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トルコな研究会コミュのトルコとレバノン危機

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レバノンとイスラエルの戦争、ヒスボラのゲリラ的抵抗、米仏の停戦提案と国連の動き・決議。どうなるんでしょうか?世界はいつでも多少のいざこざは仕方ないにしても、今は、核保有の国も増え、一触即発で世界が壊滅する危険もはらんでいます、大規模な戦争は
やめて欲しいと切に思います。

ニューズウイーク日本版に「マップで読むレバノン危機」が出ていました。そこに、欧州・中東関係国の政治的立場が出ています。
仮に親ヒスボラの最高を10とすれば、こうなります。

  イギリス0、フランス8、ドイツ2、ロシア5、中国8、

  レバノン10、エジプト8、シリア10、イラク8、
  イラン10.ヨルダン8、サウジ8、トルコ5

と書いてありました。

  トルコは親イスラエルと親ヒスボラの中間5の立場をとる。

トルコはイスラエルとは軍事協定を結んでいます。シリアやイランなどアラブ諸国とも関係を深めつつ、EU加盟をめざしています。
いわば、「全方位外交」ですね。悪く言えば、日和見主義ですが、
資源があまり豊ではない国の外交も難しいわけでして、四方八方に
気を遣っていかざるを得ないということもあるでしょう、国の舵取りは大変だと思います。

トルコは大半がイスラム教スンニー派。世界のイスラム教徒の90%はスンニー派ですが、少数派はシーア派。聖職者をヒエラルキーの頂点に置く考えで、イスラム原理主義と言われます。シーア派はイラン、イラク、バーレーン、レバノンに多い。ヒズボラ(神の党)もシーア派ですね。フセインなきあとのイラクは、政治が安定せず、シーア派とスンニー派との内戦模様となってきました。

サウジ、ヨルダン、エジプトなどが、正面きって100%ヒスボラを援護しないのは、同じイスラムでも、スンニー派支配でなんとか政権を維持しているのに、へたにヒスボラを援護しては、民衆の反感を呼ぶだろうという危険を察しているからでしょうか。

今回、トルコはどちらかといえば、調停役を担っているはずです。
アメリカ政府に働きかけて、イスラエルに圧力をかけてもらうように根回し中かと想像しています。

  シリア、イラク、イランに国境を接していて、
  レバノン、ヨルダンに近く位置し、イスラエルにも近い。

もちろん、フランス、ドイツなど欧州各国とも近いし、人々は行き来していますからね。親米でもありますから、アメリカからも頼りにされてきた。ライス国務長官が就任後、いち早く向かったのは
トルコだったくらい。アメリカにとっても、軍事上の要衝ではないでしょうか。アメリカがあまり好きではない僕としても、僕がアメリカのトップならば、やはり、トルコは大事にすると思います。
 
  トルコの国の広さ、世界の東西南北地図上の位置、地中海・ボ  スポラス海峡と接すること、大げさに言えば、トルコは世界の  中心、へそです!!

それにしても、人類は宗教、民族、民族内グループ、世代などで
軋轢を起すのが常習ですね、残念といいますか、愚かといいますか、宿命といいますか。
  
  スンニー派とシーア派。なんとか和合できないのでしょうか?

キリスト教とイスラム教、イスラム教徒の数はキリスト教に急迫ですが、それも正確に言えばイスラムスンニー派の数がキリスト教に迫っているわけでして。

また、今回のロンドンテロ事件未然防止事件も、犯人は20代ばかり、仮にイスラム系のテロだとすれば、正確には「若者20代イスラム暴徒テロ」となります、年齢がいったイスラム長老・重鎮の方々は、このテロに賛成とは思われないですからね。いい悪いではなく、若者の心に寒い風が吹いている、決して満たされないサムシングが巣くっているのしょうか。イスラム世界に限らず、全世界の20代に、1つの空虚、狂気が巣くっているのでしょうか。

トルコの平均年齢は27歳!忍び寄る空虚から離れて、未来ある多感な20代の人々がどんどん世界に目を開き、教育を吸収し、世界の中心位置、へそであることを自覚して、世界の軸となってほしいものです。

国際世界のトルコ的立ち回り。がんばってください、応援できることは応援したいと、微力ながら考えています。

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