謎は全て解けた！！かも。コミュの第４話「天然温泉ラプソディ」（天才ダイキリ君と無人島）

１枚目はＭＡＰです。
２枚目が暗号です。

ストーリーを読まなくても解けますが、是非読んでみてください。

前回の続きなので、読んでない方はそちらもどうぞ

　天才ダイキリ君の無人島合宿シリーズ

　プロローグ「学校にて」　【難易度☆☆】
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　第１話「出発」　【難易度☆☆】
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　第２話「暗号サバイバル」　【難易度☆】
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　第３話「カレーと夜空と暗号と」　【難易度☆】
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　　天才ダイキリ君と無人島

　　第４話「天然温泉ラプソディ」（簡単な暗号22）





アイ「いやー！気持ちのいい朝ね！」

ダイキリ「ううう…」

ライカ「ん？どうした？寝起き悪いのか？」

ダイキリ「いや、ヒビキのやつが変に起こしたから…」

ヒビキ「え！いや、ごめん！いい起こし方だと思ってつい…」

ダイキリ「いきなり顔に水をかけるなんて、ひどい…」

ヒビキ「だって！声かけても起きないんだもん！それにランちゃんが教えてくれたんだよ」

ラン「ふふふ…私は顔に水をかけろなんてアドバイスしてないわよ…ただ、『合宿が夏休み始まってすぐだったから、準備を慌ててしたのに、全部持ってかれて悲しいね…』というような話をしていただけで」

ヒビキ「そうそう。私も合宿はてっきり８月位だと思ってたからさ、今週の月曜日に先生から電話が来て、『明日から』って突然知らされたときは、とてもびっくりしたよねー！……って話をしてたんだよ。そしたら、ランさんがまだ寝てるダイキリの方を見ながら…」

ラン「まあ…、ダイキリ君のかわいい寝顔に水をかけて意地悪したくなる気持ちもわからないでもないわ…」

ライカ「そうだな。お前だけなかなか起きなかったな」

アイ「私たちはもう準備できてるわよ？はい。朝ごはん。まあ昨日の残りだけど」

ダイキリ「うぅ…。なんでみんな早起きなんだ…。まあ何にせよ起こしてくれてありがと。まあまだ耳の中に水が残っててボーっとしてるけど」

ヒビキ「うう、違うのにぃ」


―――　各自リュックに食料と水を詰め、下りる。輝く太陽と青い空。そして彼らは森の中へと入る。


アイ「ランプつけっぱなしだけど大丈夫かな？」

ラン「もし夜にここに戻ってくる場合、目印になる。あのランプは一度火をつけたら５日は消えなさそうだから、とりあえずつけっぱなしで大丈夫だと思う…」

ダイキリ「そうだね！ところで、何分くらいで着くかな？」

ライカ「岩場までは正反対だからなぁ。結構歩くと思うぜ。多分2，3時間くらいは見とかないと」

ヒビキ「骨折はしたくないよぉ…」

アイ「ヒビキちゃんってそんなかよわい乙女なの？今から弱音吐いてちゃダメよ！あ！それより温泉入りたいんだけど！ここから歩いて近いでしょ？」

ラン「確かにスッキリしたいわね」

ヒビキ「朝に入るお風呂っていいね！みんなで入ろうよぉ！」

ダイキリ「あ、だからな、ほら温泉っていうのは男女別で…」

アイ「あらぁ〜〜？もしかして、恥ずかしがってるの？３年生のくせにマセてるわね♪５人で入ろうよー♪」

ラン「私は…別に…どっちでも…」

ヒビキ「そうそう、順番に入ったら時間もったいないからさー」

ダイキリ「だだあだだだってほら、倫理的に…」

ライカ「お前も変なところで大人だなぁ。オレらは小学生なんだから、気にすることはないだろ」

ダイキリ「えええ！ライカまで！……まぁ、汗流さないと、すっきりしないし、まあしょうがないから入るけど…」

アイ「ほら見えてきた！すごい大きな温泉ね！」

ラン「とても天然温泉とは思えないほどしっかりとした作り…」

ヒビキ「わーい！」

ライカ「あのじーさんこんなのまで用意してたのか…泣けてくるぜ。さて入るか！」

ダイキリ「……」


（中略）


―――　温泉ですっきりした５人は目的地目指して歩き始める。

―――　そして数時間後


ライカ「うおー！疲れた！！こんなに歩いてまだ半分かよ！そろそろ昼飯にしようぜ！」

アイ「もー！せっかく温泉入ったのに、また汗かいちゃったじゃない！ホント広いわね、この森…」

ダイキリ「まあ途中で迷ったりしたから、結構ロスしたけどね」

ヒビキ「コンパスを頼りに歩くだけでも、相当難しいね。でも疲れたよぉ…」

ラン「ホントね…足が棒だわ…」

ヒビキ「…？ランちゃん足どうかしちゃったの？大丈夫？骨折？」

ダイキリ「歩きすぎて足がつらいことを言うんだよ。あ！こんなところに…看板が…」


『ここは杜の中心』


ライカ「なあ！！まだあと半分あんのかよ！てかここが中心ってことは、ちょっと進行方向間違えてるな…」

アイ「それより昼ご飯食べましょう！ちょうど椅子みたいな石も５つあるし、座って食べましょう！ほら、おにぎり作ったから食べて！」

ダイキリ「ええ！これみんなアイちゃんが作ったの？」

ヒビキ「アイちゃんは一番最初に起きて、おにぎり作ってたんだよ！」

ラン「家庭的ね…」

ライカ「おお。こりゃ豪華だ。うむ。こりゃうまい！烈堂はいいお嫁さんになれるぜ！」

アイ「…！うるさいわねぇ。昨日のご飯が余ってたから有効活用しただけよ！それにシャケとか昆布とかの具だって冷蔵庫にいろいろ入ってたし…おにぎり作れって言ってる様なものじゃない」

ダイキリ「おいしい！」


―――　そしてまた数時間後


ライカ「うう…やっと着いたぜ岩場…。やっぱり休み休み来るとこれくらい時間かかるんだなぁ」

アイ「そうね。でもなんか歩いただけで冒険って感じはしないわよね」

ヒビキ「疲れたよぉ…でもみんなでおしゃべりしながら歩くのは楽しかったなぁ♪」

ラン「ふふふ…確かにそうだけど、まだ２日目よ。残りも同じように歩くだけだったらとてもつらいわね…」

ダイキリ「まあ展開的に暗号がメインだから、一日のほとんどが徒歩になるのはしょうがないんじゃないかな」

アイ「まぁいいけど。で？暗号とやらはどこかしら？」

ラン「ここに看板があるわ」

ライカ「どれどれ…？」

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ここに３つの特殊な石がある。このどれかを使って、暗号を解け。

石は左から『最も固い石』『焼け焦げた石』『輝く石』である。

君たちの優れた知性や、鋭い推理力を持ってしても、この難問の前では少しも役に立つことはないだろう。

しかし、手も足も出ないからといって、さじを投げてしまえば、君たちは前に進むことは出来ない。

役に立たないと分かっていても、やってみることが大事である。そうすれば、道は開けるであろう。

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アイ「ふーん。どうやら私たちもナメられてるようね…」

ライカ「まあそれほど今回の暗号はムズいってことだろ？」

ヒビキ「こんな言い方ひどいよね！さじってスプーンのことだよね？カレー食べてる最中に遊ぶわけないもん！」

ダイキリ「あ、だからそういうあれじゃなくてさ…」

ラン「否定されているようで、ちゃんと応援されてるのね…でもわざわざこんな言い回しをするってことは…」

アイ「うーん…難しいわね。固い石、焦げた石、つるつるした石…。触ってもどれが役に立つのかわからないわね。これをどうしろって言うのよ…」

ライカ「今回のはなかなかにムズイかもしれないな。あー！そうこうしている間にもう夕方になりそうだ…やばいぞ」

ヒビキ「ふぇぇ……みんな苦戦してる…でもできなくたって亀になっちゃったりしないから大丈夫だよみんな！！ダイキリ！解けないの？」

ダイキリ「だーもう！亀って何だよ！…っていうか今日目覚め悪かったから頭が冴えないんだよ！」

ヒビキ「ふぇぇ…やっぱり私が水かけたのが悪かったんだ…ごめん…ううぅ…」

アイ「あーあ、女の子泣かせたー」

ラン「…みんなで協力して早く解かないと…」

ライカ「ほらほら泣くな。お前は悪くない。…ダイキリも顔に水をかけられたくらいでな…」

ダイキリ「いや、顔っていうかむしろ耳を集中的に…」

アイ「……？！」

ライカ「……？！」

ダイキリ「……？！」

ラン「……」

ヒビキ「…？？？」

アイ「なるほどね、そういうことね」

ライカ「あえてソレをやれってことだな」

ヒビキ「え？え？解けたの？」

ダイキリ「ああ！この石を使えばいいってこともな！」

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問題：５人はこれからどういう行動を取れば良いのか？

回答はメッセージにて