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Alejandro Fernandez コミュのEl informe del Concierto del Alejandro Fernandez

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みなさま、遅くなりました。

メキシコシティの国立劇場で行われた、
Alejandro Fernandezのコンサートに行ってまいりましたので
報告いたします。

まず、コンサート会場までタクシーで行ったのですが、警備が厳重で
観客も多く、ごったがえしていました。こういう場はお国柄、入場できるまで
かなり待たされそうな先入観があったのですが、意外とスムーズに入ることが
できました。

自分の席に座って、18時開演の時間が過ぎてもなかなか始まらない。
じらすんです、Fernandezは。

そして、いったん会場の照明が暗くなって、しばらくしてから舞台の
センターからFernandezが登場!

彼はシンプルにブルージーンズと墨色のシャツ、黒のジャケットを
着ていました。

会場は拍手と歓声で一気に盛り上がり、1曲目はA Manos Llenas。
ポップなリズムに乗せられて、私は感極まってしまいました。
9月頃からコンサートに行くと決めてから、なかなかチケットが手に入らず
気がかりな日々を過ごし、わざわざ飛行機に乗って、カタコトのスペイン語で
彼に会いにここまで来てしまったことを思い浮かべた1曲でした。

そして、Viento A Favor の 曲が数曲続きます。
知らない曲もあったのですが、わかるところは一緒になって泣きながら
歌いました。泣き顔

ステージ両脇にはそれぞれ大きなビジョンがあり、彼が歌う姿が映し出される
のですが、歌っている最中、彼の胸に当てた左手がおなかからおへそ、股間
あたりまでなでるように下りていくと、それを見た女性ファンの歓声や
叫び声が響き、また、カメラが大ビジョンに股間から胸、顔にかけて
映し出せば悲鳴が飛び交う。あのカメラワークは絶対わざとでしょう。
メキシコは面白い国だなあ。カメラを動かしている人も、観客も、とても
分かりやすく、感情表現がストレートだ。私はなんとなく笑ってしまい
ました。

観客のほとんどが女性でしたが、カップルもちらほら見かけました。
彼の歌は愛の歌が多いので、カップルのほとんどが腰に手を回して
抱き合いながらコンサートを楽しんでいました。こんなことをしていても
隣の席の人が変な目で見ないのが、メキシコ。どこでも愛情表現をするのです。

Fernandezが観客に向かってBesoを投げれば観客は悲鳴を上げ、どの曲も
一緒になって歌う。私は、最新の2枚のCDしか知っている曲がないので
彼らのように存分に楽しむことができなかったような気がします。

一度ステージのライトが暗くなって、再びステージ中央が明るくなった。
マリアッチのソンブレロをかぶった男の人が6人ほど並んでいる。
そこにランチェーロの格好をしたFernandezが登場!
雰囲気を変えて、彼の原点であるランチェーロの曲が続きます。

初めは「グアダラハラ」から。
今回のメキシコ旅行ではマリアッチの演奏が聞けるようなレストランで
食事をしなかたので、マリアッチ演奏、しかもFernandezの声で聞けた
なんて、本当に感動でした。ステージ中央の大ビジョンには、メキシコシティの
町並みやメキシコ国旗の映像が映し出され、すべての観客が、私以外の
メキシコ人すべてがFernandezと同じように歌いだす。
まるで国歌斉唱のよう。次は、「Me'xico lido que querido」って歌っていた
かな?きっと有名なマリアッチの曲でしょう。日本人が演歌や三味線、民謡を
あまり見向きをしないのと、メキシコ人にとってのマリアッチも同じかな?
と思っていましたが、とんでもない。すべての人がマリアッチを聞きながら
育ち、愛を表現し、成長していく。街のレストランやホテル、博物館、
あらゆるところにあの緑・白・赤の旗が掲げられている。メキシコ人は本当に
自分の国を愛しているのが、この合唱で良く分かりました。

マリアッチの曲が終わると、彼のランチェーロの曲が続きます。
お父さんの曲も歌っていたかな。ステージの大ビジョンには子供のころの
Fernandezがお父さんと一緒にマイクに向かって歌を歌っている映像から、
だんだん成長していく彼の写真が映し出されていました。
Fernandezは一時、建築の勉強をして、歌うことから離れたかもしれないけど、
彼も成長して父親と同じように歌い続けることで何かを伝える使命のような
ものを感じたのでしょうか。日本で見た歌舞伎役者の海老蔵の
ドキュメンタリーが思い浮かびます。二世にしか分からない苦しみ。
普通の家に生まれたかったと友達がうらやましく思えたり、両親と
ぶつかることもあったかもしれない。でも、今はあの大きなソンブレロを
かぶり、襟に大きなリボンを結んで、マタドールに似たあのランチェーロの
服を着て歌っている彼は、メキシコ人に支えられ、不動の地位、支持を得て
いるのが伝わってきます。それを間違いなく彼も誇りに思っていると信じて
います。

最後に、自分のことをいろいろ思い浮かべて彼のランチェーロの曲を
聞いていました。私のラテン音楽好きはグロリア・エステファンから始まり、
サルサやメレンゲに広がり、より理解するためにスペイン語の勉強も
始めました。特別な目的なく勉強してきたけど、机の上のスペイン語が
どんなにつまらなくても、続けてきて本当によかったと思いました。
Fernandezが ?Do'nde esta'n mujeres? と言ったとき、
反射的に両手を挙げて!Aqui!と叫んでいる私がいたからです。

彼のMCも大体理解できたし、知っている曲は一緒に歌うこともできた。
これは本当にうれしかったです。

会場を出ると、今度はグッズのお店がズラリとテーブルを出して
並んでいました。

私は、ジャニーズ好きの女子のようにTシャツとFernandezの写真付き
キーホルダーをノリで買ってしまいました。あっかんべー
さすがにFernandezの顔写真がプリントされているマグカップは買えな
かったんですが。

ホテルに帰ってから気が付いたのですが、泣きまくって
化粧がほとんど取れてました。

Suen~o contigoを歌ってくれなかったのが心残りです。
次は、2008年の1月と2月で、行きたいけど、とても休暇申請する
勇気がありません。仕事を首になるのでやめておきます。

次回コンサートに行くときは、ぜひこのFernandezコミュニティの
熱いファンのみなさまと一緒にこの空気を体感し、分かち合いたい
です。

以上、です。
(Fernandezやメキシコについて間違っていることがあったら訂正してください)

コメント(2)

パチパチパチパチ手(パー)手(パー)手(パー)お帰りなさいませわーい(嬉しい顔)

うらやましい〜です目がハート本当にヨカッタですねウインク指でOK
詳しい報告、どうもありがとうございました!
私も会場にいたような気分にさせていただきました。
さすが本国のコンサートは違いますね。。。

私もラテンアーティストのコンサート行くと、いつもうらやましく、そして恨めしい気分になります。
みんな合唱して歌えてるし、民謡など持ち歌じゃないのもすぐ歌える。。。
ネイティブじゃない私はせいぜいアルバム何枚分かの歌しか知らないし、
歌えても歌詞は完璧じゃない…(私の語学力に難があるせいでもありますが)
でも楽しむことが何より大事!ですよね。
いつかどこかで、ご一緒できるといいですね。ほんとに…

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