ダイエット＆アンチエイジングコミュのダイエット神話１０の真相

　毎日のようにダイエットに関する沢山の情報が押し寄せてきます。

このような多くの情報から確かな情報を見分けることが難しいの

が現状ですが、今回は、よく言われる１０のダイエット神話の真相

を明らかにし、その神話がどうして嘘なのかを明らかにしてみま

しょう。

神話１：全ての脂質が体に悪い。

　真相：資質は体の「燃料」としての重要な資源です。体温を制御

するのに必要なものであるとともに、ビタミンＡ、Ｄ、Ｅ、Ｋの吸

収を助け、体の組織の正しい機能に必要です。しかしながら、摂取

量が多すぎないこと、そして正しい種類の脂質を摂っていることを

確認する必要があります。

神話２：食事の量を減らすと体重が減る。

　真相：食事の量を減らすことは摂取カロリーを減らすことになり

ますが、体に必要なカロリーが減ることによって逆に新陳代謝を下

げることになる可能性があります。

　十分なカロリーを摂らないと体が飢餓状態（危機状態）となり少

ない量のカロリーを能率的に燃焼し生命維持のためのエネルギーを

蓄えるようになります。

　その結果体重が増えます。

また、新陳代謝が変わるだけでなく、食欲を制御する機能も低下

します。規則正しく食べることは、食欲を抑えるので食べ過ぎるこ

ともありません。

神話３：夜８時以後に食事をすると体重が増える。

　真相：一日のカロリーバランスは食べるタイミングではなく、食

事の内容によります。しかし、私たちは夜に脂っこいもの、お菓子

等の甘いもの等の高カロリーの食事を選んでしまう傾向があります

が、これらのものはカロリーは高いのですが、その他の栄養素が少

ないのです。

神話４：炭水化物を食べると太る。

　真相：炭水化物は食事の大事な部分です。穀類、フルーツ、野

菜、酪農製品は比較的炭水化物が多いのです。しかし、体重を決め

るのは炭水化物ではなく摂取したカロリーの量です。

神話５：低脂肪や無脂肪の食事であれば、量をそんなに考えなく

　　　　てもいい。

　真相：確かにこれらの製品の脂肪分は少ないのですが、味を付け

るために炭水化物や塩分が多い製品が多いのです。ちゃんとラベル

の栄養表示を確認しましょう。

神話６：グレープフルーツ、セロリー、キャベツスープなどは脂肪

　　　　を燃やすので、これらを多く摂ると痩せる。

　事実：これらの食材は低カロリーで食欲を抑える働きがある場合

もありますが脂肪は燃やしません。脂肪を燃やすためには、

フルーツ・野菜・穀物・低脂肪タンパク質・健康な脂肪を多く含ん

だ低カロリーの食生活に変えると共に、定期的に運動することが必

要です。

神話７：ストレスと体重は関連性がない。

　真相：ストレスがあるとコルチゾルというホルモンが分泌されま

す。それによって新陳代謝が変わり、食欲が増し、体が脂肪を多く

蓄えることになります。しかも、ストレスがあるときは、食事に関

する選択の方法が賢くなくなり運動量も減ることがよくあります。

これによって体重が増えます。

神話８：流行のダイエットを実施することは、体重を減らす良い

　　　　きっかけになる。

　真相：ライフスタイル（食生活、運動等）を変えることしか、長

期に渡って体重をコントロールする方法がありません。理想的な体

重を維持したいのであれば、一時的な流行のダイエット方法に左右

されるのではなく、一生を通して続けられるライフスタイルにして

ください。健康な食生活、活動的な毎日、そして自分に対する約束

を守ることは成功への鍵です。

神話９：妊娠中は二人分の食事を食べなければならない。

　真相：妊娠中は赤ちゃんのためにも最も乱れた食生活にしてはい

けない時期です。妊娠期間の最初の３分の１ではプラス２００～

３００カロリーしか要りません。最後の３分の２では３００～

５００カロリーを増やすだけで十分です。妊娠を大食いする言い訳

にしないでください。

神話１０～９９９９：「どこどこで読んだことによれば……」

　真相：ダイエットに関する最も信憑性のない情報は、転送されて

きたメール、雑誌の記事、噂、ブログ、報道番組などを通して

入ってきます。活字になったりテレビで放送されたりしたからと

言って真実であったり確かな情報だとは限りません。常にその情報

の科学的な根拠や情報源を確認する必要があります。