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おねしょしちゃう(´д`;)コミュの江戸の下半身事情

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永井義男著の「江戸の下半身事情」を読みました。

ダイヤ小便組の退治

妾は女の職業であり、口入屋を通して奉公先を決めていた。
若くて美貌の女が妾奉公を望んでいる。大店の主人は女をひと目見るや気に入り、高額の前金を出して契約を結んだ。
別宅を借り受け、同棲を始める。ところが、女には思いがけない悪癖があった。なんと、毎晩寝小便をするのだ。旦那も、これには閉口した。
「これは、あたくしの病でございます。しないようにしようとしているのですが、どうしても治りません。」
妾が、泣きながら謝ると、旦那も叱ったり責めたりできなかった。病気とあればしかたない。旦那の側からの契約破棄だし、前金を返せとは言いにくい。大損である。
暇を出された女は素知らぬふりをして、別な奉公先を探す。
もちろん、先方から暇を出されるようわざと寝小便していたのだ。
この評判は小便組と呼ばれて評判になり、あちこちで真似をする女が続出した。
ある旦那が妾をかこったところ、寝小便の癖がある。
「ははん、例の小便組だったか」
自分が騙されたことを知ったが、このまま金を失うのは悔しい。
そこで、旦那はひそかに医者に相談し、妾に、「おまえの病気が不憫でならぬ」と言う。そこで、やおら医者が登場し、「寝小便を治すツボがありましてな。そこに灸をすえればいっぺんに治りまするぞ」
妾は、狼狽しつつもいまさら逃げ隠れ出来ず、やむを得ず灸の療治を受けることのなる。下腹部にモグサを鶏卵大に盛り上げ火を付けた。火がじわじわと下に下りていく。まさに炎熱地獄である。
妾もその苦悶に耐えられず、許しを請う。
「熱い、熱い、これでh焼け死んでしまいます。勘弁してください」
その日から寝小便はピタリとやんだ。
この対応策がぱっと広まり、あちこちで旦那は妾が寝小便をすると、下腹部に巨大な灸をするようになった。以来、さしもの小便組もピタリと終息したという。

ダイヤ感想
私自身寝小便が治らず、子供のころに祖母に灸をすえられた経験があり、熱くて怖かった思い出があるので状況が想像できましたあせあせ(飛び散る汗)
わざとするという経験がないので、生活していくためとはいえ、江戸女としたたかさに驚きました。
でもでも、初対面の男性の前で毎晩寝小便というんpは、顔から火が出るほど恥ずかしいダッシュ(走り出す様)ような気が・・・。
そのあとの、旦那と医者のやりとりも機知が飛んでいて面白かったです。

みなさんは、どんな感想をお持ちでしょうか?

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