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開催終了「ニット&ウール」展 −スウェーデンから届いた2つの物語

詳細

2011年04月01日 09:32 更新

開館時間
平日:9:00-17:30 (12:30-13:30は昼休みのため閉館)

ブリットマリー・クリストッフェションは、スウェーデンに残る伝統ニットパターンを記録し、25年前にそれらを様々な形で紹介しました。その記録の一部は、当時スウェーデンで企画された巡回ニット展「古いパターン、新しいセーター、世界のニットテクニック」でも紹介されました。手編みへの関心が高まる今、それらの貴重な伝統ニットパターンを再びご紹介する良い機会だと思います。また1980年から1990年にかけて、ブリットマリーはその記録したパターンからインスピレーションを得て、新しいセーターをデザインしました。今回の展示ではそれらのセーターの一部も併せてご覧いただきます。この展示を通して編み物に興味をお持ちの皆様に、インスピレーションや参考になるアイデアをお伝えできたらと思います。

ボリエ・ノールベリーとウッラカーリン・ヘルステンは30年前、スウェーデンの首都ストックホルムと第二の都市イェテボリーのほぼ中間に位置するエーデスヘーグ町郊外の田舎に、オステルヨートランド羊毛紡績工房を開設しました。工房では紡績機ジェニーで毛糸を紡ぎ、伝統技術に基づいて杼(ひ)を使うジャガード織機で毛布を織っています。展示ではオステルヨートランド羊毛紡績工房がこれまでたどってきた歴史、そしてクオリティーやデザインを重視して手掛けてきたプロジェクトなど、オステルヨートランド羊毛紡績工房の横顔をご紹介いたします。そして草原に放牧されている羊から毛を刈り取り、毛布ベエェBääという製品が出来上がるまでのプロセスを映画でご覧いただきます。自らの仕事を通して、絶滅の危機に瀕している手工芸産業の活性化に寄与し、スウェーデンの文化遺産を守るよう心掛ける羊毛紡績の仕事を是非ご覧ください。

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  • 2011年04月01日 (金) 21日まで延期
  • 東京都 スウェーデン大使館内ギャラリー
  • 2011年04月01日 (金) 締切
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参加者
1人