ダ・ヴィンチ・コード、ほんと？コミュのダビ公を愉しむなら、この本を読め

ダ・ヴィンチコードは、いわゆる歴史の中のいわゆるムー的歴史史観というか「とんでもネタ」の集大成でありますが、それを知っていたらなお愉しめる。

そのネタ本を某所でこちらにいらっしゃる服部さん紹介していただいたので、こちらでもご紹介。

また、とネタ本でなくて、正確な知識を知りたいならこれって本も随時加えて行きますね。

ダビ公を二度愉しむ為の本。
皆さんもご紹介下さい。

コメント(15)

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[1] mixiユーザー 05月31日 20:39

『レンヌ・ル・シャトーの謎』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4760114432/503-2450222-5855959

言わずと知れた有名ネタ本。
70年代に出版されている。日本で言うなら竹内文書。
実は既に根拠となる古文書が捏造だったりと論破された本ですが、不肖わたくしもこのレンヌル説に出会って、南仏行ったときに訪れようかと思った事があります。

尚、この筆者達がダビ公に訴訟起こした話は有名ですね。

[2] mixiユーザー 05月31日 20:43

『マグダラとヨハネのミステリー?二つの顔を持ったイエス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487919140X/

こちらは私は読んでないんで内容は判らないのですが、最後の晩餐のヨハネ＝マグダラ説の元ネタだそうですね。
アマゾンのレヴゥーで論破されているのが笑えます。

[4] mixiユーザー 05月31日 21:16

『レオナルド・ダ・ヴィンチ伝説の虚実?創られた物語と西洋思想の系譜』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120037339/503-2450222-5855959

こちらは反証本です。
もともと著者、竹下節子さんはヨーロッパにおけるエソテリズム等や比較宗教を扱ってきた方で『ダ・ヴィンチ・コード』についても欧州やアメリカの宗教事情を踏まえたうえでの論考を『文藝春秋』誌6月号に寄稿していました。

この本はもともとレオナルドの伝承がどのように形成されていったかを紹介しています。

[6] mixiユーザー 05月31日 21:28

『レオナルド・ダ・ヴィンチ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582285023/

レオナルドの評伝。多くの神話に彩られたレオナルドの実像をさまざまな文献比較をしながら実像をさぐっています。竹下節子さんも取り上げていますが読みやすく、信頼出来る内容だと思います。

実はレオナルド本については古典から現代の研究書まで20冊以上あるんで、どれを紹介するか悩みましたが、これが一番わかりやすいという印象です。

[10] mixiユーザー 05月31日 21:37

『教皇庁の闇の奥』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9930132325

残念ながら絶版ですが、文字通り、バチカンの闇歴史。
面白いのでぜひお勧め。復刊ドットコムにも出ていました。読みたい方は復刊希望をしましょう。
尚、反バチカンの鼻息も荒く、バイアスのかかった歴史観ではありますので、異論のある方もいるかもしれません。

[12] mixiユーザー 05月31日 21:46

『キリストの勝利ローマ人の物語XIV』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103096233/

塩野七生さんの見たコンスタンチィヌス帝からはじまるキリスト教史。塩野さんは学者ではないですが、その着眼点はなかなかユニーク。読みやすいのでお勧めです。

[13] mixiユーザー 05月31日 21:51

『黄金伝説』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582765742/

中世に編纂された聖人伝。
なかなか荒唐無稽な物語が並んでいます。当然、マグダラ伝もあります。中世の人々が信じていた伝承を知ることが出来ますね。
中世の人々はとても豊かな感性だったと思います。

[14] mixiユーザー 05月31日 21:55

『キリスト教史』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582761631/

2000年を誇るキリスト教の歴史の決定版といっていいでしょう。
と本ではなく、王道の歴史ということで。中立の立場を守っているのが良心的なので読みやすいと思います。

[15] mixiユーザー 05月31日 22:05

『LEONARDO最後の晩餐絵画の内部』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315515566/

修復の記録画集。高価。故に手にしていない。
実はみすず書房から出ている「最後の晩餐」の研究本がよいのですが絶版らしく紹介出来ませんでした。細かく人物像などを検証しています。

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