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磔(貼っつけ)仕事コミュの島らしさがさあ

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第1部】八重山の針路と選択 [13] /移住者が指摘する島の危うさ
八重山毎日新聞 (2006-07-06 09:58:13)

連想キーワード: 昭雄 公彦 ノータッチ 切り売り 殺伐 霜鳥 大久保




自然破壊で島の魅力喪失
選択迫られる開発と保全


め 八重山には、豊かな自然や人情、ゆるやかな時間の流れなどに魅せられ、本土からの移住者が後を絶たない。明確な目的を持って移住してくる者、旅行の延長で住み着いた者、移住の動機はさまざまだ。
都会に住み、その便利さと裏腹に希薄な人間関係、殺伐とした風景を見てきた移住者にとって、この地は新鮮で、魅力的に映っている。それだけに、この地に生まれ育ち、島のあらゆる環境をごく当然のように見、その良さ、変化に鈍くなったように思える地元の人と比べ、変わり行く八重山について客観的な視点があるように思える。
そこで、今回の企画のスタートを本土からの移住者にスポットを当て、移住者の視点でこの島の移り変わり、地域とのかかわりなどに対する思いを聞いた。
そのなかで、移住の動機はそれぞれだが共通しているのが「地元にどっぷりと漬かって生活している」こと。「郷にいらば郷に従え」で本土の考え、常識を押しつけるのではなく、島の文化、歴史、常識を受け入れていることだ。

近年の移住者の増加については「あこがれや興味本位の移住者が増えている」と、移住者の変化を示唆。「生活力がないままあこがれだけで来てほしくない」(山下昭雄氏)と厳しい指摘の声も聞かれた。「生活力がないと悪いことをしてしまい、結果的に地元の人に迷惑をかけてしまう」(霜鳥亨氏)。1人2人のために(本土移住者が)すべてが悪者に見られてしまうことへの危惧(きぐ)だ。

八重山の一番の魅力である自然についても「海、海岸線が汚れ、人口も増え、土地改良も進み自然が破壊されているのは確実」(森井一美氏)と断言。さらに「緑を削り都会化しようとしている」(元村賢氏)と、指摘。「島が本土並みになってしまえば(観光客にとって)何の魅力もなくなる」(深石隆司氏)と、島の魅力喪失に警鐘を鳴らす。
また、山原(ヤマバレー)のように不動産業者が宅地開発し、そこに移住者が土地を購入し家を構え、生活の場としていることで、周辺の環境破壊が進んでいる現実に「そのつもりがなくても加害者になってしまう。個人では解決できない大きな問題」(大久保公彦氏)と、行政による環境整備の必要性が示された。

海岸線へのリゾート開発計画や宅地開発が進んでいる現状には「行政がノータッチの部分と開発しても良い部分をきっちり線引きすべきだ」(北村泰公氏)と、行政に指導力の発揮が求められた。
一見バブル状態とも受け取れる現在の急速な人口増加やマンション、ホテル建設ラッシュについては「次の世代に残さなければならない素晴らしい自然という担保を自ら切り売りしているようだ」(橋爪雅彦氏)と危惧する。
経済的豊かさを目指す地元と、それにより確実に失われていく八重山の魅力。限りある資源のなか、地元が求める豊かさと、観光客が求める八重山らしさ。このバランスをどこに置くか

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