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コメント(12)
周瑜について正史を読んでみました！（遅
周瑜は廬江（ろこう）郡の舒（じょ）の人である。
従祖父（父の同姓の従兄弟（いとこ））とその息子が共に大尉に任ぜられた。
つまり周瑜は、後漢以来の名家らしいです。
周瑜は成人すると立派な風采をそなえた。
孫堅が董卓討伐に向かうとき、家族を舒に移住させた。
そのとき、周瑜と孫策は同い年であったから、2人は特別に親しい交わりを結んだ。
周瑜の従父（おじ）の周尚が丹楊（たんよう）太守に任ぜられると、そのご機嫌伺いに出かけた。
ちょうどそのころ孫策は長江を東に渡ろうと歴陽まで軍を進めており、そのことを周瑜に知らせた。
周瑜は兵士を引き連れ孫策を出迎えた。
※歴陽と丹陽が近いってことです。
周瑜はそのまま孫策の元について、次々撃破し、劉繇（りゅうよう）は逃亡した。
そのとき孫策軍は数万に達した。
孫策は周瑜に丹楊を守るように言った。
袁術が袁胤を丹楊太守として送ってくると、周尚と周瑜は寿春に戻った。
袁術は周瑜を配下にしたかったが、周瑜は袁術が失敗すると見通して、居巣の長になりたいと言った。
袁術がそれを認め、周瑜は居巣から呉に戻った。
孫策はみずから周瑜を出迎え、建威中郎将に任じ、兵2500と騎馬50匹を与えた。
このとき198年、周瑜24歳。
街のものは周瑜を周郎（周の若君）と呼んだ。
それからしばらくして、孫策が荊州の奪取を企てると、周瑜を中護軍（軍の長官の1人）に任じて、江夏太守にし、周瑜は孫策に従って[白完]（かん。漢字でませんでした。。。）を攻め、これを落とした。
このとき、喬公の2人の娘を捕虜とし、姉を孫策が、妹を周瑜が妻にした。
※この喬公は小説等では大尉の喬玄と言われている？が、それは疑わしいとのこと。実際はその土地の有力者だと考えるのだ自然らしい。
200年に孫策死去。
202年、曹操が孫権に息子を人質として送ってくるように言って来た。
周瑜はそれに反対し、孫権の母も反対した。
208年、曹操が荊州に侵攻すると、劉��は降伏した。
曹軍は荊州の水軍とあわせて数十万となり、呉の将士はそれを聞いて恐れを抱いた。
で、小説のとおり話は進みます。
小説では孔明がもう一度孫権を説得しに行くよう周瑜に言って、周瑜は孫権がまだ勝てないのではないかと不安を持っていることを知り･･･孔明暗殺を企む、という流れですが、周瑜の伝を読む限り孔明は一切出てきません。
ちなみに、曹操軍は80万と言っているが、実際の兵力は直属が15,6万、荊州の水軍が7,8万らしいです。
周瑜は廬江（ろこう）郡の舒（じょ）の人である。
従祖父（父の同姓の従兄弟（いとこ））とその息子が共に大尉に任ぜられた。
つまり周瑜は、後漢以来の名家らしいです。
周瑜は成人すると立派な風采をそなえた。
孫堅が董卓討伐に向かうとき、家族を舒に移住させた。
そのとき、周瑜と孫策は同い年であったから、2人は特別に親しい交わりを結んだ。
周瑜の従父（おじ）の周尚が丹楊（たんよう）太守に任ぜられると、そのご機嫌伺いに出かけた。
ちょうどそのころ孫策は長江を東に渡ろうと歴陽まで軍を進めており、そのことを周瑜に知らせた。
周瑜は兵士を引き連れ孫策を出迎えた。
※歴陽と丹陽が近いってことです。
周瑜はそのまま孫策の元について、次々撃破し、劉繇（りゅうよう）は逃亡した。
そのとき孫策軍は数万に達した。
孫策は周瑜に丹楊を守るように言った。
袁術が袁胤を丹楊太守として送ってくると、周尚と周瑜は寿春に戻った。
袁術は周瑜を配下にしたかったが、周瑜は袁術が失敗すると見通して、居巣の長になりたいと言った。
袁術がそれを認め、周瑜は居巣から呉に戻った。
孫策はみずから周瑜を出迎え、建威中郎将に任じ、兵2500と騎馬50匹を与えた。
このとき198年、周瑜24歳。
街のものは周瑜を周郎（周の若君）と呼んだ。
それからしばらくして、孫策が荊州の奪取を企てると、周瑜を中護軍（軍の長官の1人）に任じて、江夏太守にし、周瑜は孫策に従って[白完]（かん。漢字でませんでした。。。）を攻め、これを落とした。
このとき、喬公の2人の娘を捕虜とし、姉を孫策が、妹を周瑜が妻にした。
※この喬公は小説等では大尉の喬玄と言われている？が、それは疑わしいとのこと。実際はその土地の有力者だと考えるのだ自然らしい。
200年に孫策死去。
202年、曹操が孫権に息子を人質として送ってくるように言って来た。
周瑜はそれに反対し、孫権の母も反対した。
208年、曹操が荊州に侵攻すると、劉��は降伏した。
曹軍は荊州の水軍とあわせて数十万となり、呉の将士はそれを聞いて恐れを抱いた。
で、小説のとおり話は進みます。
小説では孔明がもう一度孫権を説得しに行くよう周瑜に言って、周瑜は孫権がまだ勝てないのではないかと不安を持っていることを知り･･･孔明暗殺を企む、という流れですが、周瑜の伝を読む限り孔明は一切出てきません。
ちなみに、曹操軍は80万と言っているが、実際の兵力は直属が15,6万、荊州の水軍が7,8万らしいです。
ここまではどうでもいいというか、おそらく知りたいことの半分も無いと思います。
はたして周瑜は孔明に知略で負けて死んだのか！？
続きです。
面倒なので（ぇ）、省略しながら話を進めます。
赤壁で勝つ。
赤壁については曹操の伝（伝でなく紀と言うんですが、分かりやすくするため伝と書きました）でも劉備の伝でも諸葛亮の伝でも孫権の伝でも、というか係わり合いのある人全員の伝で出てくる話（のはず）なので、周瑜伝にはあまり詳しく書いてないんですが、まぁ正史も小説も火攻めで勝つということに変わりないので省略します。
周瑜は程普と共に南郡まで兵を進め曹仁と対決。
戦う前に甘寧を夷陵の占領に向かわせ、曹仁が別働隊を派遣して甘寧を包囲。
周瑜は呂蒙の意見を採用し、凌統を留めて自身で救援に。
甘寧の包囲が解けると、曹仁軍と正面からのぶつかり合い。
周瑜は自ら敵陣に乗り込んだが、流れ矢が左の鎖骨に命中、その傷がひどかったため、味方の陣に引き上げ。
曹仁はそれを聞いて兵を率いて呉の陣営に迫る。
周瑜はそれを聞いて、自ら励まして立ち上がり、軍を閲見して味方を奮い立たせた。
曹仁はそれを見て、そのまま兵を退かせた。
※たしか小説だと曹仁が周瑜を挑発、周瑜がその手に乗って血を吐いて死んだふりをして、棺を運ばせ、曹仁がそこを攻めてきたとき伏兵で撃退･･･という流れだったような。
で、荊州を攻め取ったかどうか肝心な部分が欠落してるんですが･･･
本のまま続けます。
孫権は周瑜を偏将軍に任じて、南郡太守にし（ってことは曹仁を撃破したということかな？）、江陵に駐屯させた（いつ江陵取ったの？）。
劉備は、左将軍として荊州の牧の職務にあたり、公安にその幕府を置いた。
劉備が京までやってきて孫権に目通りしたとき、周瑜は「劉備はいつまでも人の下に屈している人物ではないから酒と女漬けにして･･･（小説の話）、関羽、張飛を別々のところに配属して手足として使えば天下統一も夢ではない。もし領土を与え3人一緒にするといつまでも池中に留まってはいないでしょう」と話した。
孫権は曹操北方にあることから、できるだけ多くの英雄を手なずけなければならぬと考え、また一方、劉備はどんなことをしても結局は自分のもとを離れていくだろうと考え、周瑜の進言をいれなかった。
全然小説と違いますね。
小説では劉備が荊州を横取り？して、孫権ともめるのに、正史だと劉備はあたかもまだ「家来」として使われ、領土も持っていたわけではなさそうです。
酒と女漬けも実行に移されてはいないし･･･
周瑜は、益州を取ることを考え、孫権に孫瑜と共に益州を奪取することを認めてもらうように進言した。
孫権はそれを認め、周瑜は江陵に戻って遠征の準備に取り掛かろうとしたが、途中病気を発し、死去した。
そのとき36歳。
周瑜はおおらかな性格で度量があり、多くの人の心をつかんだが、ただ程普とだけは仲が悪かった。
のちに程普は周瑜に心服し、親しむと同時に尊敬するようになるが。
はじめ曹操は周瑜が若いのに優れた才能があることを聞き、蒋幹をやって説き伏せようとした。
※蒋幹は小説等ではひどい役回りですが、正史によると「立ち振る舞い堂々としており、才気があって弁舌がたつことで評判があり、長江、淮水（わいすい）一帯で並ぶものもなく、誰も彼の弁舌に受け答えできなかった」らしいです。
蒋幹が周瑜のもとに行くと、周瑜は大体小説の通りな感じで話すんですが、蒋幹はそれを聞いてただ笑うばかりで何も話さなかったと。
蒋幹は戻ると、周瑜には大きな度量と高い精神的風貌とが備わり、言葉によって孫権との仲を裂くことはできないと賞賛した。らしい。
周瑜は音楽にも精通していた。
小説にもそんな話ありましたね。
これくらいかな。
劉備について興味深い話が出てきたんで、劉備は本当に孫権の部下として赤壁に参加したのかいつか調べてみますね。
諸葛亮が全く話に絡んでこなかったのも不思議。
でも諸葛亮は伝自体簡素で、「軍略家としてより政治家として秀でていた」みたいに書かれているくらいだから調べようがないんですよね･･･
はたして周瑜は孔明に知略で負けて死んだのか！？
続きです。
面倒なので（ぇ）、省略しながら話を進めます。
赤壁で勝つ。
赤壁については曹操の伝（伝でなく紀と言うんですが、分かりやすくするため伝と書きました）でも劉備の伝でも諸葛亮の伝でも孫権の伝でも、というか係わり合いのある人全員の伝で出てくる話（のはず）なので、周瑜伝にはあまり詳しく書いてないんですが、まぁ正史も小説も火攻めで勝つということに変わりないので省略します。
周瑜は程普と共に南郡まで兵を進め曹仁と対決。
戦う前に甘寧を夷陵の占領に向かわせ、曹仁が別働隊を派遣して甘寧を包囲。
周瑜は呂蒙の意見を採用し、凌統を留めて自身で救援に。
甘寧の包囲が解けると、曹仁軍と正面からのぶつかり合い。
周瑜は自ら敵陣に乗り込んだが、流れ矢が左の鎖骨に命中、その傷がひどかったため、味方の陣に引き上げ。
曹仁はそれを聞いて兵を率いて呉の陣営に迫る。
周瑜はそれを聞いて、自ら励まして立ち上がり、軍を閲見して味方を奮い立たせた。
曹仁はそれを見て、そのまま兵を退かせた。
※たしか小説だと曹仁が周瑜を挑発、周瑜がその手に乗って血を吐いて死んだふりをして、棺を運ばせ、曹仁がそこを攻めてきたとき伏兵で撃退･･･という流れだったような。
で、荊州を攻め取ったかどうか肝心な部分が欠落してるんですが･･･
本のまま続けます。
孫権は周瑜を偏将軍に任じて、南郡太守にし（ってことは曹仁を撃破したということかな？）、江陵に駐屯させた（いつ江陵取ったの？）。
劉備は、左将軍として荊州の牧の職務にあたり、公安にその幕府を置いた。
劉備が京までやってきて孫権に目通りしたとき、周瑜は「劉備はいつまでも人の下に屈している人物ではないから酒と女漬けにして･･･（小説の話）、関羽、張飛を別々のところに配属して手足として使えば天下統一も夢ではない。もし領土を与え3人一緒にするといつまでも池中に留まってはいないでしょう」と話した。
孫権は曹操北方にあることから、できるだけ多くの英雄を手なずけなければならぬと考え、また一方、劉備はどんなことをしても結局は自分のもとを離れていくだろうと考え、周瑜の進言をいれなかった。
全然小説と違いますね。
小説では劉備が荊州を横取り？して、孫権ともめるのに、正史だと劉備はあたかもまだ「家来」として使われ、領土も持っていたわけではなさそうです。
酒と女漬けも実行に移されてはいないし･･･
周瑜は、益州を取ることを考え、孫権に孫瑜と共に益州を奪取することを認めてもらうように進言した。
孫権はそれを認め、周瑜は江陵に戻って遠征の準備に取り掛かろうとしたが、途中病気を発し、死去した。
そのとき36歳。
周瑜はおおらかな性格で度量があり、多くの人の心をつかんだが、ただ程普とだけは仲が悪かった。
のちに程普は周瑜に心服し、親しむと同時に尊敬するようになるが。
はじめ曹操は周瑜が若いのに優れた才能があることを聞き、蒋幹をやって説き伏せようとした。
※蒋幹は小説等ではひどい役回りですが、正史によると「立ち振る舞い堂々としており、才気があって弁舌がたつことで評判があり、長江、淮水（わいすい）一帯で並ぶものもなく、誰も彼の弁舌に受け答えできなかった」らしいです。
蒋幹が周瑜のもとに行くと、周瑜は大体小説の通りな感じで話すんですが、蒋幹はそれを聞いてただ笑うばかりで何も話さなかったと。
蒋幹は戻ると、周瑜には大きな度量と高い精神的風貌とが備わり、言葉によって孫権との仲を裂くことはできないと賞賛した。らしい。
周瑜は音楽にも精通していた。
小説にもそんな話ありましたね。
これくらいかな。
劉備について興味深い話が出てきたんで、劉備は本当に孫権の部下として赤壁に参加したのかいつか調べてみますね。
諸葛亮が全く話に絡んでこなかったのも不思議。
でも諸葛亮は伝自体簡素で、「軍略家としてより政治家として秀でていた」みたいに書かれているくらいだから調べようがないんですよね･･･
読んだのに書くの忘れてた･･･
龐統は襄陽郡の人である。
若い頃地味でもっさりしていたので（もっさりって何･･･）、まだ評価するものがいなかった。
20歳のとき司馬徽に会い、司馬徽に高く評価されたことからしだいに有名になった。
龐統は人物評価が好きだった。
諸葛亮が臥龍、龐統は鳳雛、司馬徽は水鏡であるというのは、みな龐徳公の言葉である。
龐徳は襄陽郡の人であった。
龐統は龐徳の従子（おい）である。
※この龐徳という人物、まさかあの龐徳？と思って調べたら、違いました。
馬超と一緒にいた龐徳は、正しくは龐悳と書くようです。
生まれも南安郡で、龐徳公とは違いますねｗ
で、大事な赤壁の話なんですが･･･
なんと龐統の伝には全く載ってませんでした^^;
そこで曹操の伝「武帝紀第一」をちょっと読んでみました。が･･･
だめだこりゃ、ものすごい簡素で赤壁の戦いのことが全然分かりません^^;
劉備の伝を見てみました。笑
赤壁において曹軍の軍船を燃やしたのは事実のようです。
しかし、それで決定的な勝利をつかんだというよりは、その後曹軍で疫病が流行し、死者が多数出たため、撤退したようです。
ま、武帝紀には劉備に敗れ、とあり、劉備の伝では周瑜に任せていた、とあり、孫権の伝では劉備と共同で･･･って何が正しいのか分からない状況に^^;
しかも孫権の伝では曹操を徹底的に打ち破ったと･･･
そして「曹操は残った船に火をつけ、兵をまとめて撤退した」
おかしいでしょ･･･火計じゃなかったの？
まぁ、どうやら疫病ってのは本当みたいです。
「士卒たちは飢えて病気にかかり、その大半が死亡した」とあります。
結局龐統は何をしていたのかという問題は解決できませんでしたが･･･
龐統が劉備の元に仕官に行った話は割愛。
小説、漫画でおなじみなので。
蜀に攻め入る話もほぼ小説の通りです･･･
上策･成都に攻め入る、中策･楊懐と高沛を捕らえて白水関を占領する、下策･一度帰る、の3択もあります。
行く先々で勝利を収め、宴会を催して「今日の集まりは、実に楽しい」と言うと、龐統は「他人の国を征伐してそれを喜んでいるのは仁者のいくさではありません」と答えた。･･･
小説にあった話です。
劉備が激怒して龐統を退室させる、劉備が後悔して呼び戻す･･･といった流れです。
他人の国を征伐して喜んでいるという話が広まるとよくない、ということで龐統は諫言したようです。
進軍して雒（らく）県を包囲した。
龐統は軍勢を率いて城を攻撃したが、流れ矢に当たってなくなった。
そのとき36歳。
なんとこれで龐統の伝は終わりです。
これが鳳雛か･･･というくらい活躍の場がないです。
正史では赤壁での活躍はゼロ、蜀攻略では最初に3つの策を進言しただけ、という描かれ方ですね。
これじゃ参考にならないと思いますが･･･
自分の力不足で申し訳ないm(_ _)m
龐統は襄陽郡の人である。
若い頃地味でもっさりしていたので（もっさりって何･･･）、まだ評価するものがいなかった。
20歳のとき司馬徽に会い、司馬徽に高く評価されたことからしだいに有名になった。
龐統は人物評価が好きだった。
諸葛亮が臥龍、龐統は鳳雛、司馬徽は水鏡であるというのは、みな龐徳公の言葉である。
龐徳は襄陽郡の人であった。
龐統は龐徳の従子（おい）である。
※この龐徳という人物、まさかあの龐徳？と思って調べたら、違いました。
馬超と一緒にいた龐徳は、正しくは龐悳と書くようです。
生まれも南安郡で、龐徳公とは違いますねｗ
で、大事な赤壁の話なんですが･･･
なんと龐統の伝には全く載ってませんでした^^;
そこで曹操の伝「武帝紀第一」をちょっと読んでみました。が･･･
だめだこりゃ、ものすごい簡素で赤壁の戦いのことが全然分かりません^^;
劉備の伝を見てみました。笑
赤壁において曹軍の軍船を燃やしたのは事実のようです。
しかし、それで決定的な勝利をつかんだというよりは、その後曹軍で疫病が流行し、死者が多数出たため、撤退したようです。
ま、武帝紀には劉備に敗れ、とあり、劉備の伝では周瑜に任せていた、とあり、孫権の伝では劉備と共同で･･･って何が正しいのか分からない状況に^^;
しかも孫権の伝では曹操を徹底的に打ち破ったと･･･
そして「曹操は残った船に火をつけ、兵をまとめて撤退した」
おかしいでしょ･･･火計じゃなかったの？
まぁ、どうやら疫病ってのは本当みたいです。
「士卒たちは飢えて病気にかかり、その大半が死亡した」とあります。
結局龐統は何をしていたのかという問題は解決できませんでしたが･･･
龐統が劉備の元に仕官に行った話は割愛。
小説、漫画でおなじみなので。
蜀に攻め入る話もほぼ小説の通りです･･･
上策･成都に攻め入る、中策･楊懐と高沛を捕らえて白水関を占領する、下策･一度帰る、の3択もあります。
行く先々で勝利を収め、宴会を催して「今日の集まりは、実に楽しい」と言うと、龐統は「他人の国を征伐してそれを喜んでいるのは仁者のいくさではありません」と答えた。･･･
小説にあった話です。
劉備が激怒して龐統を退室させる、劉備が後悔して呼び戻す･･･といった流れです。
他人の国を征伐して喜んでいるという話が広まるとよくない、ということで龐統は諫言したようです。
進軍して雒（らく）県を包囲した。
龐統は軍勢を率いて城を攻撃したが、流れ矢に当たってなくなった。
そのとき36歳。
なんとこれで龐統の伝は終わりです。
これが鳳雛か･･･というくらい活躍の場がないです。
正史では赤壁での活躍はゼロ、蜀攻略では最初に3つの策を進言しただけ、という描かれ方ですね。
これじゃ参考にならないと思いますが･･･
自分の力不足で申し訳ないm(_ _)m
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