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村上 春樹コミュのアフターダーク

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今までの、村上春樹作品、大体読みました。
アフターダークも、でてすぐに読みましたが、今までのようにはなかなか読み進まなくて、しかも、終わりまで
あまり意図がつかめないまま終わってしまいました。

皆さん読んだ方多くいると思いますが、
「自分はこう思った。」とか、意見があったら
是非教えてくれませんか??

よろしくお願いします!!

東京奇譚集はあっという間に読み終わりました。

コメント(23)

たった一夜という時間軸の中なのに
いつもの村上作品が成立してるなぁ、
凄いなぁ、と想いました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=720817&comm_id=84

ここにトピがありますよ。
makoさん>ありがとうございます。だいぶ前に読んだので、
一夜の出来事ということも薄れていました・・

しとさん>出て欲しいです。納得するまで読みたい。

グリモモさん>前にもこのトピがあったのも知らず、失礼しました・・。最近ミクシィ始めたので、前のトピ見てなくて・・・
教えてくれてありがとうございます!!
私も村上ファンで、すべての小説を読みました。ほとんどの作品は「春樹天才!」と思いながら読むのですが、アフターダークだけは今でも「尻切れトンボ」という印象を持ったままです。初めは、視点の置き方がおもしろいなと思って読んでいましたが、最後まで意味のあるイベントが起こらなかったように感じたし、若者の様子がうまく書けていないような気がしてしまいました。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」みたいに2つの世界が交錯していくんじゃないか?と期待しすぎたせいで、消化不良を起こしたのかもしれません。
この小説の凄みみたいなものが分かる方は、よほど通な方なのではないかと思います。どう読んだかを教えていただきたいです。
1つのプロローグ。

長い夜が明け朝になりここからまた1つの物語が始まる、ってかんじやった。

たしかにそんなしっくりはこん話しやった。。
都会で、その外面の対極に暮らす人の心があり、そこに確かな正常さを感じる。そんな小説だと思います。
長いのに短編を読んだような気持ちになりました。
僕は好きですよ、これ。作品を読むときにあまり意味とかは考えませんね。ただただ文章を読んで、そこで何かを感じれたらいいという姿勢です。昔から期待しすぎるとおもしろくてもつまらなく感じてしまう性質なんで。
私もこれは短編なんだと思います。そしてすごくおもしろかったです!
村上春樹だからこそ、こんな短編の話しで一冊分書けてしまうってことだと思いました。丁寧に、細部まで、いちいち広げて味のあるように。
ただ、テーマが地域限定というか、大都市のごく一部のことを書いてる気はします。渋谷の街に住んで働いて暮らしてる友達のことを頭の片隅に置いて読むとすごーくしっくりきたので。でもなぜ春樹がその世界を書いたのかなーとは思いました。
僕はこの作品に、☆五つ付けたいと思う。でもたしかに、「?」っていう意見、多いですよね。このコミュのアンケートでもダントツ最下位だし・・・

たぶん、いちばん大きな要素は、主人公やら舞台設定が、何やら「今風」なのが従来からのファンには違和感があるのだと思う。コンビニエンスストア。ファミリーレストラン。デリバリーヘルス。ファッションホテル。散りばめられた「今」を示す記号の数々。

従来の作品は、「ここかもしれないけれど、たぶんここではないどこか」、ある種のパラレルワールドが舞台で、そこに生きている人たちの物語だったように思う。でも、ここには羊男はいない。計算士も記号士も、208と209の双子も登場しない。この21世紀に生きている「普通」の人たちが主人公だ。

でも、僕はこう感じた。「アンダーグラウンド」、そして河合隼雄との出会いなどを経て、今彼は、わたしたちの心の中の闇だけでなく(井戸を掘るだけでなく)、現代という闇に真正面から向き合っているのだ、と。

闇の先(アフターダーク)にあるのは何か。
震災があり、ガスアタックがあり、9.11があった。闇に覆われた、この不安な世界の中で、私たちは先に進むことができるのか。すべてが示唆的で、深く大切なメッセージに満ちている、そう考えながら読み終えた本でした。
村上春樹は文体が読みやすくレトリックも巧みなのですが、本当の春樹要素はその挑戦的態度にあると思います。実は世界的に見ても文学的に新しい挑戦をしてきたし、それは思想的にも新しい挑戦でもあったのではないでしょうか。

その意味で、『アフターダーク』は村上春樹の新しい挑戦の始まりだと思います。そうぞうさんに同意です。ただ『アフターダーク』の楽観的な最後は、なぜか不気味に感じてしまいます。僕は頼むから目覚めないでくれ!と心の中で思いながら読んでいました。

これまでの村上春樹作品は自己について問う問題が多かったし、その要素は必ず含まれていたのですが今回は真っ向から現代社会を扱ってしまったことで、小気味良いリズム感は書かれているのだけれど影を潜めて、気味悪い雰囲気のみが漂っています。

続編が期待されているようですが、続編になるともっと怖くなりそうなのであまり読みたくないですね。僕がこう思ってしまうという意味では読者にも挑戦しちゃったのかな?

『海辺のカフカ』が完璧なできばえだけに、多分これまでのような村上春樹作品は出てこないと思いますし、そうであって欲しいと思います。
ログを一通り読んで、色々な読み方・解釈があるものだなぁ、と思いました。

私も『アフターダーク』に関しては明文化できるような感想を持つことは出来ませんでした。

ただ本能的に、現代社会の匿名性と夜の不気味さを絡めとって編みなおしたのかなぁと感じたばかりです。

そしてそのことを面白いと感じられたのは、矛盾するでしょうか?
あたしは、アフターダークは、カフカとかノルウェーの森みたいに疲れずさらっと読めてなかなか好きです☆
読み応えは無いですけどね(笑
すみません。
何度も書きますが、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=720817&comm_id=84
すでにトピックが立っています。
統一した方が良いのではないでしょうか。
皆さん、色々な意見ありがとうございました。

人それぞれの考え方が分かってよかったです。この意見をふまえながらまた読み直してみたいと思います!!
きっと違う感じでよめると思います

前にもトピが立ってるということなので、今度はそちらのほうでさらに色々見てみます!!
読み終わりました。

完全に理解できたとは、言い難いですが、共感できる箇所は多いように思いました。

どこをとっても、交換可能な匿名的事物によって成立しているデニーズ。

アイロニーのない、深い感情を持ってはあけないアルファビル


法律を勉強するのは、〜それが人生だ。大人だ。

僕らの人生は〜その間には陰影という中間地点がある。その陰影の階段を認識し理解するのが、健全な知性〜 それなりの時間と労力が必要。

等々

表しにくい気持ちを表現してくれている気がしました。
今ちょうど読み終わりました、時間に沿った進み方もサラッとしていて無理矢理感が無く、かつそれぞれがリンクしながらそれぞれのテーマも進行し、今までで一番好きな小説になりました晴れ

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