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フィリピン料理研究会コミュのフィリピン料理番付

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異論反論受け付けます。


〈横綱〉
リッチョン
豚の丸焼きのこと。
特に皮の部分のパリパリ感が
なんともいえない。
リッチョンにさらに手を加えた
料理もたくさんある。
細かく刻んで、お酢とレモンに
似たカラマンシで味付けしもの。
シージックと呼ばれており、私は最初
「船酔い」のことだと勘違いをしていた。
さらに油であげたカワリという料理
がある。 酢味噌で食べるのが
一般的。
私は骨にこびり付いた肉を
フォークでガリガリほじくりながら
塩で食べるのが好きだった。

この料理は祝い事の際
出される場合が多いので
条件反射で気分が高まるのも
ある。
日本の散らし寿司のようなもんだ。


〈大関〉
カレカレ
これも滅茶苦茶にうまい。
最初食べたとき、この世に
こんな美味いものがあったのか?
と思った。
牛の臓物をココナッツで煮た
食べ物だ。
バゴーンという小エビの塩辛
みたいなものを混ぜて食べるのが
ホントなんだけど、私は入れないで
食べるのが好きだった。

本当は横綱にしてもいい位だが、
リッチョンに比べれると、”華”が
無いので、大関とする。


〈関脇〉
バロット
一見するとゆで卵の天ぷらのような
外見。 私が始めて屋台で食べたとき
あまりの美味さに絶叫した。
ムンクのように叫んだ。
全身こってりした黄身でできてる
ような味だ。 じゃりじゃり感は
何だろうと、しばらく疑問だったが、
聞くところによると、食材は半分ひよこの
卵だそうだ。
そのグロテスクな様相に食べず嫌いの
フィリピン人も多いとか。

本当は横綱にしてもいいくらいだが
外見をマイナスして関脇とする。


〈小結〉
サバウ
スープのこと。 スーパスともいう。
日本の味噌汁や御汁のように
種類はたくさんあり、作る人によって
味は異なる。
シニガンという酸っぱいサバウが
有名だが私はあまり好きではない。
牛の尻尾でダシをとったサバウが
好きだ。骨の髄をちゅうちゅう吸うのだ。
三役に入れないわけにはいかない。


〈前頭筆頭〉
ルンピア
春巻きのこと。
これもフィリピンを代表する料理。
生春巻き(ルンピングサリワ)が
有名。

美味いが三役に入格するほどの
パワーは無い。


〈前頭2枚目〉
ビホン
これは滅茶苦茶にうまい。
ビーフンのフィリピン版。
でもフィリピンのオリジナル料理
ではないので三役への入格はなし。

〈前頭3枚目〉
ハロハロ
フィリピン語でごちゃ混ぜの意味。
アイスクリームとか果物とか
ナタデココ等が入っているデザート。
美味いといっても入格するほど
ではない。
銀座の鹿の子、若松。
上野のみはし、江戸っ子の
あんみつの方が上。
みつばちよりは上。


〈前頭4枚目〉
とんかつ
美味いが、いもや、五郎十の方が上。


〈前頭5枚目〉
天ぷら
甘い汁をかけて食べるのだが、
これがいただけない。
船のコックがこれをかけないと
怒るので困った。
かき揚げ、イカ、えびがある。

いもやの方が上。


〈十両〉
ビコルエクスプレス
辛いだけ。
入幕なし。


〈幕下付け出し〉
サバウ麺
日本のラーメンの変形。
太麺に牛コツダシで味付け、
ネギや生姜が薬味で入っている。
フィリピンクルーは当初
「ラメン」と呼んでいたが、
私が「サバウ麺」と呼称してからは、
この名前が定着した。
将来性を考慮して、
幕下付け出しとする。


〈序の口〉
ブーコ
椰子の実のこと。
西インド諸島でフィリピンクルー
から貰ったことがあるのだが、食い方が
分からなかった。
「この世に椰子の実の食い方を
知らないやつがいるのか!?」
と驚かれた。
(こんなもん丸ごと貰っても食えるか!)

苦労して食べる割には美味くない。


                    







コメント(2)

趣向なんで反論はないっすけど、自称マニアの意見をば...

*レチョン〜日本の散らし寿司のような〜⇒「パンシットパラボック/別名ログログ(米で出来た麺にエビソースをかけ、魚介類をのせた豪華なパンシット←専門店もあります)」が該当ですね。お祝いモノではあるのでレチョンは日本なら「鯛の尾頭付き」的な位置だと思います。
肉煮込みなら「カルデレータ」もおいしいすね。

*シージック⇒シシッグ(sisig)おつまみですね。

*酢味噌⇒肝&酢のソース

*カレカレ⇒ココナッツミルクは入ってませんね(気持ちは分かりますけど)
米のとぎ汁、牛出汁、ピーナッツが基本。オリジナルは塩気が全く無いのでバゴオン(アミの塩辛(ミソ)が必須。(パティスの代用もOK)

*バロット⇒羽化前のアヒルの卵です、茹でて塩で食すのが基本。比の強壮剤です。
テンプラはまた別の名前がありました。

*サバウ⇒補足)シニガン⇒酸味のあるアレです。ニラガ⇒酸味の無い、旨みのみのスープ。髄のスープのみ「ブラロ(牛ちまき)」という固有名詞あり(値段が一回り高め

*ビホン⇒パンシット(麺)という分け方のほうが広いと思います。ビィホンは確かに中華系ですが、「パンシットパラボック」は比限定じゃないかなと。実際現地人ではレチョンよりログログの方が比らしい料理。


*ハロハロ⇒日本のあんみつがルーツって説、しかもあれは「飲み物」に近い食べ方でです。現地でも日本でも、本気で作ったハロハロはうまいっすよ〜(ウベとレチェフラン乗せちゃってね)

感想)
品目に偏りがあるようにみえるんですが...ま〜南国の人はのんびりしてるから味付けが毎回違うので。も少し味見を重ねれば代わりそうな番付だと思います。
水と油の質もあると思うんですが、日本で「本気で」つくった比料理は「純粋においしい」ですよ。

ルンピアサリワ、ハロハロなんかは比限定品としてもっと評価されるて欲しいす、あと「ピナクベット(夏野菜のアミ炒め)」「デイヌグアン&プト(モツ血煮込み&蒸し米パン)」なんかも面白いすよ。

「ゴルディラックス」で販売されてるもの等ごらん頂ければと思うんですが
スペイン&華僑の流れのある「スイーツ」がとっても魅力的だと思います。(パンデサールもうまい)

ただ比料理はニッポンの男性には「甘ったるい料理」という評価が多いすね。

今度カレカレ作ってみま〜す。
なるほど!
見事な解説です。

番付の変更を早速検討せねば。

ほかにもいろいろ感想をお聞かせください。

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