- 詳細 2021年9月27日 17:53更新
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演劇指導の追及を行ってゆく
『声と身体の処方箋』のコミュニティ。
【声と身体の処方箋】とは？
『声と身体の処方箋』は舞台作品におけるクオリティ向上のため、俳優にとって最も重要な要素である『声』『身体』を見つめ直し、またその俳優一人ひとりの性質・質感を踏まえた上でその現状を診断し、各人毎に適した処方箋を個別に処方してゆけるようなトレーナー的役割を確立させたいという意思の元、発足した取り組みです。
〜演劇トレーナーの必要性〜
スポーツ選手並みに身体を酷使する俳優業。
しかしそのトレーニング法や身体のケアに関しては自己管理で、怪我をするしないは役者の自覚次第というある意味では精神論的風潮が業界内では流れております。
「自分の身体は自分で守る」
たしかにそれはそれで大事な事ではあります。
とはいっても自己流ではやはり限界がありますし、専門家が外から見なければ分からない事というものもあるはずです。
そこで演出や技術スタッフ同様、毎回の公演毎に役者のコンディションを見守る「トレーナー」的存在が必要になってくるのではないか。
そういう考えの下にこの取り組みは生まれました。
また、現在はWSというと「オーディションを兼ねた主催者側のためのWS」が主流になっているように見受けられ、あまりそこに役者の都合が介在していないように感じます。
当企画では、そのような流れに一石を投じたいという考えのもと「役者が作品とベストの状態で向き合うために必要な準備方法の習得」をテーマに据えて純粋に役者へと向けたWSも行っております。
当企画の主な活動と、その方針を大別すると以下のようになります。
◆WS…普段見逃しがちな事象や、自らの身体に対する「発見」のお手伝い
◆公演スタッフ…作品とベストの状態で向き合うための「準備」のお手伝い
◆定期診断…自らの声や身体の現状の「自覚」のお手伝い
◆寺子屋...「俳優としての基礎力」を継続的に養ってゆく場
◆勉強会…人同士の繋がりによって様々な可能性を追求する「機」の提供
◆個人レッスン…声や身体の地力をつけるための「訓練」のお手伝い
そして将来的には、その知識を生かして教育、福祉、地域の活性化へと取り組み、演劇という媒体を通じて社会貢献的な役割を担えるような存在も目指しております。
従いまして、演劇に関わる方以外の方々のご意見も伺いたく思いますので、どうぞお気軽にご参加下さいませ。
☆毎月の第１,３日曜日に開催しております☆
◆◇◆声と身体の定期診断◆◇◆
■次回診断日：2011年6月5日(日)13:00〜17:00
■会場：世田谷区内公共施設
■料金：処方箋メールあり：2500円 処方箋メールなし：1500円
◆対象：声で悩みを持っている方、自らの声の現状を診て欲しい方(職種不問)
★希望者の方には、後日処方箋メールをお送り致します。
※遅刻・早退、単発での参加も可です
出張WSも承っております。個人・団体不問。
質問やお問い合わせは管理人までどうぞ。
【活動履歴】
◆2006年◆
11月 声と身体の処方箋WS ＃１ ＠BankART studio NYK Studio9
◆2007年◆
8月 声と身体の処方箋WS ＃２ ＠みらい館大明、他
11月 声と身体の処方箋WS ＃３ ＠みらい館大明
12月 「声と身体の定期診断」 スタート
◆2008年◆
6月 劇団 山猫と紅葉 第７回公演 『光と光の中』(フィジカルサポート)
7月 個人レッスンスタート
8月 主宰・横山真が『NPO法人 芸術家のくすり箱』事務局スタッフに
11月 勉強会スタート
◆2009年◆
4月 「声と身体の定期診断」が毎週(現在は隔週)開催に
11月 勉強会にて外部向け企画「ドラマリーディング実験場」開催
◆2010年◆
5月 勉強会にて外部向けの企画「戯曲リーディングワークショップ」開催
6月 「俳優って？を考え続けるための寺子屋」がスタート
7月 勉強会にて外部向け企画「一日完結ワークショップ」開催
10月 勉強会内の活動として「読み会」がスタート
11月 勉強会内の活動として月イチ企画「ふりかえりの会」がスタート
◆2011年◆
5月 横浜市泉区民文化センター・テアトルフォンテの付属劇団
『劇団エルブ』対象に「俳優のための声と身体のＷＳ」開催
『声と身体の処方箋』ブログ
http://syohous en.exbl og.jp/
