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ART REVIEW -Style Y2-コミュの東郷 青児

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大正・昭和の美術界をリードして広く大衆に愛された画家、東郷 青児。
「帝王」と呼ばれ仁科会のトップとして長く日本の美術界の発展に
帰依された方です。

独特な画風は時に「通俗的過ぎる」との批評もありましたが
その洗練された表現力には目を見張るものがあります。
柔らかな曲線。ギリギリまで落とした色数。
それによって描かれるデフォルメされた造形。

「僕は座り心地の悪い理論の椅子を古道具屋に売り払ってしまった」

そんな言葉通り理論ではなく自分の信ずるままに理想を追い求めた
彼の芸術へのこだわりが作品からは受け取ることができます。

コメント(2)

「望郷」(1959年・写真左)
数多くの作品を世の中に輩出してきた東郷画伯の代表作。
遺跡の前でポーズをとるかのような一人の女性。
曲線美というのでしょうか。
しなやかなディティールが女性的な美しさを表現していると思います。
スカーフが微妙に風に舞っているのが印象的です。

「ヴァンスの女」(1972年・写真右)
これは水彩の作品。
同画伯の作品と言うとどうしても上のような作品のイメージが強いのですが
こういった絵も描かれるんです。
水彩独特の柔らかいタッチで描かれた微妙なグラデーションが
雰囲気を醸し出しています。
油彩とはまた違った魅力ですね。
大きく描かれた女性の瞳からは何か自己主張のようなものさえ感じます。



やはり東郷画伯の作品が一番多く観賞できるのはココ。
彼のコレクション200点を中心に日本内外作家の作品250点を展示しています。

☆損保ジャパン東郷青児美術館☆
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/
その時代の日本人の作品とは思えないよね。
すげー西洋チックなタッチだし、まさに日本の美術界の革命児だったのかな。
左の絵の首のラインなんか、すげーおもしろい。
女性の美を強調してるのかな。
右の絵もそうだけど、ホント女性のキレイなとこをうまく表現してるよね。
スバラシイ。

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