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ヨハン・ゼバスティアン・バッハコミュのバッハ=魂のエヴァンゲリスト

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バッハ=魂のエヴァンゲリスト (講談社学術文庫)
礒山雅(いそやま ただし)著 講談社 1,155円

最近発売された入門書。平易で読みやすいです。
バッハの生涯と作品を要領よくまとめてあります。

1985年に東京書籍から発売された単行本の文庫版ですが、内容は改訂されています。最近の演奏についても触れています。

同じ著者による以下の新書もありますが 1990年でちょっと古いので、講談社学術文庫のほうがお薦めだと思います。
J・S・バッハ (講談社現代新書) (新書)
礒山雅 (著) 講談社 756円

コメント(16)

カヴァーが素敵になってますねー…

内容も素晴らしいですが…

磯山さんのNHKで放送されてた市民大学も新たに企画して頂きたいです。

文庫になったんですね!

以前から礒山先生の著作には興味があったんですが、なかなかみつからないので、いつも図書館を利用していました。ですので、新たに発売されるのはとても嬉しいです。

礒山先生の講談社現代新書の本は私も読みましたが、今となってはもう古いんですね…

見つけたらぜひ買ってみたいと思います!
著者は文庫化するにあたり、どの程度内容を改訂するか迷ったようです。
その結果 CDの紹介にあたっては昔の記述を生かしながら、新たな CDの紹介を付け加える、といった形態をとっています。
そのためわかりにくくなったきらいもあります。たとえば、

「イギリス勢のうちではトレヴァー・ピノックが多くの録音で躍動的・直感的なバッハを聴かせており、水際立ったヘンデルの指揮者、ジョン・エリオット=ガーディナーや、新鮮なモーツァルト演奏で名高いクリストファー・ホグウッドもバッハに手を広げつつある。最後に、日本の古楽器演奏の水準が近年とみに向上し、将来をますます期待させることをつけ加えておこう。(p.307)」
という個所は 1985年のものでしょう。

「(21世紀に入って)
イギリス勢では、ガーディナーが声楽曲の演奏に圧巻の統率力を見せている。
(中略)
日本の演奏家の水準も、本当に高くなった。鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏に対する評価は、すでに世界で、ゆるぎないものとなっている。(p.310,311)」
ここは今回新たに書き足したところですが、全面的に改訂したほうがわかりやすくなったと思います。

新規トピを立てるより、こちらhttp://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51628944&comm_id=8227を活用する方がいいんじゃないでしょうか〜?
私もさっそく買います。磯山先生大好きなので。わーい(嬉しい顔)
文庫本で復活したんですね。
私の持っているのはカバーがもうボロボロ。
でも、結構資料的にも役に立つんですよ。
著者がこの本で紹介している奏者です。「21世紀に入って」のセクションですので、リヒター、リヒテル、グールド、その他の大家はここには登場しません。

ジョシュア・リフキン
ズザンネ・リュデーン
マリアンネ=ベアーテ・キーラント
シギスヴァルト・クイケン
鈴木秀美
ニコラウス・アーノンクール
グスタフ・レオンハルト
トン・コープマン
ジョン・エリオット=ガーディナー
ルネ・ヤーコブス
鈴木雅明
小林道夫
渡邊順生
有田正広
寺神戸亮
アンドラーシュ・シフ

小林道夫とアンドラーシュ・シフ以外は古楽器(オリジナル楽器)畑の演奏者が目立ちます。







あ、文庫本で出たのですね。
ハードカバーで持ってます。
あっCさんと、一緒で、もう、カバーがぼろぼろ。
データとしても、活躍してくれた本でした。

新版なら、バッハの新たに見つかった作品なども、
網羅してますよね?
書店で見てみますぴかぴか(新しい)
情報、ありがとうございます。
Margotさま

>新版なら、バッハの新たに見つかった作品なども、
網羅してますよね?

著者は文庫化するにあたりどの程度内容を改訂するか迷ったようで、Margotさんの質問に対する答えは「ビミョー」です(笑)。

2004年にピアニスト原智恵子の遺品から発見された結婚カンタータ BWV216については簡単に触れられています。(p.309)
まあこの作品に関しては著者の礒山雅氏自身が関与していますからね。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/hmv/1456604.html
http://www5.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/tosho_new/book/bookdata/06/4487800155.html
この前の日曜の趣味の例会の場で、礒山先生から直接手に入れました。
勿論、サインしてもらいました。

「はじめに」を読み始めてすぐ、ビックリしました。
何カ月か前に、自分が最初に聴いたカンタータは78番です、と話した時、
誰のと聴かれ、カールリヒターと答えたところ、先生はゲネンヴァイン
であると。
で、「はじめに」の中で、バッハの出会いとして、この78番が触れられ
ていたからです。なお、この本の全体を通じても、ゲネンヴァインの記
載はありません(人名索引になし)ので、プチ情報ですかね。
78番に関する本文(P.200)を読みましたが、なるほどと唸ってしまいまし
た。私も「完成度が高い」と感じていました。

昨年のラ・フォル・ジュルネ、私はワクワクして78番を聞きに行きまし
たが(演奏はBJC)、若い時に聴いた感動は蘇りませんでした。
自身の感性が衰えているな、と・・・。この曲に限ったことではなく、
まあ、最近はそんなものです。話がずれてすみません。。。
>マッキーさん
私も本、買いました。ゆっくり読み始めてます。私も一度、磯山先生にお会いして、いろいろとバッハのお話をお聴きしたいです。うらやましいです。わーい(嬉しい顔)
私がほとんど毎日読んでいるブログ「おやぢの部屋 2」で半年経ってようやくこの本が紹介されました。
http://www.ne.jp/asahi/jurassic/page/oyaji2/oyaji_97.htm

1985年に東京書籍から刊行された名著、磯山雅さんの「魂のエヴァンゲリスト」が、文庫本となりました。今でこそ磯山さんはバッハ研究の第一人者となっていますが、この本を書かれた頃はまだそのような意識はご本人にもなかったことを初めて知って、ちょっと驚いているところです。というか、この本を書いたことで、その後の研究の道がかなり変わったようなところもあったのだとか。なにがきっかけになるか分からないことが、世の中にはたくさんあるのですね。
なんせ25年も前の本ですから、その間のバッハ研究の進展を考えると、そのまま文庫化したのではほとんど意味がなくなってしまうような部分も出てきかねません。そこで、磯山さんは、今回大幅な加筆を行っています。もちろん、そのままの部分もあえて残していたりしますから、そのあたりの修正の跡をたどったりするのも、読者にとっては一つの興味の対象ですね。そうすると、この25年の間にバッハに関していかに多くのことが分かったかを知ることが出来るはずです。しかもそれらはいまだに進行中のものもあるのですから、この「巨人」の業績はとてつもなく大きなものであることが、いまさらながら認識できます。
そんな読み方はまるでバッハの自筆稿の研究みたい。でも、「ロ短調」で、後にエマニュエルなどが加筆した部分を取り除いて、バッハ自身が書いた部分だけを抽出する、という作業が、たとえば使われているインクを分析するなどといった「科学的」な手法を用いて行われているそうですが、こちらはちゃんと元の本がありますから、そんな面倒くさいことは必要ありません。
そんな、たとえば「ロ短調」を作っているときのバッハの様子などを、まるで見てきたように生々しく描いているのが、この本の最大の魅力ではないでしょうか。基本的にこれはバッハの評伝なのですが、単に生涯をなぞるだけではなく、その時々の作品を通して、彼がどのような姿勢で音楽に向かっていたかを浮き彫りにする、という手法が秀逸です。ただ、そこで特に詳しく扱われている作品は、必ずしも誰もが知っているというものではありませんから、単に説明を読んだだけではなかなか伝わらないものがあるかもしれません。そんなときに、実際に音を聴きながら読むという、今ではよく使われるやり方を併用すれば、さらに著者の情熱は強く感じられることでしょうね。
最後の章では、評伝からはひとまず離れて、20世紀におけるバッハの演奏史についての著者の見解が述べられています。「ロマン主義的演奏の時代」、「新即物主義的修正の時代」、「現代的蘇生の時代」、「オリジナル主義勃興の時代」という4つの時期に分けてそれぞれの時代を代表する演奏家を紹介、それを現代からの視点で検証しています。特に、最近は殆ど使われることのなくなった感のある「新即物主義」という、分かっているようで分からない言葉の意味するところについては、明快な説明が得られます。あくまで「修正」にとどまっていたのですね。
そして、最後の「オリジナル主義」については、あえて1985年の時点での記述には手を入れず、新たに「21世紀に入って」という項目を設けて、2010年の時点での状況を述べています。これこそが、この25年の間というものが、バッハ演奏には限らずすべての面で大きな転換を迎えた時期であることを見事に物語っている部分です。その中で、個別の演奏家に対する評価も微妙に変わってきているあたりが面白いところです。以前は「次代を背負って立つ」とまで持ち上げていたトン・コープマンも、現在では「演奏に出来不出来の激しいことがいかにも惜しまれる」ですからね。
巻末の「楽曲索引」を見て驚きました。この本の中では、バッハのほぼすべての作品について言及されていたのですね。この労作に感謝を込めて「ゲンキュー・ベリマッチ」。


1986年に単行本をテキストに使って1年間講義を受けたことを懐かしく思い出します。

当時はバッハの曲はほとんど聴いたことがなかったので、講義中に講師の先生が積極的にレコードをかけて聴かせて頂き、バッハの音楽の世界にどんどん引き込まれていきました。

講師の先生の恩師が礒山先生だった縁もあって、1度、礒山先生を混じえて演奏会に行ったこともいい思い出になってます。

もちろん、この文庫本が出た時も買い求め、書き込みだらけの単行本と一緒に大事に持っています。

>>[13]

皆様、おはようございます。

みいくんさん、磯山先生の講義に参加されて、本当に良かったですね!!

私も1970年から、バッハに関した種々の音楽セミナーやクラシック音楽のセミナーに参加してきましたが、磯山先生の講義を受けるチャンスを逃してしまいました。

私より1年先輩で、まだまだお若いので、いずれお会いできる機会は、多々あると想っていた矢先、他界されてしまいました。

残念です。

因みに、私は、初版本を購入し、1964年から2007年まで、近所の教会(東駒形教会:賀川豊彦牧師創立)のチャペルで開催した「バッハの音楽に親しむ会」の例会で、音楽の解説や寸評を語るに相応しい参考本として、寄与しました。

下記に、私の日記として記述した記録を添付したので、ご興味があれば、ご参照して戴けると有難いです。


磯山雅氏の死去を知る

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965322627&owner_id=19347649


感謝。
>>[14]

コメントにご返信、ありがとうございます。

僕のコメントをもう一度読まれたら分かると思いますが、礒山先生の講義を受けたのではなく、礒山先生のお弟子さんの講義を受けたんです。そして当時出版されて間もなかった礒山先生の本をテキストに使った次第です。

礒山先生とは同じくコメントに書いていますが、1度、演奏会でご一緒しただけで、ほとんどお話しを聴くこともないままでした。

ただ、1年間の講義を礒山先生のテキストをもとに受けて、バッハの音楽の魅力に目覚めたことは、貴重なことでした。

2年前のご逝去の報は新聞を読んで知りました。

雪道で転ばれたのが原因みたいだったようですね。

まだまだお若いのに残念でしたね。

>>[15]

おはようございます。

貴殿の記述をよく読んでいなかった様相で、申し訳ございませんでした。

大変失礼しました。

磯山先生のお弟子さんの講義でも、磯山先生の思想観が、お弟子さんから伝わってきたと想われます。

大変いい経験をされ、将来、バッハの音楽の探究(探求)に役に立つと想いますから。

磯山先生のテキストのおかげで、バッハの音楽の魅力の目覚められ、嬉しい限りです。

逝去の原因が、雪道で転ばれたことは知りませんでした。

教えて戴きありがとうございます。

本当に、まだまだ、お若いのに残念でした。

私の先輩諸氏達も、大半、転んで怪我したことが、切っ掛けで、他界されました。

一寸した不安全行為が、災いを及ぼしますので、高齢者は、注意をしなければならない状況です。

「歓喜のバッハの音楽人生」を、共に、謳歌し続けていくことが出来たら幸いです。

感謝。



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