みなさまいつもご利用頂き有難うございます。
インターネットの普及で、新しいコミュニケーションの場が広がり、
編み物も時代と共に進化していく一つの交流場になれば。と思っています。
しかしその普及と同時に、”編み物”というホームクラフトと著作権について最近は
多くの問題が挙げられるようになりました。
例えば、
・「○○本の作品を編んで販売してよいのか？」
・フリーマーケットで売ってもOKなのか
・「○○本の作品をテーマに教室を開いて良いのか？」などなど
皆さんも疑問が多い事と思いますので、ここで編み物愛好者同士、
情報を交換・共有できたらと思います。
私もまだまだ分からない事、知らない事ばかりですので、
何か知っている事がありましたら、ぜひ教えて下さい。
今後とも編み物の世界が愛のある発展を遂げますように。
インターネットの普及で、新しいコミュニケーションの場が広がり、
編み物も時代と共に進化していく一つの交流場になれば。と思っています。
しかしその普及と同時に、”編み物”というホームクラフトと著作権について最近は
多くの問題が挙げられるようになりました。
例えば、
・「○○本の作品を編んで販売してよいのか？」
・フリーマーケットで売ってもOKなのか
・「○○本の作品をテーマに教室を開いて良いのか？」などなど
皆さんも疑問が多い事と思いますので、ここで編み物愛好者同士、
情報を交換・共有できたらと思います。
私もまだまだ分からない事、知らない事ばかりですので、
何か知っている事がありましたら、ぜひ教えて下さい。
今後とも編み物の世界が愛のある発展を遂げますように。
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コメント(17)
まず著作権のお話の前に、、、
＜一つの作品と一枚の編み図が出来るまで＞ （ある一つの例）
1. 使用糸や色、使う技法、難易度、作品のイメージなど細かく打合せ
2. デザイン画の提出
3. 使用糸での作品の試作
4. 打ち合わせ
5. 違う色合わせや、サイズなどの調整
6. 打ち合わせ
7. 修正・最終仕上げ
8. 編み図原稿の作成
と、小さな小物仕上げるのにも、これだけの段階があり、
ようやく形にしてからも、編み図という大変な作業が待っています。
編み物の製作だけでも大変なのに、それを一つ一つ手書きで原稿にしていくには
経験と少しの技が必要になってきます。
（円形で段数があり、模様が入っているものなどは本当に大変です。）
みなさんも自分で編み図を書いてみたら、どれだけ苦労する作業なのか分かってもらえると思います。
そうしてようやく一つの作品と編み図が完成するには、本当に大変な労力と時間が掛かります。
＜一つの作品と一枚の編み図が出来るまで＞ （ある一つの例）
1. 使用糸や色、使う技法、難易度、作品のイメージなど細かく打合せ
2. デザイン画の提出
3. 使用糸での作品の試作
4. 打ち合わせ
5. 違う色合わせや、サイズなどの調整
6. 打ち合わせ
7. 修正・最終仕上げ
8. 編み図原稿の作成
と、小さな小物仕上げるのにも、これだけの段階があり、
ようやく形にしてからも、編み図という大変な作業が待っています。
編み物の製作だけでも大変なのに、それを一つ一つ手書きで原稿にしていくには
経験と少しの技が必要になってきます。
（円形で段数があり、模様が入っているものなどは本当に大変です。）
みなさんも自分で編み図を書いてみたら、どれだけ苦労する作業なのか分かってもらえると思います。
そうしてようやく一つの作品と編み図が完成するには、本当に大変な労力と時間が掛かります。
＜編み本のコピー禁止について＞
まず、殆どの編み物本はには、
「無断転写、コピーの禁止、営利目的の使用は禁じられています」 などの表記があります。
それには、デザイン、写真、文章に関して定められていることが多いそうですが、
編み本の場合、編み図も含まれますので、どれだけ可愛くても、著作権が出版社にあるので、
個人使用目的以外での
・編み図コピー
・作品コピー製作＆販売
は禁じられているそうです。
作家の作品の委託販売店や、ネットショップでの販売が可能になり、誰でも挑戦する事が容易になりましたが、残念ながらフリーマーケットででも販売は不可だそうです。
営利目的ではないバザーでは？という質問は、臨機応変なところもあるようなのですが、無断で使用された方がそれを見て気持ちがいいか、どうか。というところが重要な気がします。
きっと使用する前に、出版社やメーカーさんに伺うのがベストだと思います。
（これは私個人の意見ですが）
「オリジナルかどうか？」という点ですが、
最初はみんな、やり方も分からず、初めて握ったかぎ針の時から（本、知人、母、祖母）に教わり、見様見真似で本を参考に編んでみたりしてきたはず。
きっと、その時は、”コピー”ではなく”参考”だったはず！
その”参考”が、その後、自分の作るものにどう活かされているか、
自分がこの技術を使えるのは、”参考”を考えてくれた人や、編集・出版社のお陰！
（一冊の編み本が世に出るまでには多くの人達の仕事によるものです）
それに敬意を払えば、出来あがったものがオリジナルかコピーかは、実は、
「作った本人」が一番分かるのではないでしょうか？
子供は、大人の真似して、覚えて成長してくる。
でも、そうして大人になった私達は自分の頭を使って考えなきゃいけない。
それぞれの人生で感じてきた中で、共感や敬意、継承と伝承、
「コピー」と「パロディ」、「オマージュ」、「オリジナル」の違い。
自分の中でしっかり意見を持っている上で、「オリジナルを作る！」という心意気でしたら、わざわざ同じような作品が無いか調べて作り始めたりなどあまり不安にならなくても大丈夫だと思います。
それと、やはり編み物歴が長い方には、見てすぐに「オリジナルか、コピーか」はすぐ分かってしまうものです。
そして作品には、必ず、作り手の精神性が出ます。
そこで自分らしさをどれだけ持って、表現しているか。
それが”あなたのオリジナル性では？”と私は思います。
どなぁ さんのオリジナルを追及して、いつか作品を見れる日を楽しみにしています！頑張って
「オリジナルかどうか？」という点ですが、
最初はみんな、やり方も分からず、初めて握ったかぎ針の時から（本、知人、母、祖母）に教わり、見様見真似で本を参考に編んでみたりしてきたはず。
きっと、その時は、”コピー”ではなく”参考”だったはず！
その”参考”が、その後、自分の作るものにどう活かされているか、
自分がこの技術を使えるのは、”参考”を考えてくれた人や、編集・出版社のお陰！
（一冊の編み本が世に出るまでには多くの人達の仕事によるものです）
それに敬意を払えば、出来あがったものがオリジナルかコピーかは、実は、
「作った本人」が一番分かるのではないでしょうか？
子供は、大人の真似して、覚えて成長してくる。
でも、そうして大人になった私達は自分の頭を使って考えなきゃいけない。
それぞれの人生で感じてきた中で、共感や敬意、継承と伝承、
「コピー」と「パロディ」、「オマージュ」、「オリジナル」の違い。
自分の中でしっかり意見を持っている上で、「オリジナルを作る！」という心意気でしたら、わざわざ同じような作品が無いか調べて作り始めたりなどあまり不安にならなくても大丈夫だと思います。
それと、やはり編み物歴が長い方には、見てすぐに「オリジナルか、コピーか」はすぐ分かってしまうものです。
そして作品には、必ず、作り手の精神性が出ます。
そこで自分らしさをどれだけ持って、表現しているか。
それが”あなたのオリジナル性では？”と私は思います。
どなぁ さんのオリジナルを追及して、いつか作品を見れる日を楽しみにしています！頑張って
BAN!BANg!! さん、貴重で分かりやすい情報有難うございます
編み物の著作権に関しては、
●古来から伝統として編み繋がれ、残ってきているもの
●近年、多くの人に編まれ、着々と”定番”になってきた編み方
●技法・編み方の新たな組み合わせ、個性的なデザインなど
簡単に分けても、その方向性は多種多様ですものね。
簡単で定番なもの、って以外に「目からウロコ的」でも、多くの方に編まれ、デザインとして定着する反面、著作権の主張は難しいという面もあるようですね。（少し変な話ですが。。。）
もし個性的なものでも、「既にある物との比較」は突き詰めるとBAN!BANg!! さんのおっしゃる様に本当に線引が難しいようですね。
（気になる方は・・・
参考資料： インターネット検索で、”編み図””著作権”や、”編み物”と入力すると色々出てきます）
「実用書の著作権はデザイン、文章や図、写真などにあるようです。 」に関しては、投稿＜2＞に書きました通り、
＞それには、デザイン、写真、文章に関して定められていることが多いそうですが、
●「「無断転写、コピーの禁止、営利目的の使用は禁じられています」 など、
出版側で転記禁止や、作品とデザイン、編み図について著作権を主張しているものに関しては、侵害された場合、相手に主張できるようです。
やはり要になるのは、●個人使用目的か、●商用か、●個人使用でも、「ネットやmixi、ブログなどで（不特定多数に対して編み図をOPENにした為）本の売れ行きに差し支えがある場合などと見なされる要因があった場合は、やはり侵害と見なされるケースが多いようですね。（これは考えても分かることですが。。。）
手書きに関してはOKかもしれませんが、何にしろ、”それをどういう目的で使用するか”という点が明暗を分けますね。
最近、問題となっている多くは、個人の方が出版本を使用した作品を製作し”委託販売”や、”ネットショップでの販売”が多いそうで、殆どの方は「知らなかった」という意見が多いそうですが、「知らなかった」では済まされないので、編み物を愛される方には、少しでも現状を知って頂けたらと思います。
また、近年は大手アパレルさんが、新刊をチェック、そのまま編み図を使用し、製作の発注。自分のブランドのタグを付けて販売。というトラブルも後を絶たないようです。（安易すぎますよね。。。でも実際の話です。）
（この場合、”著作権侵害”と場合によっては、”不正競争防止法違反”の点からも主張を考えられるそうです）※詳しくは法律に詳しい方にご相談下さい。
余談ですが、著作権侵害の賠償請求は、相手の利益が請求額になるそうです。
こういう企業が出てきてしまうと、安価での販売＝自分で製作しなくて安く買う＝本が売れない＝作家・出版社がなくなる＝いい編み物作品が見れなくなる。という”編み物好き”に対して、自社の利益だけしか見ない企業によって悪循環を生み、更に、安価で製作・販売されるものは、賃金の安い工場で環境汚染をしながら生産され、愛着のない流行遅れと共にゴミになっていく。。。
著作権の話から少しそれましたが、購入するということは、その会社をサポートする事に繋がるので、著作権同様、”購入する”という行為に関して無頓着では居られない気がします。
編み物の著作権に関しては、
●古来から伝統として編み繋がれ、残ってきているもの
●近年、多くの人に編まれ、着々と”定番”になってきた編み方
●技法・編み方の新たな組み合わせ、個性的なデザインなど
簡単に分けても、その方向性は多種多様ですものね。
簡単で定番なもの、って以外に「目からウロコ的」でも、多くの方に編まれ、デザインとして定着する反面、著作権の主張は難しいという面もあるようですね。（少し変な話ですが。。。）
もし個性的なものでも、「既にある物との比較」は突き詰めるとBAN!BANg!! さんのおっしゃる様に本当に線引が難しいようですね。
（気になる方は・・・
参考資料： インターネット検索で、”編み図””著作権”や、”編み物”と入力すると色々出てきます）
「実用書の著作権はデザイン、文章や図、写真などにあるようです。 」に関しては、投稿＜2＞に書きました通り、
＞それには、デザイン、写真、文章に関して定められていることが多いそうですが、
●「「無断転写、コピーの禁止、営利目的の使用は禁じられています」 など、
出版側で転記禁止や、作品とデザイン、編み図について著作権を主張しているものに関しては、侵害された場合、相手に主張できるようです。
やはり要になるのは、●個人使用目的か、●商用か、●個人使用でも、「ネットやmixi、ブログなどで（不特定多数に対して編み図をOPENにした為）本の売れ行きに差し支えがある場合などと見なされる要因があった場合は、やはり侵害と見なされるケースが多いようですね。（これは考えても分かることですが。。。）
手書きに関してはOKかもしれませんが、何にしろ、”それをどういう目的で使用するか”という点が明暗を分けますね。
最近、問題となっている多くは、個人の方が出版本を使用した作品を製作し”委託販売”や、”ネットショップでの販売”が多いそうで、殆どの方は「知らなかった」という意見が多いそうですが、「知らなかった」では済まされないので、編み物を愛される方には、少しでも現状を知って頂けたらと思います。
また、近年は大手アパレルさんが、新刊をチェック、そのまま編み図を使用し、製作の発注。自分のブランドのタグを付けて販売。というトラブルも後を絶たないようです。（安易すぎますよね。。。でも実際の話です。）
（この場合、”著作権侵害”と場合によっては、”不正競争防止法違反”の点からも主張を考えられるそうです）※詳しくは法律に詳しい方にご相談下さい。
余談ですが、著作権侵害の賠償請求は、相手の利益が請求額になるそうです。
こういう企業が出てきてしまうと、安価での販売＝自分で製作しなくて安く買う＝本が売れない＝作家・出版社がなくなる＝いい編み物作品が見れなくなる。という”編み物好き”に対して、自社の利益だけしか見ない企業によって悪循環を生み、更に、安価で製作・販売されるものは、賃金の安い工場で環境汚染をしながら生産され、愛着のない流行遅れと共にゴミになっていく。。。
著作権の話から少しそれましたが、購入するということは、その会社をサポートする事に繋がるので、著作権同様、”購入する”という行為に関して無頓着では居られない気がします。
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