Samba-Rapの輪(a roda de samba-rap)は、D2,DonNegrone,Marechalという人々や、RenatinhoOartideiro,ArlindoCruzという人々を繋ぐ。その場面は「A procura da batida perfeita(完璧なバチーダを求めて)」という、CDと同名のすばらしいDVDのドキュメント部分の大事な場面だ。おまけに、そのSamba-Rapの輪での出会いは、sambaとhiohopが融合されたという確信を高めてくれる。
CandaiaやPaulinho da Violaのような偉大なサンビスタの映像を効果的に配置しながらドキュメンタリーは進む。サンバの自然な進化の流れは、防御のためにラッパーを排除するという仮定は、全く的をはずしている(偉大なサンビスタたちも、D2を受け入れている)。どこから来たかよりも、D2はこれからどこに行くかを示したい。かれは、サンバとラップは、表面的なひらめきで共通点を持っているのではなく、特に歌が扱うテーマの部分で共通点を持つ、と言う。彼が言った言葉で、すばらしくかっこいよく興味深い言葉は、”antepasssados(過去のもの)”という言葉だ。
ドキュメンタリーは、D2が辿って来た系譜の木は、たくさんの根を持つことを映し出す。彼は”procura da batida perfeita”は、アフリカン・バンバータの”Looking for the perfect beat”に由来することを明らかにする。(アフリカン。バンダータは黒人エレクトロニックミュージックの偉大な父だ。)また、偉大なドラマーのMamaoやWilson das Nevesに由来もしている。D2のディスクのプロデューサーのうちの一人のDavi O Marroquinoは、Mamaoたちは“a batida perfeita(完璧なリズム)”を持っていたと話す。
CDの制作に参加したDJNutzは、音のコンセプトを形成した経緯を話した。DVDの中盤に登場する。手をターンテーブルに置き、彼は、バトゥカーダがスクラッチに近づく確かな瞬間を示す。やがて、それらの境目はなくなってしまい、自然にヒップホップがサンバと繋がる。
D2は、CDの”A Procura da batida perfeita”を詳細に分析し、関連のある、WalterWanderleyからJovelinaPerolaNegraまでの名前をを列挙し、音楽の起源についても話す。たとえば、”Pilotando o bonde de excursao”はプロデューサーのMarioCaldatoが、「D2、騒がしい曲を一曲も歌わないの?」と聞いた後に生まれた。”Qual e”で使ったAntonioCarlosとJocafiのサンプルについての話しでは、Jacafiのこんなエピソードがある。彼の息子は、MarceloD2が使ったあとになってやっと、彼の音楽を好きになったそうだ。