女性史・ジェンダー史コミュのグラビアポスター

　各企業の宣伝に使われるグラビアポスターについていろいろ意見されているのを見たのですが、あれはどうなのでしょうか？

　胸が大きく、ウエストが細く、お尻が綺麗な女性で視線を引き付けて、企業広告を見て貰うと言う物なのでしょうが、女性を物と見ている典型ではないでしょうか？

　スカートがちらりとめくれてパンチラ寸前のものや、女性がびしょびしょに濡れてセクシーさを出しているもの（昔ふーみん：細川ふみえがお漏らし疑惑で撤収されたものもありました）などもありますがこれはどうなのでしょうか？

　企業側発想としては、少しでも興味（主に男性）を惹くために女性の体を利用すると言うのが手っ取り早いとは思うのですが、あまりにもあからさまのような気がします。
　
　少し考えすぎかもしれませんが実際はそうなのでしょうか？
　皆さんの御意見が聞きたいです。

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 01月02日 18:05

なるほど。

と言う事は、ジャニーズアイドル（タレント）＝物、と言う事になりますな。

なんでもかんでも、悲観的に考えるのは女性特有の性なのですね。

[2] mixiユーザー 01月03日 00:02

女性の見た目に惹かれてしまう男性の自分がいます

女性が人間として、見た目だけじゃない、体の美しさだけじゃないとわかっていても、自分の好みの外見の女性を見ると心惹かれてしまいます

もちろん、外見に惹かれた女性が、親しく付き合ってからも変わらず好きなタイプかどうかは外見以外の要素によって大きく左右されるということも、体験からよくわかっています

そして人間には、外見よりも心の姿こそが決定的に大事だということもよくわかっています

女性が不快な思いをされるなら、あからさまなものはやめるべきだと思います

また、男性の劣情を醜く煽るという点からも良くないし、青少年の教育上からも良くないですね

[3] mixiユーザー 01月03日 07:23

＞胸が大きく、ウエストが細く、お尻が綺麗な女性で視線を引き付けて、企業広告を見て貰う
＞スカートがちらりとめくれてパンチラ寸前のものや、女性がびしょびしょに濡れてセクシーさを出しているもの
という、アホな（言葉づかいが悪くて失礼！）企業イメージポスターが未だに存在するのか、と思って、ちょっと検索してみました。

企業イメージキャラクター、イメージガール、キャンギャル、などいろいろな呼び方をされていますが、確かに若い女性が起用されています。
募集要綱や選択理由などにあげられた言葉は、

明るい、健康的、笑顔、さわやか、清潔感、

“健康的”あたりが肉体美につながる感じで怪しいですが、建前では身体で選んではいないことになります。

でも、広告は肉体を強調したり、男性の性意識を刺激したりするものだとしたら、それは製作者・広告主の意識が低いからです。

某重機メーカーの宣伝団扇に、SFアニメのような女性イメージキャラクターが描かれていました。以下、私と夫の会話。
「なんで女性キャラクター？」
「男だらけの世界だから、かわいいおねーちゃんの方がいいんだよ、きっと」
「なんで、こんなへそ出しファッションなわけ？」
「アニメキャラなら、フツーでしょ」
「どうしてこんな身体の線を強調する？」
「どうしてダメなの？」

男性は、女性が不快になる、その理由がわからないのだと思うのです。
わからないから、女性の抗議をうるさがるのでしょう。

[4] mixiユーザー 01月10日 04:26

素子ママさんの質問について、

私が思ったことが３つほどあります。

まず最初に、良いところに気づかれたとおもっています。
考えすぎでは、けしてないです。この最初の一歩の質問が、大事なことを知る、みつけていく手がかりだと思います。

質問への返事です。ひとつめは、広告や宣伝で使われる効果的なやり方が、セックスセル（Sex Sell)いわゆる、性的に惹きつけるという人の本能に働きかけるという方法ですね。
そもそも、TV,映画などのメディアでは、女性の魅力のひとつとして、性的なものがものすごくイメージ化されています。
たとえば、ファッション業界などの、いわゆる、モテ服＝ミニスカート、肩をだしたトップスなど、性的にひきつけられる戦法をつかった、イメージがとてもでまわっています。

わたし個人としては、宣伝や広告で、人間が本能的に（おなかすいたから、食べる）のような、色っぽいので、なにかひきつけられる、という魅力をつかって、ものを売ろうとするのは、とてもかしこい（ズルがしこいともいいますか。）と思いました。

しかしながら、メディアでは女性がとても性的に描写されていて、むしろ、女性はいつも性的である、色っぽい姿でいることが、ひとつの美の基準ともなっている気がします。

女性にとって、性的であることが絶対であるという観念をあたえかねない、メディアのイメージ描写は、少しいきすぎているようにも思え、また、それ自体が女性をものとして、評価する、というあやまった感覚が多くの人にもたれ、それが、結果として、女性をみくだす考えにつながってしまう恐れはあると思います。

ふたつめは、ひとつめの思考に対する考えでもあります。女性の色っぽさがメディアでいきすぎた形で描かれてしまっているのは事実ですが、女性が、自由に自分を表現できなくなるのも、それも女性にとって、苦しいことであると思います。女性のみではなく、だれでもが、自分をそのまま表現し、まわりからうけいれられ、愛されたら、うれしいのではないかと思います。

グラビア、という仕事は、ひとつの魅力を表現した芸術と考えられると思いますし、多くの人々が魅了されるのも見受けられますから、はっきりと、これはよい、これはいけないとはわたしは、言えません。

３つめは、性的な、または色っぽさに魅せられるのは、私は、男性だけではないと思います。男性もあの子がかわいいな、人柄も良いな、性格が好きだな、親密になりたいな、と思う気持ちが、性的な興味にもつながっていくように、女性も、あの人はかっこいいな、素敵な人だな、気が使えるな、もっとお話してみたいな、と思うところから、はじまり、興味がだんだん深まって、親密になりたいと思うのだと思います。

男性が一般的に、性的なことに興味をよりもっている、という考えがありますが、それは、わたしは、男性は、もっと性に関する話をしたり、色のある話をすることが、日本では女性よりももっと受け入れられていることが、かかわっていると思います。

セックスの話を、公ですることがうけいれられている、男性の方たちは、公で話をすることによって、興味を表現しているわけですから、まわりや、もしくは自分自身が、あぁ、興味があるんだなと認識します。

女性が性的なことを公で話すことは、あまりうけいれられていないような気がします。まわりは、女性がそういうことを話さないので、この人は、あまりそういうことに興味がないのかな。と思うこともあるでしょう。

女性自身がそう思っているかどうかは別ですが。

さらに、女性が性的な話をすることがあまりうけいれられていないということは、女性が性に関する知識を得る機会がうけいれられていないということにもなります。

女性どうしで話す方も、男性女性　みなさんで気軽に話す方もいるでしょうが、まったく話さない方、興味がまだわいていない方などは、いざ興味がわいたとき、
もしくは、この人と、性的な関係をもちたい、と思うときに、大切な避妊のしかたなどを知らなかったり、性病のことをしらなかったり、さまざまな問題がでてくるでしょう。

しっかり知識があれば、セックスをすることを選んでも選ばなくても、懸命な選択をすることができます。

話がズレましたが、結論としては、女性だって、男性とおなじように、性的な魅力をかんじるのは事実です。

最後に、
ひとつの質問から、多くのことを幅広くくもの糸のように、つながったほかの問題をひきよせて、考え、答えをみちびきだすことができます。

それは、いろんな問題が、男女間のものだけではなく、つながっているということです。

大切なトピックをたちあげてくださり、ありがとうございます。

[5] mixiユーザー 01月10日 09:45

ＹＵＵＫＯさんのお話、すご～く素敵！

ほぼすべて同感！

やっぱり性的魅力だけじゃなく、

こういうコメントのできる方こそ、
こういうお心と思考を持った方こそ、

すご～く魅力的！
かつセクシー！（つまり、男の心の深い部分を揺さぶられる！）

[6] mixiユーザー 01月23日 23:41

ほとんど皆様と同じ意見なのですが．．．

グラビアポスターに限らず、「性（的魅力）を売り物にする」という風潮は女性のみではなく、男女共に見られると思います。
例えば近年の雑誌、ananやTarzanでは、松本潤やダルビッシュのセミヌードが表紙を飾り、大変話題になりましたよね。

なので、グラビアポスターは「女性を物として見ている典型」とは少し違うのかなと思います。
つまり「女性」というより「性」的な問題なのかなと思うのです。

また、トピ主さんはこのようなグラビアポスター等の女性を哀れみを持って見ているのかなぁと、文章から勝手に伺わせていただいたのですが

私はこのようなポスターの女性はとても魅力的だなぁと思いますし、むしろ羨ましく思う程です。
蛇足ですが．．．私としては今まで、グラビアポスターを見て、嫌悪感を感じることはありませんでした。むしろ「おぉっ．．．！」と思ってしまいます。
．．．すみませんホントに蛇足ですね．．．