VIONNET / マドレーヌ・ヴィオネコミュのMarc Audibet for VIONNET

http://www.iht.com/articles/2007/06/18/style/fmarc.php

管理人さま、失礼致します。

先日１０月６日にMarc AudibetによるVionnetのコレクションが発表されました。
上記スージーメンキスによる記事を読んで頂ければわかるように、
Marc氏はファッションに関しての相当なエキスパートで、
アライア氏もMarcのメゾン就任時に、”Vionnetを出来るのは世界に２人しかいない、
一人が僕、もう一人がMarcだ”とおっしゃられていたそうです。

会社にかなりの経営問題があるらしく、バーニーズの専売だともいうことで小さなサロン
ショーだったのですが、運良く見せて頂き、大変に感動したのにも関わらず、マネー＆パワーのファッション界なのか、あまりプレスが報じていないようなのでこの場をお借りして
出来る限りにお伝えしたいと思います。

かなりトレンドに対する媚も演出もビックリさせられるようなこともなく、
ただただ、美しい、きじの流れが美しい、女性の体が、そして動いた時の揺れが、
体と布の空間が全てキワのバランスでこなされていて、こんなに美しい服がオンタイムで存在したことに、私は嬉しくて仕方がありませんでした。
そして、Marcに挨拶をしたら彼がトリックを教えてくれました。
”今回は、ジッパーもボタンもなにも使っていないんだ”と。要は、
ゆとりとバイアスでこなしてしまったということですね。
なんだかとても女性想いな気がしました。
その後、他のショウに行っても自分のココロの中には彼のドレスの流れがずっと後を引いて、他のものが、ガーメントとしてはノイズにしか聞こえなくなってしまいました。（少し偏った言い方失礼します）

後々、会社のもともとが経営困難すぎるため、Marcは来シーズンは降りるという話を
聞きました。あの、私ごときがどうにか出来る問題ではないのですが、そして
会社側にも大いに問題はあるかもしれないのですが、やはり世の中の美意識そのものが
とてもイージーな方向に流れているような気がしてならないんです。単に露出とか
パリス　ヒルトン（嫌いではないのですが、、）だとか

無論ここでの私の願いはMarcの来シーズンがどうしても見たいということのみなのですが、
皆さんがなんかVionnetのスピリットを残すことに幅広い共感をして頂けたらと思い
書き込みさせて頂きました。

素人写真、駄文ですみません

コメント(10)

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[1] mixiユーザー 10月16日 10:17

写真

[2] mixiユーザー 10月16日 10:21

写真

[3] mixiユーザー 10月18日 07:19

web business of fashion より

[4] mixiユーザー 11月03日 20:30

最高の物をみさせていただき有難うございました。

[6] mixiユーザー 11月10日 00:23

ダイアンのサイトより

[7] mixiユーザー 11月11日 00:00

生地のバイヤスカットが、女性の体の曲線になじむ。
その姿が、まるで彫刻のよう。
永遠の美。

[9] mixiユーザー 11月11日 03:59

恥ずかしながら、知らなかったのですが、とても感慨深いです。
自分がオディべを知ったのは80年代中頃、ストレッチ等の素材開発で注目され、アライアや、ダナ・キャランに提供、自身のコレクションを開始した頃でした。
ヴィオネの仕事ぶりもその頃話題になったダイアナ・ヴリーランドがキュレーターを努めたN・Yの展覧会で知り、両デザイナー共に大きな影響を受けたものです。オディべはしばらく表舞台から去っていたものの、近年、フェラガモのクリエイティブ・ディレクターに就任、しかしながら数シーズンで辞任。それでも彼のような自分だけの素晴しいオリジナリティを持っている人は、必ずサヴァイブすると信じていたので、とても嬉しく思います。1シーズンのみとのことですが（バーニーズやっぱりやばそうですね、伊勢丹も手を引いたし）、それでもこのような素晴しい作品を見ることができて、感激です。本当に、継続したら良いと思うのですが。現在のファッション・ビジネスの痛いところですね。

[10] mixiユーザー 11月11日 04:34

申し訳ありません。上文に間違いがあったので、訂正を。
現在、ヴィオネの商標は1988年に遺族とアラブ系の投資会社からルノー（グッチグループの親会社で、車で有名。数年前にサンローランのクチュール引退等で問題になっていました。）が取得。現CEOはルノーCEOの息子だそうです。バーニーズNYと専売契約、前シーズンのココサラキのコレクションは2週間で完売したそうです。（大きな勘違いで申し訳ありません）ビジネス的問題というより、親族会社ならではの内部問題のようです。もしかしたら、継続の可能性、まだありそうです。

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