ビルダーバーグ会議コミュのクラウス・クラインフェルド

独シーメンス、元従業員救済へ　譲渡部門すぐ破綻
FujiSankei Business i. 2006/10/9

ドイツの総合電機大手シーメンスが先に台湾メーカーに売却した旧携帯電話機部門の従業員を救済することを決めた。同部門は譲渡後わずか１年で破産に追い込まれたが、失業の危機に直面する元従業員３０００人への支援を求める強い世論に屈し、異例の措置に踏み切った。

同部門は台湾の電子機器メーカー、明基電通（ベンキュー）の子会社となり、事業を継続していたものの、業績不振が続き、最近破産申請した。

批判の矛先はかつての雇用主だったシーメンスに向かった。ベンキューのドイツ人従業員はシーメンスのロゴが入ったシャツを着てデモ行進。また、大衆紙ビルトはシーメンスのクラインフェルト社長がいすにふんぞり返った写真を大きく掲載し、リストラの一方で経営陣の報酬が３０％上がると指弾した。

圧力の高まりに、シーメンスは総額３５００万ユーロ（約５２億５０００万円）の従業員救済基金の設立や再就職支援など各種救済策を打ち出すことに。

「シーメンスのような伝統ある企業は、かつての従業員に特別な責任がある」とメルケル首相。今回の一件で労働者の権利意識が強く、労使協調を重視するドイツ社会の旧来の側面が改めて鮮明になった。（フランクフルト　時事）

http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200610090017a.nwc

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タロウのD通信第68号
―――――　製造業立国の誇りと気概　―――――
http://www.doitsu-tarou.com/ecg/2006/10/d68_583e.html

★ １０月２３日、来日中のクラインフェルドが「世界経営者会議」で講演した。

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シーメンス社長「高齢化や都市化、技術革新で好機に」

独シーメンスのクラウス・クラインフェルト社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は23日午後、第８回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、世界的な潮流として世界人口の増加や高齢・長寿化、都市化が進展していることを指摘したうえで、「こうした地球全体のメガトレンドは日本全体に反映されている」との認識を示した。

クラインフェルト社長は「これらの潮流は追い風になり、成長の機会になる」と前向きな姿勢を見せたうえで「この挑戦に合理的に対応する方法がイノベーションだ」と語った。また、イノベーションが成功するための要件の一つとして「ベストな人材を世界中から集めなければいけない」と話した。

http://www.nikkei.co.jp/hensei/ngmf2006/20061023d3k2300p23.html

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シーメンス社長「Ｍ＆Ａ成功のカギは人材の流出防止」

独シーメンスのクラウス・クラインフェルト社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は23日午後、第８回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、「Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）を成功させるには買収した企業を統合するスキルや、重要な人材を流出させないことが必要だ」と語った。

クラインフェルト社長は「急速な成長のためには、Ｍ＆Ａは無視できない」と指摘。世界中で実施されているＭ＆Ａのうち半分は失敗に終わると話したうえで、「ここ10年間の社内統計をみると、Ｍ＆Ａの成功確率は高まっている」と自信をみせた。

http://www.nikkei.co.jp/hensei/ngmf2006/20061023d3k2300q23.html

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シーメンス社長「経営者育成、多様な経験でいい成果」

独シーメンスのクラウス・クラインフェルト社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は23日午後、第８回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、経営者の育成について「早い時期に多くの経験を与えることができればいい成果を得ることができる」とする一方、「あまりに早く昇進させてしまうと、せっかく習得したスキルも身に付かず、自分の行動に責任がとれなくなる」と語った。

クラインフェルト社長は「個人は仕事を与えられて伸びる。ある種の仕事をきちんと与えて、実績を見守ることが必要だ」と語った。また、「経験から言うと、幹部候補生は新卒入社から早くても10年後に経営陣のレーダースクリーンに入ってくるが、もっと早くレーダーにとらえないと外部に流出してしまうかもしれない」との認識を示した。

http://www.nikkei.co.jp/hensei/ngmf2006/20061023d3k2300r23.html

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シーメンス社長「経営者はグローバル思考を」

独シーメンスのクラウス・クラインフェルト社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は23日午後、第８回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、経営者に求められる資質として「経済がグローバルするなかでは、グローバルに物事を考えられる人材が必要になる」と語った。

クラインフェルト社長は「グローバルに考えるということは、国内市場を無視するということではない」としたうえで、「重要なローカル市場を誰よりもよく理解し、それを土台にグローバルな戦略図を組み合わせる必要がある」と指摘。「幅広い経営の経験が以前よりも重要になってきている」と話した。

http://www.nikkei.co.jp/hensei/ngmf2006/20061023d3k2300s23.html

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第８回日経フォーラム「世界経営者会議」
http://www.nikkei.co.jp/hensei/ngmf2006/

独軍のＩＴ整備、シーメンスとＩＢＭが1兆1000億円で受注
2007年01月05日

【フランクフルト＝後藤未知夫】独シーメンスと米ＩＢＭは独連邦軍向けに非軍事用ＩＴ（情報技術）システムの構築を受注したと発表した。10年契約で総額約71億ユーロ（約1兆1000億円）。連邦軍の既存ソフトウエアを標準ソフトに切り替えるほか、独国内の基地など約1500カ所で使用するパソコン、サーバー、電話などのシステム改良と運用を手がける。

事業推進のための共同出資会社を独政府と設立した。出資比率はシーメンスとＩＢＭが計50.1％、独政府が49.9％で、欧州最大規模の官民一体事業という。(21:00)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070105AT2M2901405012007.html

★「内部クーデター」説も。

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シーメンスのトップに退任要求の声、権力闘争の様相に(4/25)※

不正疑惑に揺れる独シーメンスで、ハインリッヒ・フォン・ピーラー会長の退任からわずか数日後、今度は一部取締役が最高経営責任者（ＣＥＯ）のクラウス・クラインフェルド氏の退任による経営陣刷新を求めていると報じられている。しかし今回の動きは、企業統治のためというより、取締役会の内部クーデターめいたところがある。

取締役会は25日、クラインフェルド氏の今後について決定する予定だ。同氏は、性急で自信過剰のきらいがあるものの、経営成績は優れている。最近回復していた同社の株価は、一部取締役会がクラインフェルドＣＥＯの解任を検討していると示唆されたことで、再び下落した。

性格がどうであれ、クラインフェルド氏の経営手法は、投資家に良い印象を与えている。また、不正支出があったとされる時期に取締役会にも監査役会にも加わっていなかったことも長所だ。一方、来年１月までの任期でピーラー氏の後任として会長に就任する独鉄鋼大手ティッセン・クルップの会長ゲアハルト・クロンメ氏は、長年シーメンスの取締役を務めており、疑惑があったとされる時期にシーメンスの監査委員会の委員長職にあった。

クロンメ氏は、ドイツのコーポレート・ガバナンス規範の立案に関わった人物であり、企業統治の推進者としての評判は高いが、最近の行動は、特に株主に配慮したものとは言えない。さらに、シーメンス会長として、もっと長い任期を希望する意向を見せている。その場合に問題となるのは、影響力を増しているクラインフェルド氏とどう付き合うかということだ。自分の息のかかった人物を任命したがっても不思議はない。

一部の取締役は、シーメンストップの全面的刷新を要求している。しかしそれならば、新しいＣＥＯを迎えるだけではなく、クロンメ氏のように長年取締役を務めていた人物の代わりに、真の部外者を会長に据える必要がある。クロンメ氏が、クラインフェルド氏の今後についての決定に密接に関与するのは当然と言えるだろうが、シーメンスが最も避けるべきは、昔ながらの権力闘争による取締役会の分裂だろう。

（英フィナンシャル・タイムズ特約）

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/20070425NT000Y02025042007.html

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独シーメンス、不正支出事件で社長も引責辞任

【フランクフルト＝後藤未知夫】総合電機大手の独シーメンスは25日、クラウス・クラインフェルト社長（49）が9月末までに退任すると発表した。同社では幹部らの不正支出事件で、前社長のハインリッヒ・フォン・ピーラー監査役会長（66）も退任。経営トップの引責辞任で信頼回復を目指す。

同日開いた監査役会で、新監査役会長らが「人心一新」を主張。同社長が「任期延長の用意がない」と申し出た。同社長は2005年1月に就任。携帯電話事業から撤退、医療機器などに経営資源を集中する構造改革を進め、同社の株価が約40％上昇するなど評価されていた。(07:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070426AT2M2503825042007.html

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独シーメンスのＣＥＯ、9月の契約満了で退任との意向表明
2007/04/26 09:05

［フランクフルト　２５日　ロイター］　独総合電機メーカー、シーメンスのクラインフェルド最高経営責任者（ＣＥＯ）は２５日、現在の契約が満了する９月で、契約を更新せず退任すると述べた。

同社監査役会で契約更新の可否をめぐって意見が分かれており、自身と会社の将来に関する不透明感が高まっていることを、理由に挙げた。

同ＣＥＯは声明で「会社はリーダーシップについて明快さが必要だ。そのため、私は契約更新を受け入れないことを決断した」としている。

シーメンスのニューヨーク上場株式は５％以上、下落した。同ＣＥＯが主導した業績向上が、ストップすることへの懸念が広がった。

【写真】４月２５日、独総合電機メーカーのシーメンスのクラインフェルドＣＥＯは現在の契約が満了する９月で契約を更新せず退任すると述べた。１６日撮影(２００７年　ロイター/Christian Charisius)

http://www.thinkit.co.jp/free/news/reuters/0704/26/5.html

独シーメンス社長にメルクのレッシャー氏

【フランクフルト＝後藤未知夫】総合電機大手の独シーメンスは20日、米医薬大手メルクのペーター・レッシャー氏（49）が、7月1日付で社長に就任すると発表した。シーメンスは、幹部らによる不正支出事件の影響で先月から社長職が事実上空席という異例な事態を外部からの社長起用で解消する。

新社長のレッシャー氏はオーストリア出身。独ヘキストなど医薬業界を渡り歩き、2006年からメルクのグローバル・ヒューマン・ヘルス部門社長を務める。シーメンスが注力する医療機器部門の強化が狙いだ。

4月25日に退任表明したクラウス・クラインフェルト社長は、6月30日付で正式に退任する。シーメンスの不正支出事件では、前社長で経営を監督する立場だったハインリッヒ・フォン・ピーラー監査役会長も引責辞任している。(00:25)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070520AT2M2000Q20052007.html

★ アルコアの次期ＣＥＯに就任予定。

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米アルコア：シーメンス前ＣＥＯのクラインフェルト氏を社長に指名

８月15日（ブルームバーグ）：アルミニウムメーカー世界２位、米アルコアは15日、独エンジニアリング最大手シーメンスの前最高経営責任者（ＣＥＯ）、クラウス･クラインフェルト氏（49）を社長に指名した。同氏はアレイン・ベルダＣＥＯ兼会長（64）の後継者となる見通し。

同社の発表資料によると、クラインフェルト氏は10月１日付で最高執行責任者（ＣＯＯ）に就任し、日々の業務を統括する予定。同氏は贈賄疑惑のなか、４月にシーメンスを退職していた。証券当局への提出資料によれば、同氏は現ＣＥＯ兼会長のベルダ氏が退任後、後任に指名される見込みだ。

ベルダ氏はポール・オニール氏の後継者としてＣＥＯに就任。それ以前の 1997−99年には社長兼ＣＯＯを務めていた。アルコアに在職34年で、退職の時期は明らかにしていない。同社は交代の時期について言及を控えた。

アルコアの15日の株価終値は1.16ドル（3.3％）安の33.70ドル。同社が買収対象になるとの見方などを背景に、年初来では12％上昇している。

更新日時　: 2007/08/16 10:21 JST

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aR6rjKx5KTGI

アルコア、新CEOにクラインフェルト社長兼COO

ニューヨーク（ウォール・ストリート・ジャーナル）アルミメーカー大手の米アルコアは８日、クラウス・クラインフェルト社長兼最高執行責任者（COO、50）を次期最高経営責任者（CEO）に指名したと発表した。アラン・ベルダ会長兼CEO（64）は会長職にとどまる。これらの人事は即日発効した。

クラインフェルト氏は昨年８月から社長兼COOを務めていた。アルコアは現在、英豪系リオ・ティントなど大手のライバル各社との諸問題に取り組まなければならず、こうした重要な時期に同氏はアルコアの指揮をとることになった。

金属・鉱業セクターでの再編が進むなか、アルコアには、成長しなければ飲み込まれてしまうという圧力がかかっており、今後の決断は主にクラインフェルト氏に委ねられた。同氏はアルコアに移籍する前、独シーメンスの社長兼CEOを務めており、03年にアルコアの取締役に就任した。

同氏がアルコアに移籍した当時、アルコアは、シーメンス幹部の広範な汚職疑惑の捜査対象にクラインフェルト氏は含まれないとの判断に賭けた。同氏やそのほかのシーメンス幹部は、違法行為をしていないと主張した。だが批評家は、汚職疑惑についての経営幹部の引き締めが不十分だと非難した。シーメンスでクラインフェルト氏は、05年１月に社長兼CEOに就任以降、不採算部門の売却などで投資家に高く評価された。

ここ数カ月、アルミ価格が大幅に高騰するなか、アルコアは、過去最高水準に上昇したエネルギー価格、ドル安、米景気の低迷など、さまざまな問題に取り組んでいる。４月に発表した１−３月期決算は54％の減益だった。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCDQ7712.html

シーメンス、元米陸軍大将を幹部に起用・米政府から受注拡大へ
2011年 12月 20日 5:09 JST

ドイツの総合電機大手シーメンスは、米国の元陸軍大将スタンリー・マクリスタル氏を取締役会に据え、米国政府からの契約獲得を目指す取り組みを強化する。

http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_362804