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W杯2006をシナーで見るかい?コミュのワールドカップこぼれ話01

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第一回:『アドリアーノ(ブラジル)』

たったいま報道ステーシヨンでやっていた。

バスの中、ロッカールーム、サンバを踊る
陽気なセレソンの中、アドリアーノだけは
ひとりうつむき沈黙を守る。

彼が育ったのは、ブラジルでも最も貧しく、危険な
街。ビラ・クルゼイロ。
年間の銃による死亡者8000人。

まさに『シティ・オブゴッド』
撮影の最中も、他所もの(日本のテレビクルー)の侵入を
知らせる爆竹が鳴り響く。

かつてナンバーに掲載されたアドリアーノのインタビュー抜粋

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「楽しいのはサッカーをする事。哀しいのは毎日撃ち合いがあること」

「僕は道端で人が死んでいるのを見たよ」

「僕の友達は手のひらを撃たれたんだ」

「お金を稼いで家族をこの街から救い出したいんだ。アドリアーノみたいに…」

「彼は若くて黒くて大きい、組織からすれば格好の兵隊になる。組織に誘われた事もあるでしょう。多くの友人が死んでるはずです。」

「銃撃戦は新聞に載らないほど日常茶飯事です。もう限界を超えましたよ。信じられないという感性がマヒしてしまってね」

「アドリアーノは奇跡だと思うんです。きっと、組織の人間に間違えられた事もあったでしょう。貧しさもあった。色んな壁を乗り越えて来ている。とにかく、普通に生活することだけが命がけなんです。生き残るだけで、勲章をあげていい。」

「僕は同窓会ができない。多くの友人は殺されたか、刑務所の中か、組織に居る」

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アドリアーノ自身も5才の時、目の前で人が死ぬのを見たり、
父親が流れ弾を頭にくらったり(死ななかったけど)を
目の前で見ていたらしい。

サッカー=生きること。
壮絶。
そんな人達に日本は勝てるのか!?

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