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【新】鈴木そ○子の心霊怪奇話コミュの第214話『あるヘルス嬢の話』

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http://ameblo.jp/jouhoukun/entry-10186719431.html

私が在籍している店は、個室のドアに外から覗くためのドアスコープが付いていて、
セキュリティの為と本番行為がないかのチェックや、
新人がきちんと接客出来ているかを男性スタッフがチェックする事があります。
ドアの下には1cm程の隙間があり、廊下の方が個室より明るいので
誰かが前に立っていれば少し見えるので、タイミング良くそこを見ていればすぐわかります。

その日はもう5年も毎週私を指名して下さっているお客様の予約をいただいていました。
そのお客様は大変気さくな良い方で、ケーキなどの差し入れを下さったり
プレイの後は反対に肩を揉んだりして下さいます。
いつもと同じようにドアの方を向いて肩を揉んでいただきながら楽しくおしゃべりしていると、
廊下でコツコツと足音がし、私達のいる個室の前で止まりました。
ドアの下の隙間からはこちらに爪先を向けて並ぶ黒い革靴が見えたので、
『あぁ、今日はお客様が相当酔っていらっしゃるから、心配してくれたんだ』と思っていました。

やがて90分のプレイ時間が終わり、お客様をお見送りしてから個室をセットしていました。
使用済みのバスタオルや灰皿を片付けていると、すぐ横を子供が通り過ぎたように感じましたが、
当然こんなところに子供などいるはずがありません。
疲れているんだと思って個室から『次の予約まで仮眠を取ります』と男性スタッフにコールし、
個室の照明をギリギリまで落としてベッドに横になっていました。

すると、廊下からヒタヒタと足音が聞こえました。軽い、裸足のような……
あの足音の軽さは男性スタッフではない事は明らかだし、
店の女の子ならミュールのヒールがコツコツ鳴るのですぐわかります。
ごく稀に忙しい時に裸足でバタバタと個室の片付けをしている女の子もいますが、
それなら走ったりするのでそれも違います。

そして、その時はちょうど平日のお昼間で、女の子の出勤が大変少なく、
このフロアを利用しているのは私だけだと言う事を思い出しました。

ドア一枚隔てた廊下で、ヒタヒタという足音はずっと続いています。
私は物音を立てないように、気付かれないように息を潜めていましたが
やがて足音が私のいる個室の前で止まりました。
私はついドアの下を見てしまいました。
そこには、焼けただれて血だらけの子供の両足がこちらを向いていました。

私はそのまま気を失ってしまったらしく、ご予約のお客様が到着したとのコールでやっと体を起こす事が出来ました。
その日はそのご予約のお客様が帰られてから私も早退し、
次の出勤予定を伝えないまま今に至ります。

コメント(2)

人が集まる場所は霊も集まりやすいらしいですからね。

そんなお店に来ちゃうなんてオマセさんな子ですねあせあせ

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