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経済学A/BコミュのNo3-1・2 金融のグローバル化・アジア金融危機

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★☆ かなり、遅くなってしまいすいません!
 アジア金融危機をまとめて示します。


第三テーマ 「市場経済のグローバル化、金融のグローバル化」

素材、資料 NHK特集「アジア通貨危機・タイ,IMFの失敗」(2002年)

問い ?「外国為替、通貨の交換・固定相場/変動相場」
   ?「タイ・アジア金融危機の問題点」


◆◇ポイント

? 外国為替と貿易、産業との関係

(日本とアメリカの例)<コメントより>

 「円安ドル高」(1ドルでたくさんの円が買える。)
  →米から見ると日本産は「安い」から、日本は輸出に有利。

 
 「円高ドル安」(1ドルで少ししか円が買えない。)
  →米から見ると日本産は「高い」から、日本は輸出に不利。

 
 ●これは具体例で言うと、
  1980年代前半の日本製造業(自動車・電化製品など)
 の輸出競争力の世界的性格に対して日米貿易摩擦の発生
 →円高ドル安の圧力による産業投資から金融資産投資・
  バブル化
 
  今日の同様の問題は、米中貿易摩擦、人民元切り上げ問題。


? タイ・アジア金融危機(1997年)の提起するものは何か?
 ◆ 90年代アジアにおけるタイ経済の成長性
     
 ◆ 金融自由化による、先進国投資機関による短期資金の
  流入・増大
  ・1994年における、アメリカの利子率5%、タイ12%の差
  (利益)を求めて投資の拡大
   
 ◆ タイ通貨バーツのドルとの固定相場制の問題
  (通貨制度、外国為替相場から変動相場について)
  ?「固定相場制」1ドル=25バーツによるタイ経済の保護
   タイ政府(中央銀行)は、外国為替相場の不安定性から
   守る目的。
  ?「タイ通貨危機」とは?
   1997年における、外国為替(外国通貨)の相場における、
   バーツ(タイ通貨)とドルの交換レート(比率)上の
   バーツの暴落の発生。
     
  ?「ヘッジファンド」(リスクをヘッジ、回避する意味)
  など為替・通貨の「先物契約」をはじめとする
  分散的投資の登場。
  「金融資産バブル」(設備投資が進まない)の展開

  →外国為替相場を利用してバーツの急激な売りに走って
   実質的な25バーツから35バーツに下がっていく
   なかで、大きな収益を得て、タイ政府に実質、
   変動相場を迫る政策転換を強要した。


  →ヘッジファンドによる金融の先物取引など
   後でバーツとドルを交換することを、先に決めておく。
 
   
  
  1ドル25バーツで買う。(先物取引)<コメントより>
  
   ⇒ 1ドル35バーツになるようバーツの価値を
     下げてにいく。売れば10バーツ得する。
     (いずれ、固定相場でなくなった時、得する。)
  
   ⇒ ヘッジファンドだけでなく、他の所もこれを
     やるようになる。
  
   ⇒ (タイの中央銀行は)バーツ下げないように、
     ドルでバーツを買うようになる。
  
   ⇒ タイの(中央銀行の)ドルがなくなる。=行き詰まり。
  
   ⇒ タイバーツ売られまくり、バーツ大暴落、
     1ドル55バーツまで下がった。


★☆まとめ

 実際にあったグローバル化の大事件だったわけですが、
ビデオを見ても、外国為替取引や金融バブル、
ヘッジファンドなど、さまざまな投資方法の変化の事実を
理解するのはちょっと難しいかと思います。
たぶん、一年間で一番難しいところかと思いますね〜

これが分からなくても、挫折しないでください(笑)
心配しないでくさい。!!
また時々ふれる事があれば、説明を繰り返しますので・・・☆


◇◆◇◆ 
 次回は、ナイキNIKEのアジア戦略の問題です。
ビデオ期待してください   
                  ◇◆◇◆



コメント(2)

過去にもヘッジファンドが欧州での通貨危機を引き起こしたというのを聞いたことがあるのですが、
ヘッジファンドを規制するという動きはないのでしょうか?
そもそも経済の混乱を招くようなものを野放しにする現状に憤りを感じざるを得ません。


今日の授業で行ったNGOからの批判の話ですが
ここまで多国籍企業を責める必要があるのかととても疑問に思いました。
資本主義の原理にしたがって商売をしているのに
それにいちいちけちをつけることがどうかしていると思う。
賃金などによる影響で利幅が薄くなって、利益が出なくなりそうになったら、それに対応するのは至極当たり前のこと。
確かに現地の人々の生活があるのも事実ではあるが、
儲けることが経営の究極的な目的である以上、
その中で犠牲が生まれることは仕方がないと感じました。
>Nocturne さん

問題提起ありがとうございます〜!

論点としては、
資本主義の原理として、コスト削減、生産拠点の移動は
やむを得ない!!
ということですね。
それは原則論、一般論としては正しい、と思います。

他方で、企業イメージは、単に消費者だけじゃなく、
投資家の評価にも影響を与えるという、
今日のグローバルな現実もある。

そのような現実もふまえないと
一般論だけでは、企業の組織運営も難しい、
ということですね。
この両者をどう見据えていくかということだと
思います。

まあ、答えをここで出すべきでもないので、
次回授業で皆に考えてもらいたい重要な問いだと思いますね!!

詳しいことは次回にまわしましょう〜

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