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緒方貞子 [コミュニティ]コミュの30年後、50年後の日本人に誇れる社会の議論を

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30年後、50年後の日本人に誇れる社会の議論を

 昨日、わが家の子どもたちが出た保育園の卒園児を中心とするアマチュア劇団の公演を見た。劇団の構成メンバーは、小学1年から高校3年までの男女約30名で、現代の小学生のいじめの問題と、太宰治の『走れメロス』 が、重なりながら進む興味深い展開で、約2時間の演技に引き込まれた。

 走れメロスの方は、メロスが、人質の友人の処刑時刻に間に合い、独裁者の心を動かして、友情の「誠」、信じる心を気づかせた。
 現代のいじめ問題を取り上げた方は、カツアゲや、殴る蹴るの酷いいじめを受け続ける。いじめられている少年に、友人が強いメッセージを送り、奮起して立ち上がる。いじめグループは、数で対向して来たが、いじめられて来た少年が、叩かれても、蹴られても、グループのリーダーに食い下がり、勝負を挑み続ける。とうとう、グループ全体が、いじめられっ子の反抗に、怯み退散して行く。
 双方とも、権力と数で弱者を抑え込む、数の政治とも言えるやり方も映ります。こんな社会は、良いとは思わないと、誰もが思うはずです。

 今朝の朝刊に、北海道大学院の山口二郎教授の政策論議と、社説の少子化対策を読んだが、その骨子は共に社会保障問題。民主党が50年先の人口動向を示した。薄々は、国民も知ってはいたと思うが、現行制度では高齢者を1.3人の働き世代で支える仕組みでは、次世代は日本の将来に夢が持てない。

 山口教授は、「今こそ、我々が30年後、50年後の日本人にどのような国を残すのか、本気で議論する時である」との示唆を示した。
 また社説には、「例えばフランスは、手厚い家族手当や女性が働き続けるのに出産や育児が不利益にならないような施策によって、出生率を2.0程度まで回復させている」 と紹介している。

 また山口教授は、租税国家『日本』の認識を、国民がしっかり持ち、政治に参画して行くことが必要と説いている。税と公共サービスの関係を、しっかり明示して社会保障改革に、政治家が努めれば国民も付いて行くと思います。その状況を作り出そうとする、政府に対し、民主党に居ながら、社会保障改革に反対を続ける最大グループがある。

 今朝の朝刊に、堂々と「増税法案 採決で反対」 、党内部に居続けながら、数の少ない首相派を非難し続ける。〇〇チルドレン議員、と揶揄され若い代議士が多く居るのは分かるが、民主党の国会議員削減の議論は、一切せずに首相の政策非難を続けるのは、何か昨日見た演劇のいじめグループのように見えてしまう。

 本気で、政府を非難するなら民主党から出て、新しく政党を組み、正々堂々と政策論議を国家の場でして欲しいものです。グループの代表は、トップにはならないとも語っている。このような代議士と連なる旧態の政治利権が、まだまだ存在することも、国民は忘れてならないと思う

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