熱電効果コミュの近く考えている事

コミュニティーの皆様、
もしくはコミュニティーを見学している皆様へ

せっかくmixiでこのコミュニティーを展開しているので、
ちょっと簡単なデータベースのような事をしたいと考えています。
それはすでに公開されている情報を共有する事です。

周囲を知る事は、自分の位置を知るのに役立つこともあります。
（もちろん、そうでない時もありますが）

まずは、管理人の得意分野であります材料のあたりから
そういった事を進められたらと思っております！

コメント(3)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 03月24日 23:44

研究成果は論文などで検索できます。
製品発表もプレスリリースで知りえます。

ところが「新製品発表」は、発表であって、発売開始ではないのです。

東芝の「ギガトパーズＧ７」は、発表のみで、販売未定です。

市販がまだで、業販が先なのかもしれませんが。

草津温泉で温泉水での発電を実証試験中とか。

そんな情報が欲しいと思います。

[2] mixiユーザー 03月27日 23:44

＞FC様・皆様

おっしゃる通り、論文やプレスリリースは割と容易に入手できる情報ですね。
またさらに詳しく調べ始めると特許の出願状況になるのですが、
結局のところ、論文、プレスリリース、特許出願があるかといって、
必ずしも製品が大々的に出荷されるとは限らないようです。
（これは熱電技術に限らず一般的な話だと思われます）

業界内の色々な内情を知っている側からしますと、
熱電冷却・熱電発電の製品販売で難しいと思われる点を
知りうる範囲内で、しかも公開できる範囲内で列挙すると以下のようになります。
（※これは東芝さんに限定した話ではなく、あくまで一般論です）

・コスト面の問題
　→原料価格が大きく変動したり、レアアースだったり。
　　これに関連して技術的な事がクリアしていても、
　　市場が受け入れる値段と利益を確保すると難しくなる。
　　含有元素は製品のよっては公開されていないこともありますので、
　　個々の製品毎に、コスト面で問題になりうる元素が含まれているかもしれません。
　　原料の変動市場価格はWEB上でも一部は調べられます。
　　ある意味、リアルで怖いかもしれません(汗)。
　　材料や構造によっては、歩留まりも重要な要素になると思われます。

・信頼性の問題
　→多くの場合、他業種の信頼と比較される事が多く、
　　学術レベルで行われる多くの試験レベルですと、
　　市場側が求める信頼性データにはならないことが多いようです。

・対応すべき技術要求が多い
　→信頼性と関連しますが、熱に関連した技術ですので、
　　熱解析が重要になります。非常に優秀な熱解析の技術者が
　　どこかの組織で旗を振れば、もしかするとこの業界は飛躍的に発展するかもしれません。
　　熱に関連した解析は難しいと聞いています。
　　材料側が良しと思っても、設計や信頼性の部門からNOと言われる事もあるかもしれません。
　　場合によっては逆のパターンもあるかもしれません。

・トータル戦略の問題
　→専門では無いので、詳細のコメントは避けますが、
　　サンプルの出し方とか、情報の出し方、
　　業界内での連携有無などが多少、関係しているかもしれません。
　　業界内での連携は不要だという意見も一部にはありますが、
　　部分的な、もしくは断片的な連携は確実に必要と思われます。
　　それは技術的な事だけではなく、であります。

・情報の透明性
　→他製品分野とは異なり、まだまだ透明性が低いと思われます。
　　言える事と言えない事はあると思いますが、
　　公開しても差し支えない情報はお互いに公の場で公開し、
　　刺激し合っても良いかと思われます。
　　でも現状は、そこまでの余裕が無いかもしれません。
　　ここでいう余裕とは、人員的、技術的、財政的･･･などなどです。

※業界内で働いている方もここを観覧している事を想定して、
皆様に迷惑が掛からない程度で、実情の一部を書かせて頂きました。
不足の点などがありましたら、フォローお願い致します！

[3] mixiユーザー 03月28日 04:42

ありがとうございます。

商品が上市するまでには色んな壁がありますね。

早く、安く手に入らないかと待ち焦がれているので、気になってしょうがありません。

東芝さんを例に取りましたが、一番オープンで（だから情報も手に入る）そのほかが無いかと、

やきもきしております。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ