ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

戦乙女を讃える会コミュの支配からの卒業

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今週号のヤングサンデーは、本人たちはそのことに気付いていないかも知れないが、実に有意義な仕事をした。時代を動かす大事件とは、えてして当事者たちにはその自覚はなく、他者によってしか認識されない、というある歴史学者の言葉が思い起こされる。

今回の巻頭グラビアは、仮面ライダーアギトでのヒロイン役をきっかけに、じわりじわりと知名度をあげてきた秋山莉奈である。

彼女はこの不況の続く出版業界において、かなりのハイペースで写真集を出している。このことからもプロダクション、グラビア関係者の期待の強さの程が窺い知れるというものだ。間違いなく次代のエース候補のひとりであろう。

さて、彼女の最大のセールスポイントはその愛らしいお尻である。諸兄の中にも、『美尻の天使』や『100万ドルのヒップ』等の煽り文句のついたグラビア、又は帯のついた写真集を見たことのある方は多いのではないだろうか?

(ちなみに写真集の帯は注意して見ると面白い。簡単に差し替えがきくので思い切った表現が許され、なかなかに奇天烈なフレーズが載ることがある。帯を集めるコレクターがいるというのもむべなるかな)

今回、ヤングサンデーが彼女に冠したフレーズは『ヒップビューティー』であった。

私はこれを目にしたとき、まずは薄く笑い、そしてしばし考え込み、やがて微かな高揚を覚えた。

これは不当に貶められてきた者の、高らかな解放宣言であったのだ。

女性の身体的な美しさを語る上で、決して欠かすことのできない構成部位であるにもかかわらず、ある理由から不当な扱いを受けているのが尻である。

尻。おしり。臀部。

尻を示す名称はどれも煮え切らない。きっちりと結ばれておらず、どこかにユーモラスな響きを持っている。そのために尻は表現上での活躍を奪われてきた。

(しかし愛好家にはこの親しみやすさ、他のパーツにはない愛嬌こそが魅力となるのだから皮肉なものではある)

尻の美しさを褒める言葉もぱっとしない。せいぜいが美尻だが、美しさの形容というよりは笑いに傾いた言葉である。

敬愛する関根勤氏は『びじり』と呼んで力強さを足している。確かに重みは加わるが、主体となる女性の美しさよりも、客体である男の視線が見えすぎる気がする。篭められた感情が強すぎる。

ヒップという言葉は逆に軽い。女性的に過ぎる。男性が使うには躊躇われる言葉だ。

そこでヒップビューティーである。

この表現は実にいい。適度なユーモアと軽さがあり、そしてストレートに美しさを讃えながら嫌味がない。

秋山莉奈がテレビにゲストとして招かれる場合、司会者に紹介されても視聴者から悪い反応を向けられる心配が要らない。それでいてセールスポイントはきっちりアピールできるのだ。

グラビアは、その煽り文句も一部であることを忘れてはいけない。

ちなみに私の尊敬する友人N氏は、水着や下着から僅かに覗く胸や尻を、ハミ乳や下パイなどと呼ぶことを嫌い、ボーナストラックと名付けていたことを思い出した。




コメント(1)

秋山莉奈はいいね。

ちなみに俺のパソコンでは「あきやまりな」と入力すると「秋山莉奈」と一発で変換される。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

戦乙女を讃える会 更新情報

戦乙女を讃える会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング