たしかに、昨今の機械翻訳や AI 翻訳は飛躍的な発展を遂げてきました。ちょっとした文章の翻訳なら、機械に任せてもだいじょうぶなことが増えています。けれど、読みやすく自然な日本語にするとか、文脈から判断するとか、行間を読むとか、文化に合わせてカスタマイズするとか、作家の癖に合わせるとか、キャッチーな表現にするとか、それは少なくとも今の機械には無理です。もし機械翻訳ですべての翻訳が済むなら、翻訳会社への発注は減っているはずです。現実には、そうではありません。公的機関だけでなく、無数の民間企業からの発注がどんどん来ています。ナシャさんはそれを「利権」とおっしゃっていましたけれど、翻訳会社とどこがどういう利権で結びついているというのですか。企業はコスト削減にやっきになっているのに、無料の機械翻訳で済むものを、わざわざお金をかけて人間に発注する意味は何でしょうね。翻訳会社には「機械翻訳の手直し」という仕事の依頼すらあるのです。
「大司教から公示が出されました(10/1付:○○大司教区公示と解説)。それによると、聖ピオ十世会(SSPX:The Society of Saint Pius X)はカトリック教会と関係ない団体であることが明示されました。つまり○○教区のカトリック信徒が聖ピオ十世会のミサの参加することは認められていない(違法である)ということです。所属信徒の中に混乱が見られますので、当教会信徒は聖ピオ十世会のミサに参加することを控えるようお願いします」(プライバシー保護のため、地域情報を伏せました)