バリ★ＬＯＶＥコミュのバリタイム３

毎年バリ通いしているアーティストです。旅のご参考に。。ご質もあれば、お気軽にどうぞ。

「踊りを、見ませんか？」と、バイクに乗った髭のおじさん。観光客が歩いていると、多くの人からいろいろな声をかけられます。「またか」と思っていると、なんでも自分は小学校の先生で、子どもたちが学校施設の修復のプロジェクトとしてバリダンスの発表会を今夜開催するのでぜひ来場してほしいということ。「で、お値段は？」すかさず尋ねれば「ドネーション（寄付）でいい」とのこと。海外でドネーションには痛いめにあっていたのですが通称ジミー・ヘンドリクスだそうで、送迎するというし信用できそうな雰囲気だったのでOKしました。

会場は、観光地から離れておりとても自力ではたどりつけない村の小学校。そこの猫の額ほどの校庭の隅。お客は先生が必死でかき集めた外人観光客８人ほどでした。まずはガムラン演奏、可愛さ絶頂は女の子３人のバリダンスでした。ジョゲという男女掛け合いの踊りで、男の子が踊り手女の子にちょっかい出してからんでいくというもの。カナダ人のおじいさんは「ブラボー！」を連発。他にガルーダの踊り、魔女と猿の出し物、インドネシア空手のプンチャックシラットの演武があり、４５分ほどでしたが、私もジョゲに飛び入り参加したり、子どもながらに研鑽を積んだすばらしい踊りと弾ける楽しさでした。小額のドネーションをして帰りました。

ウブドでは歌舞団の公演も多いですが、子どものみのこんな公演はなかなかありませんね。