる男たちの彷徨を、重層的な時間の中で時にユーモラスに時にシリアスに描いた青春ロード・ムービーが、ついに劇場公開される。ここには、成長する男の感 傷的な物語も少しずつ変化してゆく人間関係もない。だが繰り返される日常の果てに辿りついた場所が、これから始まる地平でさえあることが鮮やかに映し出されるのだ。
世界の彼方を見据える新たな境地。
独自の時間と視線を有する新鋭監督の誕生。
自主映画や舞台で活動する水高陽子を除き、主演の中村英司、森本忠典をはじめ、キャストのほとんどは演技経験ゼロの素人。だが全ての登場人物が演技を超えた存在感を発揮している。音楽は、横須賀を拠点に人気を集めるガレージ・バンド、ミサイルズ。その“爆音”ぶりの一端が、ライブシーンで垣間見ることができる。監督・脚本・編集は『夜と昼』『車をさがす』で神奈川県映像コンクール特別賞を受賞、05年に吉祥寺バウスシアターにて行われた爆音イベント「クレイジー・サーフ・ナイト」では、青山真治監督、冨永昌敬監督の作品とともに短編『ralph』が上映された佐向大。『さすらい』をはじめとする過去のロード・ムービーで描かれてきた世界の、その向こう側を見据えた独特の視線は、新たなる映画の到来を指し示している。