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哲学が好きコミュのテラ・フォーミングの倫理(思考実験)

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夢のある思考実験をしませんか。

火星のテラ・フォーミングについてです。
テラ・フォーミングにはいろいろな倫理問題があると思います。カール・セーガンは「なるべく弱い力を用いる」という倫理を持ち出し、バクテリアを散布する案を述べていました。ところがこの案ではとんでもなく長い時間がかかることが分かりました。
そこで、カール・セーガンの倫理を無視して工学的に巨大なエネルギーを使って、温室効果ガスを使って温暖化させる案、何らかの衛星を衝突などさせる案(個人的には水の豊富なエウロパを新しい月にして、火星の公転軌道を少し地球よりにしてはどうかと考えています)も主張されています。

人類が巨大な工学的エネルギーを使うのはなぜいけないとカール・セーガンは説いたのか。
テラ・フォーミングをしたとして人類がそこを汚染する活動を独占し、人類が滅んだあとに生まれるかも知れない知的生命体に資源を遺さなくても良いのか。
などなど。

写真は水があった頃の火星の想像図、重力牽引船、エウロパです。


参考
JAXAテラフォーミング
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/terraforming.html

35億年後、地球が火星と衝突する?パリ天文台が試算
【6月11日 AFP】惑星の軌道のズレが原因で将来、地球が金星か火星と衝突し、太陽系が滅亡する可能性がある――。10日の英科学誌『ネイチャー(Nature)』にこのような研究が発表された。
 ただ、衝突の可能性は2500分の1と極めて低い上、少なくとも今後35億年間は発生しない見込みだという。
http://www.afpbb.com/articles/-/2610502?pid=4251104

”Solar System Builder | National Geographic Channel”
http://channel.nationalgeographic.com/channel/cosmos-a-spacetime-odyssey/interactives/solar-system-builder/

コメント(42)

この問題を少し抽象化を加えるならば、対象の惑星はなにも火星でなくても月でも木星でも
アルファ・ケンタウリなんちゃらでもよく、なんなら、我々が今生きている地球にも適用できる。

つまるところ「人間は、外部世界を、どこまで自分の都合のいいように改変していいか」という
基準はどこにあるかという問題に見える。
または「現役世代はどこまでリソースを食いつぶすのが許されるか」という問題にも。
>人類が滅んだあとに生まれる知的生命体
火星でなくとも、たとえばそう、この地球だって、なんらかの天変地異で現生人類である我々、
ホモサピエンスがいったん滅んで、後にイカだか昆虫だかから進化した知的生命体が
出てくるかもしれない。可能性問題として。そういう「可能性」に対して、我々は
どの程度まで責任を負うべきなのか。
そいつらにどの程度まで「遺産」を残してやるべきなのか、ということじゃなかろうか。

同じ人類であっても、今生きている僕と、遠い未来の「生まれるかもしれない」あるいは「可能性としての
子孫」には時間的なギャップがある。で、現状、僕ら現役世代は化石燃料やら核燃料やら森林資源やら、
とにかくものすんごい勢いで地球の残存エネルギーや利用可能資源を食いつぶしているわけだけど
僕らは、「未来に生まれてくるかもしれない、まだ顔も知らない子供たちやあるいは知的種族」のために
どの程度、現在の浪費や、今やっている、地球環境を激変させるような工業化に歯止めをかけるべきか。
そういうことも言える。

トピックの問題のコア、倫理的な焦点は、テラフォーミングの舞台が火星であるかを問わず、
今生きている我々は、どこまで自分らの都合のいいように外部世界を利用していいか。
あるいは自分らの後に続く「かもしれない」連中のために、どの程度の利用可能なリソースを
残すべきか、というより抽象的で普遍的な論点が見えてくる。

人類、というか現役世代が、自分らのために外部環境を弄り回すのはどのくらいまで許されるか、
あるいは歯止めがあるとしたら、どういう基準があるべきなのか、そういうことじゃなかろうか。
火星でも地球でも、あるいはまだ見ぬフロンティアだとしても。
>テラ・フォーミングをしたとして人類がそこを汚染する活動を独占し、人類が滅んだあとに生まれるかも知れない知的生命体に資源を遺さなくても良いのか。

「汚染する活動」が功績となって逆にその要素から生まれるかもしれない生命体
は一切ない
という前提でしょうか?
それは知的生命体では有り得ないので、仮に生まれるとしても考慮しなくてよい
ということになるのかしら。
テラ・フォーミング自体はいいとして
地球上の生物がどういうプロセスで、またはどこまで
別の地球に移動するのかってのもなんか考えたらわけがわからなくなります。


その時生存が確認された生物全て引っ越すんでしょうか?
それとも選ばれた生物だけが移って、あとの生物は地球に残す?

生態系が活動できる範囲まで引越し先の惑星が仕上がったとして
いつの段階から引っ越し始めるのか?

例えば人類なんかだと、更地から原始的手法?で
みんなして住環境を一斉に作り直すんでしょうか?
それとも誰かが先に、現存に近い住環境を作ってから?
にしても引っ越す各人間がどこに住むように決めていくんでしょうか?
地球で偉かったヒトが従えてるヒトを強制的に
「お前はここ、お前はあそこ」と配置決めして生活させるのでしょうか?
そうではなく「俺はここがいい」「俺はあそこは嫌だ」とか要望を聞いたりして話し合いで決めていく?
それとも争奪戦でもするんでしょうか?
23XX年 火星に移住した人類達は自治を求め地球連邦政府に独立戦争を仕掛けてきた
やっぱガンダムから頭が離れない
>>[16]
ありがとうございます・・・・・・・(・×・)おうまさんだw


ランドラッシュ的に移住が決まるとして
火星に住める:地球にもまだ住める
ならまだいいですけど
火星に住める:地球には住めない(物理的に地殻・気圏が完全崩壊)
の場合だとwそのあたりは壮絶になりそうですね。
もちろん「地球と共に私は死ぬ、何があっても残る」というヒトも一定いるでしょうけど
火星に移住完了(または地球と住み分け)めでたし!となるばかりか
そういった点の折り合いのつけようがなくなり人類同士全面戦争の挙句人間絶滅
なんてことがあったりしないでしょうかと・・・・
いや、充分にありえるとふと考えました。
>>[15]
こういうことを考えると、僕は、人間という種族の悲しさを思います。
ようするに、僕らはちょびっとだけ頭がいいんです。
地球上の他の動物、ライオンとかワニとかカバとか要するに人類以外の高等知性の備わってない
全ての種族は、おそらく、基本的に「その日暮らし」です。彼等は未来を悩みません。
悩み得ません。
種族的な将来どころか、自分の死ぬときでさえ考えてないでしょう。考えるような豪勢な脳機能が備わって
いないからです。その場の恐怖や自分を現在おびやかす直接の危機には反応しますが。
「自分が年取った後」とか「自分の率いる群れは自分の死んだあとどうなってしまうのだろう」なんて
ことは考えることができません。
だから、精一杯生きて、くたばるときがきたらくたばる、それだけです。

ところが、人間は、幸か不幸か、客体化や未来予測や同情などという素晴らしい思考ソフトウェアを
脳の中で走らす器用で不気味なことができてしまう動物です。ようするに、自分が死んだあとの
自分の子孫の暮らしぶりまで心配してやったりします。
古今東西、自分の代で栄華を極めた富豪や王様は、不老不死でも求めない限り、たいてい
自分の死んだ後、自分の子供らが自分の栄華をひきつげるかどうかの心配をするものと
相場が決まっております。そういう物語が東洋にも西洋にも無数に残っております。
もっと器用な脳ともなると自分と自分のDNAを引き継ぐ子孫だけでなく、自分以外の人類、
それどころか自分とセックスしても子孫を残せるはずもない異種族、犬やら猫やら
絶滅しそうなパンダさんやら北極の氷がとけると大変なことになってしまうホッキョクグマさんの
未来まで考えてしまうのです。

精一杯生きるのはもちろんかもしれませんが、自分がくたばった後のことまで心配を
抱え込むようになってしまったのです。
ところが、立派な脳の処理能力も、さすがにそこまでで、そこから完璧に
「こうすれば皆ハッピー」みたいなことを即座に考え付くようなほどの全知全能性はないようです。
ちょびっとだけ頭がいいけど、それによって考えつく苦悩のすべてに対処できるほど
の無限の知能はない。これが、僕らホモサピエンスが苦しむ理由だと思います。
>>[026]
将来地球に住めなくなる時がくるかもしれない
その前提がテラ・フォーミング理論を生み出したのではないのですかね。
少なくとも、単に「もっと人間の為の領土を拡大しよう」という夢や欲だけではないと思います。
それだけなら、地球の中の開拓でまだ片付くところは多大にあるはずではと思いますし。

ですので、その将来とやらがすぐなのか随分先なのかの違いがあるだけであろうと
どちらの前提も考えてみました。


>>[27] 齧ッテさん
仰ってることは「他の生物よりちょっとだけ頭がいいから」のみでしょうか・・・・・。
他トピックで私偶々話題にしているのですが、ミツバチなど
人間が感心するほどの知能を持ち合わせていますし
他にもイルカ・ゴキブリ・脳機能はありませんが植物など
人間の知能を遥かに凌ぐかのような能力を兼ね備えている
と考えられる生物はいくらでも思い浮かべられる。

そうなると他に何かあるのかと考えた際
・優秀と思われる生物と比較しても長寿であること
・優秀と思われる生物と比較しても稼動・行動可能範囲が地球一単位で見て広い
(もちろん人間の場合は、自分自身以外の力を借りての稼動・行動も含みます)
人間の場合はこの二つの方がむしろ、知能以上に群を抜いていると思います。つまり
知能とそれを使える時間と範囲
この三要素を最も兼ね備えているのが人間であるから
仰るような「僕らホモサピエンスが苦しむ理由」に繋がっていくのであると私は考えます。
どんな理由で地球に住めなくなるの?W
>>[035]
なんとか研究開発できるよ♪

地球と宇宙の境目宇宙側で地球の中を冷やしたり暖めたりできる仕掛けをつくればいい(^。^)y-~

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