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ART REVIEW -Style Y2-コミュの竹内 栖鳳

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『東の大観 西の栖鳳』と称される京都画壇の大家、竹内 栖鳳。
昔から「東男に京女」と言われるように理想化されてきた京の女性。
そんな京美人を描いたのがこの作品。
あでやかな着物を身にまとい趣のある京扇子で顔を隠した舞妓さん。
その着物の美しさに目をみはられるのはもちろんですが
やっぱり気になるのはその演出方法。
あえて顔を描かずに後ろ姿でその全てを表現したところに
センスを感じます。

以前に私が京都に行ったときに東山のとあるレストランに入ったときのこと。
そのときそのレストランに飾られていたのがこの作品の版画でした。

『舞妓さん綺麗ですね』
『竹内 栖鳳はん言いはるんですよ。ええ感じでしょう』

お店の方とお客さんがこの絵を観て和やかに話していたのが
今でも懐かしく思い出されます。


この作品は高島屋資料館所蔵なので高島屋のイベントなどでも
よくお目にかかれます。
もし機会があったら足を運ばれてみてはいかがでしょう。

☆高島屋資料館☆
http://www.takashimaya.co.jp/corp/ci/shiryou/main.html

コメント(1)

うなじと首の傾き加減、かなり絶妙じゃない?
あと、この背景色を使ってるから、女性の鮮やかさが引き立つよね。
ってか、俺、感覚だけでしゃべってるから、気にしないでねーw

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