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緒方貞子 [コミュニティ]コミュの国際社会に日本の経験・知の発信を−緒方理事長が国際大学の式典で講演

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国際社会に日本の経験・知の発信を
−緒方理事長が国際大学の式典で講演(2007年11月29日)

「グローバル・リーダーの育成」をテーマに講演する緒方理事長
緒方貞子理事長は、11月21日、多数のJICA研修員を受け入れている国際大学の創立25周年式典において、「グローバル・リーダーの育成」をテーマに講演を行い、JICAが開発途上国のリーダーの日本での研修に力を入れて来たことを紹介し、その意義を語りました。

日本国内を現場として、途上国の国造りを担うリーダーを育成する研修員受入事業はJICA事業の柱のひとつとして年間8千人を越える受入れを行っており、規模や分野の幅広さなど世界でも抜きん出ている点に触れ、日本の経験を伝え、途上国の主体的取組みと自助努力を後押していくことの有用性を挙げました。
とりわけ、海外からの「知」を積極的に取入れ、自らの伝統的な「知」と組み合わせて応用してきた、いわば開発途上国としての日本のユニークな発展プロセスそのものが、成功と失敗の両面で今日の開発途上国の問題解決に役立てられるとの見方を示し、日本の経験や日本人の考え方は「日本の現場に身を置くことで実感できる」と、日本国内での研修の意義を述べました。

緒方理事長は、日本の文化や社会に根ざした日本の経験が、そうした背景を持たない外国の人々には伝わりにくく、経験の整理と発信の両面で日本は格段の努力が必要と問題提起しました。
なかでも、グローバル化が進む中、開発途上国に意義のある日本の経験は何かを、有り余る情報の中から日本人自身が発掘し、一般化・体系化することが重要と述べ、国際大学をはじめとする大学がその面で主要な役割を果たすことに期待を表明しました。

また、そうした日本の経験の整理、発信に関する大学の取組みは、日本人学生の複眼的な感性や思考を育むうえでも有益と指摘。開発途上国のリーダーの育成に関するJICAと大学の協働が、ひいては日本人のグローバル・リーダーの育成にもつながっていくことへの期待を述べました。


・国際大学創立式典での講演内容
 http://www.jica.go.jp/topics/2007/pdf/20071211.pdf
 

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