モバイルは「いきべん」mixi分署コミュの#33.モバイルサイト解析なしではすまされない状況

いままで、モバイルサイトといえば、
媒体広告を出すか、ポータルのメニューからの流入依存で、
「解析の必要」がありませんでした。

また、ＰＣと違い、クッキーが使えないなどで、
「解析ログがとれない」状況でした。

そういった状況を変えたのが、
ユーザの検索エンジン利用増加と、
代理店などのＳＥＭ（キーワード広告）の効果検証ニーズ
でした。

ユーザ流入経路として
バナー広告、公式メニューだけだったのが、
ワンセグ、クロスメディア（既存媒体）、モバイルＳＥＭ
と選択肢が増えてきており、
ユーザ行動は直線型から回遊型へ。

広告主サイドも、
ブランディングよりも成果報酬へ、
さらに、新規獲得、顧客関係維持（ＣＲＭ）へと
今までの通常からずいぶん消費行動現場よりに落ちてきています。

ＰＣと違い、リアル世界に密接ですから、
ケータイが「コンバージョンゲートウェイ」になってきてるくわけですね。

そうなるとサイト解析は必須になります。

それどころではなく、
この端末で、この属性で、このキーワードで入ってきた方には
この画面を出すというコンシェルジュ型の
「サイトオプティマイズ」も今から目をつけていたほうがいいでしょう。

さて、この分野も実はソリューションだったりします。
サイトオプティマイズもそのとおりです。

サイト解析というと、
１ログ調査型（アパッチなどに入れる）
２タグ貼り付け型（プログラムに入れる）
３パケットキャプチャー型（ゲートウェイに設置する）
があり、オーリックシステムズさんの場合は３。

つまり、既存のプログラムを全く手に加えずにできるパターン。

そうするとＩＤＣセンターにＯＥＭ提供するだけで、
「当社のＩＤＣを利用すると、モバイルサイト解析」ができますという廉価版ＡＳＰが可能なわけです。

2番のタグ貼り付け型にしても、モバイルＣＭＳ業社にＯＥＭ提供するだけで「当社のモバイルＣＭＳを使うとモバイルサイト解析ができます」という廉価版ＡＳＰが可能なわけです。

ということで、モバイルサイト解析のみならず、
そのビジネスの売り方まで「気づかされた」夜でした。

ソリューションは「インテルインサイド」的な存在なんですね。