ちぇすと島津コミュの島津好きの推薦図書

どうも、ジュラムです。

島津家に関する本を皆さん読んでおられますね。『島津奔る』は誰もが推薦する名著のようです。
そこで今回は皆さんに「オススメ」の本を伺いたい、と思います。島津家、薩摩に関する書籍、資料、もしくはサイトなど、どれでも大歓迎。「面白かった」本や「参考になった」本…色々と紹介していただけたら嬉しいです。私も義弘公以外の本はほとんど手にしていないので是非お願いします。

ちなみに私は徳永真一郎さんの『島津義弘』ですね。描写や事跡を淡々と書いてるのですが、忠良公から四兄弟までの結束や愛情がしっかりと描かれているのが好きです。

コメント(34)

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[2] mixiユーザー 03月11日 10:22

ちょい異色物の本ですが、
原作半村良氏の｢続戦国自衛隊｣

私が持っているのはコミック廉価版(コンビニで売っている奴)です。
前作(越後中心)は映画化もされて有名ですが、｢続｣は文字通りその続きになります。
1巻では島津は登場しませんが、2巻で東軍に夜襲を掛けようと自衛隊と組んだり、関が原以後も自衛隊と関係を持ち続けて活躍します。
退け口では負傷した鹿児島出身の陸自隊員が｢俺も薩摩隼人だ｣と捨て奸受け持つ等、涙を誘う場面も…

因みに準主役並みに登場する人物は(回数順に)
島津義弘・大谷吉継・後藤又兵衛・新納旅庵・宮本武蔵(足軽)

最後は谷山の秀頼伝説へと繋がります。

[3] mixiユーザー 03月11日 12:57

＞餅さん
やはり少ないですね～特に資料関係をご存知の方がいれば、とも思ったのです…なかなか難しいようです。『その時歴史が動いた』の島津義弘、私は見てないんですよ。ＮＨＫなら再放送するかな、とも思うのですが…無理ですかね。

＞最南端さん
戦国自衛隊に続編があったんですか…知らなんだ…。確かに島津家と組むのが一番面白いです。でも結局退却→捨て奸となるのであれば豊久公はどうなったのでしょう。やはり戦死するんでしょうか…。
をを、新納旅庵が出とる。さすがに関ヶ原退き口、ですね。他ではなかなかお目にかかれない武将…島津家関連の本ならではの武将ですね。

皆さんご協力ありがとうございます。他にも何かあればお願いしますね。難しいとは思いますが…。

[4] mixiユーザー 03月11日 23:41

＞ジュラムさん
資料関係というなら、こういうのはどうでしょう？

「九州戦国の武将たち」吉永正春　著

福岡の海鳥（かいちょう）社というところから出版されてる本ですが、タイトル通り島津家のみならず、戦国期の九州各地の武将について紹介しているマニアックな本です。
島津家からは義弘公と新納忠元だけですが、相手側から見た島津の様子も読み取れるのもおすすめです。ていうか信長の野望の武将FILE以外で甲斐宗運について紹介してる本なんて初めて見たさｗ

[5] mixiユーザー 03月12日 09:43

おにぎりさん、情報提供ありがとうございます。

さすがに地方の出版社…マニアックさではひけをとらないですね。北九州（少し荒い言い方ですが）の武将をメインとしているようですね。立花道雪・高橋紹雲などのメジャー武将から、神代勝利などのマイナー（？）な武将まで…。個人的には筑前戦国史、にも惹かれますが。甲斐宗運の紹介…確かにコーエー関係以外では見たことないです。

そういえば他国から見た島津家、というのは私の意識になかったですね。どのように映ってたんでしょう…気になるところだ…

[7] mixiユーザー 03月19日 21:12

『上井覚兼日記』…確か1570年～1580年代の記録でしたよね？発刊してたのか…。私も信長の武将ファイルでしか見たことはないんですけど…一冊四千円なら買いかもしれませんね。ただその場では思い切りつかないかもしれませんが。

しかし書籍となっているのなら大学の図書館にはあるのかな？探してみようっと。情報ありがとうございますね(^^)

[9] mixiユーザー 03月23日 20:31

もうひとつお勧め本。
学研文庫の江宮隆之著｢島津義弘｣

大体｢島津奔る｣と被る小説ですが、
義久との関係が上手く書かれています。

冒頭の山小屋での貴久・義久・義弘の場面と
最後の同じ場所での義久・義弘・家久の場面が泣けました･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･
『「そこに父上が座った｣義弘が指差した場所には今、家久が座っている。そして五十年以上前の自分達が座った場所に義久と義弘は胡坐を掻いた…』

つか中馬どん、この本でも大活躍ーｗ

因みに上の｢続戦国自衛隊｣の豊久公は…
影武者となり本隊と自衛隊を救う為に逆襲、戦死…
どうもこの本、未だ続きがあるようなので機会あれば読み進めてみます。
大谷吉継がジープに乗って、小早川勢に機関銃乱射するシーンはこの本しか見られません(ﾏﾃ

[10] mixiユーザー 03月26日 13:57

少し大きな書店に行く機会があったので…『島津奔る』探してみました。ありがたいことに検索ナビ付き。さっそく検索すると…文庫版、上下で1400円。よし買おう、と思ったのですが…在庫切れ。そんなバカな…。

ただ手ぶらで帰るのもなんだったので。他も見てみると。ありました、江宮隆之の『島津義弘』。ここまで来たら買いだ！ということで買ってまいりました。あ、西村織部丞が出てる(^^)

…面白いです。冒頭のシーンと最後のシーンのリンクがなんとも言えません。私の心に残ったのは義久公のセリフ。

「やっと、我らはあの頃の兄弟に戻れたな」

島津家のために兄弟ではなく君臣として接してきた義久公と義弘公。その二人がようやく兄弟に戻れた瞬間…名場面です。

あと島津兄弟の強さだけでなく、弱さも描いているのが印象的でした。義久公・家久公の一面は私にとっても衝撃的…もっと色々と調べないといけないな、というのも感じました。中馬大蔵の活躍、上井覚兼日記も、です。ようやく義久公の悪評の出所が分かりました。チェスト関ヶ原豊久さんには買いだ、と偉そうに言ってましたが…ちとしばらくは無理っぽいです<(_ _)>

今は一緒に買った立花宗茂、鍋島直茂を読んでいます。やっぱいいです誾千代ね（笑）

[12] mixiユーザー 04月23日 05:46

『島津奔る』、たしか、司馬遼太郎の「関ヶ原」と似た部分があった、ということでしたよね？
確かに著作権の問題は、作家にとっては大変な問題なのでいけないことと思いますが、ただあの小説は感動的！面白い！古本屋で見つけたら買うことをお薦めします。私は個人的に、小説の後半で山田有栄がかっこよく書かれてあったのが印象に残ってます。
ああ、なんで史料と小説の情報をごっちゃにしちゃったりしたんでしょう。うーん、惜しいです。

[13] mixiユーザー 04月23日 19:14

どうもです。

そうですか～、やはり『島津奔る』は絶版なんですね～。

今度古本屋見かけたらとりあえず入ってみます。しかし司馬遼太郎か…限られた題材で歴史を語る場合仕方ないとも思うのですが。音楽しかり。まあとりあえず読んで比べてみないといけませんね。

山田有栄。昔何かのマンガで黄金の鞘を売り払い。裸になった鞘を叩いて笑っていたのが印象的でした。にやり、という感じでしたが少しはにかんだような、いやらしくない笑顔でしたね…

[14] mixiユーザー 05月07日 17:58

はじめましてm(._.)m

「島津奔る」は再現日本史でも絶賛されてましたね。雑誌内でも関
ヶ原のくだりでしっかりと語られてます。退き口。

「その時歴史は動いた」における島津義弘の回、再放送されたとき
に録画しました。それどころか、中学校の選択授業で生徒に見せま
したｗ　やー、こいつを見せたいがためにいろいろと年間計画を練
りましたとも。その成果としては、全員とはいかないまでも、幾人
かの男子が「こういうふうに生きたい、という見本をみた思い」と
いう内容の感想文を出していましたねぇ。

[15] mixiユーザー 05月07日 18:14

どうも、いらっしゃいませ！

＞中学生の選択授業で
あれ？学校で先生やっておられたのですか？
選択授業で島津義弘。いいなあそんな先生欲しかったですねえ。おそらくゲームやってなかったら義弘公に出会うこともなかってでしょうし。そのような形で義弘公と出会えるのも、貴重なこと…。「見本をみた思い」という感想をいつまでも忘れないでほしいものです。

「その時歴史は動いた」、存在すら知りませんでした。以前も録画された方がおられましたが…まさに後悔しても遅い、というやつで。ああ、再放送してくれませんかねえ、また。

最近トピたててないですが(ーー;)時々武将について拙文作っておりますので、お暇でしたらご覧下さいませ。では今後ともよろしくお願いしますね。

[16] mixiユーザー 05月12日 09:44

　うーん…「島津奔る」は面白いけど、家康からの描写や三成の描写も多く入っていて、ちょっと「？」に感じますね。島津が主人公じゃないの？と思った。

[17] mixiユーザー 05月12日 10:56

＞近衛秀一さん
たしかに「島津奔る」はそんな感じ。
ただ、絶版は知らなかった・・・。文庫が出てすぐに買ったから気にもしとらんかった(^_^;)

ここ数年は架空戦記モノをよく読んでます。
島津ものは、学研の歴史群像新書から出てる
「戦国維新ー島津東征伝ー」1巻　荒川佳夫著
を読みました。まだ続きが出るようです。
史実オンリーでこういうifモノが嫌いな方にはお勧めできませんが(>_<)

[18] mixiユーザー 05月12日 17:16

＞『島津奔る』
なるほど、そう感じる方もおられるんですね…。三成サイドからの視点が好き、という方もお見かけしましたが。島津色が薄れている？ということですかね～
先日ブックオフに行ってみたのですが、なぜか見つけられませんでした。ネットで探してみようかなあ(ーー;)

＞島津東征
うあーなんて魅力ある響き…。某ゲームでは画面の前で「いざ、本土討伐！」などと言っておりましたが。いざ文字で見てみるとやっぱり魅かれてしまいますねえ。コミュの中の文章ではあえて「九州征伐」とか「島津討伐」などと使っているのですが、どこか抵抗があるのも事実です。
架空戦記、好きなんですが読み終わった後、現実を思い出すとちとつらいです(・_;)反三国志読んだ時もなぜか数日憂鬱でしたね。

[19] mixiユーザー 05月13日 00:26

薩摩義士伝、はだめですかね？

[20] mixiユーザー 05月13日 19:15

Moneyさん、いらっしゃいませ！

薩摩義士伝、少しですがコンビニで私も読みました。いやいや、そんなことありませんよ。確かコミュに参加された方の中にも薩摩義士伝を推す方、おられましたよ。

島津家という「異色」の存在、それが際立っていましたね。治水に向かう時、到着後、工事の最中と戦場でないにも関わらず命を落とす薩摩藩士。武将ではなく、武士であろうとした薩摩の侍が印象的でした。弟と母を殺害して参加した侍（すいません、名前は忘れました）の存在が圧倒的でした。

そう言えばまだ全部読んでなかったですね…近くに無いかな…。

[21] mixiユーザー 05月15日 23:23

「島津奔る」最後まで読んだので。ちなみにBOOKOFFで買いました。
　ラスト良かったですね。目がうるうるとしてしまった。なんで盗作なんかしちゃったのかなあ…もしかしたらドラマ化もあり得たのに、と悔やまれてなりません。

[22] mixiユーザー 05月17日 01:02

文春文庫「島津斉彬」：綱淵謙錠・著、これにつきる、やっぱり。言い切ってすみません。

[23] mixiユーザー 05月22日 09:49

＞『島津奔る』
やっぱり良作なんですね～。ブックオフか…なぜに私の近くのところにはなかったんでしょう(T_T)

＞『島津斉彬』
幕末の名君、島津斉彬ですね。よく四賢侯、と言われますが…斉彬公は名実ともに賢侯。彼がいなければ幕末の薩摩は無かったんでしょうねえ。作者は聞いたことないです(ーー;)少し前の人でしょうか。江戸期の島津も調べてみたくなってきますね。とりあえず重豪かな（笑）

コンビニでふと見かけたんですが、コミック版で「その時歴史が動いた」が出ているんですね。我らが義弘公は…「戦国風雲編」。よし、これならどの本屋に行ってもあることでしょう（その時あったのは戦国編、天下統一・女たちの関ヶ原）。コミック版、というのが気になりますが。

[24] mixiユーザー 02月02日 23:25

新納忠元

ジャケ買いしました( ´ ▽ ` )ノ
カッコイイ！
秀吉にケンカ売ったり、徳川の世になってもなお肥後の加藤清正に啖呵切ったり、爺さんになってからも、輿に乗っかって戦にでかける無茶ぶりが好きです！

島津家の黄忠的存在で、昨年は没後400年でした。新納忠元一代記がなかなか手に入らないので、新しいのを待ってました(>_<)

薩摩ISHIN祭でもエピソードを取り上げたかったから、かなり期待してました！島津ブーム、到来??

[25] mixiユーザー 02月03日 15:06

武蔵どんの本があるとは・・・
ご紹介有難うございました。

先日、知人より現・入来院さんの奥様が書かれた「入来文書」評論の本を
頂きました。

その中に、「薩藩旧記」にある秀吉からの朱印状の写しの事があり、
義久宛ではなく、羽柴薩摩侍従（義弘）宛なのが、豊臣政権下での
義弘の位置付けがよく分かりますね。

それと先週土曜には、毎年ある三木先生他の講演を拝聴しました。

一門家、一所衆などの家格付けの話、幕末の偽金作りの話など面白かったです。
資料やレジュメも嬉しいですし。

[26] mixiユーザー 02月05日 19:38

平八さん

まだ後書きしか読んでませんが、読みやすそうでしたよ。
いきなり秀吉との絡みから始まるので、一般の方にも受け入れやすいかもしれませんね。

『「入来文書」評論の本』とは、タイトルは何ですか？市販されているようなら、一度手にとって確認したいです。興味深いですね。

この新納本は三木先生が資料収集のご協力されたとありましたよ。
その講演はどこであるんでしょう？

[27] mixiユーザー 02月06日 10:23

>カゴシマニアさん

件の本は入来院貞子さん他、地元の文人（？）の方達の
エッセイや随筆集みたいな本で、その半分近くを入来院さんの
評論が占めていました。
「火の鳥」という本です。
第20号なので定期的に出版なさっているのかも。
図書館とかには置いているかもしれません。

入来院氏は家久を除く、三兄弟の御母堂のご実家。
東郷・祁答院・鶴田・高城・入来院は祖が同じ渋谷氏。
東京の「渋谷」も渋谷氏の領地だった名残とか。
だから「渋谷おはら祭り」なのでしょうね。

三木先生他（三木先生は毎年、他の先生は講演内容ごとに変わります）
の講演は「鹿児島歴史の旅」と題し、鹿児島国際大学の生涯学習センターの
一環として、毎年県民交流センターでありますよ。

[28] mixiユーザー 02月07日 00:36

平八さん

情報ありがとうございます。三兄弟の御母堂のご実家でしたか。
入来院貞子さん、精力的に活動されているようですね。
http://www.teiko-irikiin.com/novel.html

第20号は図書館で捜して見ます。県立図書館とかにあった気がします。
そのうち、このHPで読めるようになるかも？

そういえば三木先生の講義は、西南戦争の遺跡について数年前受けに行きました！
要チェックですね♪
来年こそは！

[29] mixiユーザー 02月07日 00:38

実際目にしていませんが、ネットでひっかかったのでご紹介。まだこちらで取り上げられていないと思いましたので。ある程度史実に基づいたものだそうです。最新号は第12話。

http://comics.yahoo.co.jp/magazine/historia/houkousi01_0001.html

「咆哮！島津十字
著者：sanorin　原作：-

応仁の乱に端を発した戦乱の世は、遠く九州にまで及んでいた。豊後の大友氏、肥前の龍造寺氏を始め数多の大名、武将が戦に明け暮れる中、島津家の家督争いを勝ち抜いた島津貴久は、薩摩守護職に就く。鎌倉以来の領地（薩摩・大隅・日向）回復を目標に、周辺勢力と一進一退の攻防を繰り広げる貴久。彼の長男義久、次男忠平（後の義弘）、三男歳久は、いずれも知勇兼備の将としてそれぞれに活躍を見せる。その一方で、歳の離れた四男の家久は留守を守る日々が続き、戦に出られない自分に歯痒い想いを抱いていたが、ついに彼にも初陣の日が訪れるのだった。戦国きっての戦上手・島津家久、そして戦国最強の島津四兄弟が、九州に旋風を巻き起こす！

情報提供元：デジタルカタパルト　出版社：メディアファクトリー
(C)2010 sanorin
年代性別：女性コミック　ジャンル：歴史、時代劇
お知らせ
「咆哮！島津十字」単行本第一巻好評発売中！」

[32] mixiユーザー 05月26日 21:51

タイトルうろ覚えなんですが「島津一族」とかって本が新刊平台に陳列されていたのを先日見かけました。
今度見かけたら買おうと思ってるんですが出水には売ってない…

[33] mixiユーザー 05月27日 10:25

>かごんまどあらさん

amazonにも売ってますね。
私も気になる一冊でした。

「薩摩・大隈守護職」という本を次回、図書館で借ります。
小説ですが、珍しい南北朝の頃を描いた作品。

余談ですが、CSで大河「北条時宗」を放映していますが、
弘安の役で島津久経が出てきたりとそれなりに楽しんでます。
少なくとも今年の大河よりは・・・。

[34] mixiユーザー 07月25日 23:14

>かごんまどあらさん

「島津一族」買いました
島津氏の起こりから明治後期まで、嫡流・傍流・家臣達や姫君など、島津氏に関するあらゆる人々の生き様が書き記してあります

既に深い知識をお持ちの方々には物足りない本かもしれませんが、私のように「先ずは基本を広く浅く知りたい」といった方にはかなり良い
資料になるのではないかと思います

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