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神奈川県立外語短期大学付属高校コミュの10月31日開催「校名検討懇話会」議事録

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8期の村山です。

ようやく神奈川県のHPで掲題が公開されましたので全文を掲載しておきます。またアドレスも念のため貼っておきます。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/ed_seisaku/syorai/koumei/zenki/gaiyo.htm

なお今後の日程としては、校名検討懇話会が複数の校名案を来年4、5月に提示し、現役生徒のアンケートを行い、その意向も踏まえ10月前後に新校名が決定されるそうです。

他県の状況は不知ですが、神奈川県では公立学校の合併にあたっては「基本的コンセプト」「設置形態」「教育課程」「場所」は教育委員会で決めるが、「校名」についてはこのように「徹底的に関係者の意向を聞く」「たっぷり時間をかける」というように、非常に丁寧なプロセスをかけています。

議事録は次のとおりです。(長いですが)

読む前の参考情報

?外語側出席者
玉木校長以下教頭はじめ主要教員 現PTA会長他役員。
同窓会関係で出席したのは大井副会長(1期)、斎藤さん(8期 前PTA会長)と岡本会長代行としての小生です。既に2ケ月が経過していますが、質問にできる限りお答えしたいと思います。

?六つ川側出席者
校長・教頭以下主要教員+PTA 同窓会関係は出席せず

六ツ川高校の校長は外語の5期の羽入田先生です。
当然羽入田先輩の立場は微妙。我々も最大限気を使いました。

?反応・評価
懇話会の副会長は県高校校長会の会長兼現横須賀高校長ですが、終了後外語の玉木校長に「良いプレゼンだった。」と電話をしていただいたようです。

?座長
高橋横浜国大教授です。公平、頭脳明晰な方とお見受けしました。

             記

審議会等名称 第6回県立高校校名検討懇話会
開催日時 平成18年10月31日(火)
 (1)9時30分〜10時45分
 (2)13時〜14時15分
 (3)14時50分〜15時50分
開催場所  (1)六ツ川高校(横浜市南区六ツ川1−731)
 (2)久里浜高校(横須賀市佐原4−20−1)
 (3)三崎水産高校(横須賀市長坂1−2−1)
出席者

※◎は座長、
 ○副座長 懇話会委員:
 ◎高橋 勝、○矢向 實、秋山 昭宏、岡本 裕美、佐草 恭造、保坂 春美、松田 君子 

学校関係者:
 六ツ川高校、外語短期大学付属高校、久里浜高校、岩戸高校、三崎水産高校の各校長、PTA代表、同窓会代表等

次回開催予定日 平成18年11月30日(木)
問い合わせ先 所属名、担当者名 教育政策課 神田、國安

電話番号 045−210−8090

e-mail kokokaikaku.49@pref.kanagawa.jp

下欄に掲載するもの 議事録全文
要約した理由       ───      
審議経過 【会議の概要】

県立高校改革推進計画後期実施計画により平成20年度に開校する、横浜南方面国際情報高校、横須賀方面集合型専門高校、横須賀方面海洋科学高校の概要や、生徒・教職員等の校名に関する意見について、再編対象校(六ツ川高校・外語短期大学付属高校・久里浜高校・岩戸高校・三崎水産高校)の校長より、説明を受けた。
再編対象校のPTA代表、同窓会代表から、校名に関する意見聴取を行った。
新校を設置する予定の施設活用校(六ツ川高校、久里浜高校及び三崎水産高校)の施設見学を行った。

【発言内容】

委員紹介(冨田県立高校改革推進担当課長)

座長挨拶(高橋座長)

校長挨拶及び学校関係者紹介(両校校長)


 ─── <意見聴取及び質疑> ─── 



(1)横浜南方面国際情報高校(六ツ川高校・外語短期大学付属高校)

新校の設置内容の概要(六ツ川高校校長)
六ツ川高校の生徒・教職員及び同窓会の校名についての意見(六ツ川高校校長)
生徒案としては、「六ツ川高校」「六ツ川情報国際高校」「国際情報科学高校」、PTA案としては「六ツ川国際情報高校」「六ツ川外語高校」「六ツ川○○高校(○○は懇話会委員に任意に言葉を入れていただきたい部分)」、教職員案としては「横浜国際情報高校」「六ツ川国際情報高校」「横浜国際高校」、同窓会案としては「国際情報高校」「横浜国際情報高校」「六ツ川情報国際高校」があげられた。いずれの案も、「横浜」「六ツ川」といった地名に、新校の学科名「国際情報科」、両校で行っている国際理解教育を表す「国際」を組み合わせたものである。
生徒会役員からは、やはり「六ツ川」を残してほしいが、そういう思いは外語短期大学付属高校も同じだろうという意見と、県立の国際情報高校であるなら、外語短期大学付属高校を表す「国際」と六ツ川高校の情報コースを表す「情報」が入った名前ではどうか、という意見があった。
同窓会がアンケートを行ったところ、「六ツ川」が入っているものもあれば新校の学科名が入っているものもあった。
生徒、同窓会、PTAとも「六ツ川」という名前への愛着があり、学校評議員の一人からは、この地域には六つ川小学校、六ツ川中学校、六ツ川高校がある文教地区なので、六ツ川の名前を消さないで欲しい、といった意見もあった。
最終的に両校の生徒の意見を聞く機会があるとすれば、校長としては、どちらか一方にかたよった校名ではまとまらない可能性が高いと思うので、そういう校名は避けていただきたい。また、「神奈川県立神奈川・・・」という校名は少しくどい印象がある。「陵」が付く校名は多いが、「陵」は中国語で墓を意味するため、中国との交流の際に具合が悪い。新校は海外との交流が一層活発になると予想されるので、英語名なども配慮してほしい。
「横浜国際情報高校」は教職員の中で一番希望が多く、地元中学校でも支持され、校名と学科名のバランスもよく、教育内容もわかる名前だが、「情報」という言葉の陳腐化や、商業高校や工業高校に間違われたり、国際科と情報科の2つの科をもつ高校と誤解される懸念がある。
「横浜国際高校」は、教職員の中で3番目に希望が多かった。校名と学科名のバランスが良く、教育内容もある程度わかり、校名が陳腐化せず、商業高校や工業高校に間違われることもない。
「六ツ川外語高校」は、六ツ川の生徒、保護者、卒業生、学校評議員を中心に「六ツ川」を残したいという願いから出たもので、外語短期大学付属高校側への配慮から「外語」を入れてバランスをとっている。PTAからの支持もある。ただし、校名と学科名のバランスが悪く、新校を作るという考え方からは課題がある。
「国際情報科学高校」は、生徒が希望する校名のひとつで、六ツ川高校の情報科学コースを意識しているものだが、理系の高校に間違われやすい校名である。

学校としては以上の4案をあげたが、校長としては、「横浜国際高校」が適当と考えている。新校では、両校がこれまでに実践してきた国際理解教育の流れを継承・発展することが表れており、国際的視点をもった情報の授業と情報リテラシーを活用した国際の授業を行うという新校の内容も見えてくる名前である。教職員から出た意見ではあるが、生徒の納得も得られる名前だと思う。


六ツ川高校PTAの意見(六ツ川高校PTA代表)
アンケートの結果、「六ツ川国際情報高校」「六ツ川外語高校」「六ツ川○○高校」があがった。いずれも六ツ川が入っているが、地名である六ツ川が入った校名により、まちとともに学校の歴史を積み重ねていきたい、今まで以上に地域に愛される学校であってほしいという強い思いによる案である。地域の思いも考慮し、校名検討の参考にしていただきたい。


外語短期大学付属高校の生徒・教職員の校名についての意見(外語短期大学付属高校校長)
教職員、生徒、学校評議員からは、「横浜外語国際高校」「横浜国際高校」「横浜外語高校」「外語国際情報高校」「横浜国際情報高校」「外語国際高校」「α国際高校」「横浜国際α高校」「横浜翔立高校」「パイオニア高校」という案があげられた。

生徒の1位は「横浜外語高校」だった。生徒会が中心となって、アンケートを実施し、六ツ川も外語も含まない校名に、一度は絞り込んだが、その後、生徒会で協議を重ね、再度アンケートを行うなど再検討した結果、この案になった。奇しくもPTAや同窓会と同じ案ではあるが、新校の内容を熟慮した結果である。

学校としては、進展する国際化、情報化に対応できる人材の育成を狙いとする新校に相応しい校名を望んでいる。また、国際情報科という学科が、単独の専門学科として理解され、県民や外国に住む受験生・保護者から理解され、支持され、新校が発展するような校名を願っている。
「校名選定の考え方」により、校名に付加する地名としては、所在地でもある「横浜」を付けるか、国際情報高校は県内に1校の設置であることから、地名は付けなくてよいとも考えている。
専門学科の特徴を表す言葉としては、「国際」が適当と考える。外国語を学ぶことや情報を学ぶことを包括的に表すことができ、“国際”を対象に“語学”と“情報”を手段として幅広く文化を学ぶ姿勢が表現できる。「国際情報」という言葉では、“国際情報”という専門分野があると誤解される可能性や、“情報”の形容詞としての“国際”ととらえられる可能性、国際科と情報科の2学科があるというように誤解される可能性がある。
「外語」とは、外国語を広く意味するものとして、外国語と情報を手段とする新校の教育内容を鮮明にする言葉であり、高度な語学教育のシンボルと考えている。
「α」は斬新な名をつけたいという思いによるものである。
「翔立(しょうりつ)」は新校紹介パンフレットにある「世界に翔び立て」という言葉に由来するものである。
校長としては、先進的な外国語教育に情報教育が加わった、より魅力ある新校であるということが一目瞭然となるような校名を願っている。


外語短期大学付属高校PTAの意見(外語短期大学付属高校PTA代表)
二度実施した新校名についてのアンケート結果から、「横浜外語高校」を提案する。
現在でも、外国に住む日本人も含み、県外においても、“横浜にある「外語」高校”として知られている。また、帰国生徒枠を設けて募集する際に、「外語」という普遍的な名称は著しいPR効果がある。
再編計画を知ったとき、外語は情報になるのか、外国語に力を入れなくなるのか、国際情報高校という名前になるのか、という問合せが複数あった。「国際情報」という言葉からは、“国際”は“情報”にかかる単なる形容詞に過ぎないという受け止め方をした保護者は少なくなかった。
保護者が外語短期大学付属高校を高く評価していることのひとつとして、高い進学実績がある。「外語」と付くことで専門高校であることも普通科高校であることも超えた評価をいただき、進学実績も良いが、新校では専門高校であることが強調され、進学に不利になるのではないかという不安の声もある。従来の外語高校のように、語学を意欲的に学ぼうという生徒に、これからも来てほしい、そうした生徒が喜びと誇りをもって学べる新校であってほしいというのが、PTAの願いだ。
六ツ川高校は再編後も、施設も同じで、住所も六ツ川のままなので、六ツ川高校が全面に出ているように受け止め、うらやましく思っているPTAもいる。外語高校にとっては、外語の流れを表すものは校名しかないという思いを理解してほしい。


外語短期大学付属高校同窓会の意見(外語短期大学付属高校同窓会代表)
(検討に当たっての基本的視点)
一、「自分たちが残したいから」では説明にならないので、ノスタルジーを排除しようということ、
二、県立高校なのだから、県民の資産となり得る名前か、同窓生のためではなく新校の生徒のためにメリットがある名前かということと、
三、日本語だけではなく英語で説明しやすい名前か、
という3つの視点から協議した結果、「国際」「情報」「六ツ川」「外語」「横浜」の5つが構成要素として残った。

「国際」「情報」は非常にストレートな表現で、わかりやすい。
ただし、「国際」が付く校名は全国に49校もあり、独自性に難あり、「地名+国際」という高校名は全国に実在するが、ゴルフ場をイメージさせる。したがって、地名+国際はあまり相性が良くないので他の言葉を入れるなど、慎重さが望まれる。

「情報」は英訳した場合、Informationでは意味が通じないため、Information Technology (IT)やInformation Scienceと表すことになるが、国際コミュニケーションのツールとして情報を学ぶという新校のコンセプトから考えると、適当ではない。

「六ツ川」「外語」は、両校の歴史や協調ということ、地域から親しまれていることや、同窓生の愛着がある。
「六ツ川」は全国に1校しかなく、希少性もあるが、対象が限定的で、英語に訳したときに説明しにくい。

「外語」という校名も全国唯一である。「外語」は、単に外国語を意味するのではなく、外国語を使って国際事情を学び、国際コミュニケーションをはかることを意味する言葉である。英訳もForeign Studiesとすることができる。160人の定員に比して多くの大学の指定推薦枠がとれることや、外資系企業や国際展開している企業では外語高校は浸透しているので就職活動の際にもメリットがあるので、県民にとってもこの名称は「資産」になりうる。
同窓会としては、ノスタルジーからではなく、「外語」はメリットが大きいことを新校生徒に説明できる。「横浜外語高校」が良いと考えている。


質疑
(保坂委員)
「世界に翔び立て」という言葉はどのくらい浸透しているのですか。

(外語短期大学付属高校校長)
平成15年、文部科学省にスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールに指定されたときに初めてその案内パンフレットの中で使い始めたもので、生徒に印象深い言葉になっているようです。

(保坂委員)
ふだんの通称としてはどう呼ばれていますか。

(外語短期大学付属高校校長)
外からは、まず「外短」、次に「外語」と呼ばれることが多いようです。
「翔立」について補足しますと、これはアンケートを行った際に生徒から出たものですが、生徒たちの協議の中では、一般に「世界に翔び立て」というニュアンスが伝わらないので取り下げたい、という意見もありました。

(高橋座長)
「横浜国際α高校」についてはいかがですか。

(外語短期大学付属高校校長)
「α」は生徒ではなく教員から出た案です。私たちは「α」という言葉を大切にしていますが、やはり一般にはどういう意味にとられるかという意見もありますので、これも取り下げたいと思っております。

(松田委員)
大切にしている言葉やモットーとしていることはありますか。

(外語短期大学付属高校校長)
「自主自律」という言葉です。

(六ツ川高校校長)
「未来を拓く」という言葉です。

(松田委員)
同窓会やPTAとしてはいかがですか。

(外語短期大学付属高校PTA代表)
「自主自律」です。そういうタイプの生徒が集まってきて、それを伸ばしてくれる学校だと思っています。

(六ツ川高校PTA代表)
校長先生がおっしゃった「未来を拓く」という言葉を、PTAとしても認識しています。六ツ川高校の生徒のとても元気の良いようすからも、ぜひそうあってほしいと願っています。

(外語短期大学付属高校同窓会代表)
同窓生としても、「自主自律」、インディペンデントの精神を誇りに思っています。

(高橋座長)
六ツ川高校の校長先生がお示しになった中に「六ツ川外語高校」という、両校を合わせた名前がありますが、教員の方からも出たご意見ですか。

(六ツ川高校校長)
似たような名前は出ましたが、1名のみでした。

(高橋座長)
外語短期大学付属高校からは「六ツ川」では地名としては少し狭い、というご意見があったように思いますが、いかがですか。

(外語短期大学付属高校校長)
世界を意識したとき、少なくとも「横浜」以上の地名がのぞましいのではないかと考えます。

(外語短期大学付属高校同窓会代表)
「横浜」は、国際都市を象徴していて、県民が一番誇りに思っている地名ですし、既に「神奈川県立横浜翠嵐高校」「神奈川県立横浜平沼高校」「神奈川県立横浜緑ヶ丘高校」「神奈川県立横浜立野高校」などがあり、「神奈川県立“横浜”○○高校」は相性も語呂もイメージも良いので、「神奈川県立」と「横浜」(という組合せは)良いと思います。

以上

コメント(1)

情報提供ありがとうございます。
両者とも公平な議論がされ、プレゼンの仕方も評価されたとのことですね。

あとは懇話会が、県民にとってのメリット、また進学校(と聞いていますが…)にするのなら、指定校推薦枠を維持するのにどんな校名がメリットになるのかを勘案して案を作られるのではないかと、個人としては考えています。

県立でも数少ない進学校を名実共につぶしてしまうのは、県にとっても自滅行為であることに気がついてほしいと切実に思います。

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