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在宅ホスピスとはコミュの余命宣告

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突然のトピすみません。

母が癌です。末期と診断されて今年で6年目。
現在入院中、先月から酸素がなければ生活出来ない状態です。

癌が発見された当初、私達夫婦と先生とのお話の席で
余命はもって一年だと言われました。
母に伝えるべきかどうか、かなり迷ったのですが、母の性質上、
言わないほうが良いと判断し、何も言わずにおきました。

今思うと、それがよかったのだと思います。
今まで母は希望を持って強く生きてきました。

ですが、数日前、担当の先生に“もう時間が無いので、本人にその事を告げたほうが良い”と言われました。“言わないのは、酷だ”とも言われました。

家族は全員、母の性質上、それは絶対に止めたほうが良いと思っています。

絶望しながら亡くなるのを待つのと、希望を持ちながら亡くなっていくのと、

母なら後者を選ぶと思うのです。実際、数ヶ月前、何かの拍子に
母が「死ぬってわかっていても、先生の口からハッキリ聞きたくはないわねぇ・・」と呟いた時がありました。近くにいた私に“そういうことは私の耳に入れないで”との願いのようにも聞こえました。

周囲が何も言わずとも、母はわかっている様子もあり、
「葬式にはこの写真を使ってね。招待客はリストに書いておくから」
などと、自分が亡くなった後のことをポツリと口にすることが時々あります。

言わないほうが良いと思いつつも、少し迷っています。もし、時間がない事を告げ、哀しみや苦しみを克服(?)することが出来れば、前向きに、残された時間を精一杯、悔いの無いように過ごすことが出来るのかも。

でも・・予想通り、絶望の淵に立たされ、悲しみと苦しみを味わいながら死を迎える事になってしまったら・・・

自分の死を告げられると、一体どういう心境になるのか、
それがどれほどショックなことなのか、考えれば考えるほどわかりません。

死を迎える患者さん達は、一体どういう心境でどのような死を迎えているのでしょうか。穏やかな死を迎えさせてあげるには、家族はどう接して行けばよいのでしょうか。参考までに聞かせていただければとても有難いです。

コメント(7)

町医者です。

あくまで私見ですが・・・、

ご本人が察しておられるようですし、

>母が「死ぬってわかっていても、先生の口からハッキリ聞きたくはないわねぇ・・」と呟いた時がありました。近くにいた私に“そういうことは私の耳に入れないで”との願いのようにも聞こえました。

というのを読むと、ここまで来てから今さら形だけ「告知」することは、ご心配の通り、逆効果の恐れが大だと思います。担当の先生とはいつからのお付き合いなのか、これまでご本人に真実を伝えずにきた経過を理解なさっているのかどうかわかりませんが、ご家族のお考えをよくお伝えし、ご理解は無理でもご了解いただく方が良いような気がします。
そうですね。
今まで告知せずに来たと言うことを考えると、
私も和ちゃんさんと同じ考えです。

でも、最期に会っておきたい人とか
やり残していると感じていることとか、
ご本人様の考えを出来る限り尊重してあげて欲しいなと思います。
この点に関して“だけ”言えば、告知をしたほうが本人の意見を直接聞くことが出来て良いとは思うのですが・・・。
ももたろうさん、

最近は、何でもいいとにかく告知、という感じの告知も結構出てきているような話も聞きます。アフターケアの無い告知、苦い薬をオブラートで包むような話しのしようが、無いというか。

「余命告知」は、よほどの場合でなければ、やはり辛いと思います。でも「予後告知」はやはり必要なことが多いと思います。本人なりの死への準備と受容のためには、やはり、死が近いことは認識しないと、スタートできないと思うのです。

そこで、ホスピスケアを勉強していると教科書的? というかたとえとして、
「来年の桜は難しいかも知れませんねぇ。。。」
「お孫さんの顔を見れるかは分からないですね。。。」
「あまり良い状況ではありません。あなたの時間は思ったより短いかも知れません。。。」
といった、おおよその「残り時間間隔」を伝える、ということが次善策として教えられています。

もし、それ以上に生きられたら、それは歓迎すべきで、もし上手く「予定の刻限」までにご本人やご家族の「準備」ができていたら、その後は、ある意味でフリータイム、心おきない時間にもなり得ると思います。そのためのホスピスケア、緩和ケアです。

デス・エデュケーションということばがありますが、これは学校の勉強のように教えて分かるものと少し違います。それぞれに想いをめぐらせながら、それぞれに道を踏みしめるようにして分かってゆくものだと思います。なので、それには、少し時間が必要です。その時間を作るために、「予後告知」は必要と思います。

お辛いでしょうが、誰でもいつかは通る別れの道、安かれと願っています。
皆さんありがとうございます。とても参考になりました。
和ちゃんさん、ぎぃさんのおっしゃる“告知しないほうが・・”
というのは杏さんの“最近のアフターケアの無い告知”のことだと解釈しております。

杏さんのレスを見て思ったのですが、事実、母の病院では、その方面にはあまり力を入れてはいないようです。

以前、担当医が母に言ったこと「もう治療し尽くしちゃったなぁ。この先は治療のしようがないなぁ」や、母のいる前で「あ、娘さんがいらっしゃった!よかったよかった、丁度もうそろそろ家族を呼んでもらわないといけないと思ってたんだ〜」など、無神経な言葉に憤りを感じたことがありました。

その病院の医師、全てがそうというわけではないのですが・・
母の担当医は特に患者のメンタルな部分を支えるには“何か”が
足りない人です。医師としての仕事(治療)はソツなくこなしてくれてはいるのですが、母の“精神面”となると“それは家族の仕事でしょう”といわんばかりの態度のように思えてならなかったのです。

勿論、母の精神面を支えるのは家族の仕事だとは思っています。が、病気のことで母が一番頼りにしているのは家族ではなく医者だということをわかって欲しいと思うのです。先生に“もうダメだ”というようなことを唐突に言われたり、なんの説明もなく“痛みを取るのに力を入れるんです”と言われたり・・それでは母が怖がるのはムリもありません。

その後、手紙を書くなどして、家族の意思を伝え、先生のトゲトゲしさは少し緩和されたようにも思うのですが・・

まだ告知するかどうか、踏み切れずにいますが、皆さんのレスを読み、少し考えが固まってきたように思います。

現在、緩和ケアのチーム(?)が母を診てくれています。
色々とお話を聞きに行こうと思います。
>杏さん
私はまだまだ勉強不足。この方面のことをもっとよく知らなければ
いけませんね。

母は“告知後”を怖がります。“告知された時期を過ぎると、生きていてはイケナイような気になる”と言っていたことがあります。
“いつ死ぬか、今日死ぬか、明日死ぬか、ビクビクしながら生きながらえるのが恐怖だ”とも言っていました。

告知後、穏やかな時が訪れるのなら、こういった考え方もなるのか・・・

失礼なことだとわかっていますが、この際、自分の思いをさらけだすとしたら・・
今の私には、正直ポスピスというのは死に行く人の諦めや慰めの場でしかない、という感じが拭いきれません。この思いはきっと母も一緒だと思います。

母も私も、この考えをなんとか変えることができれば、今からでももう少し違う人生を見つけることが出来るかもしれない、そんなことをボンヤリ思いながらも、在宅ホスピスを母に勧める勇気がありません。

この6年近く、母は持ち前の気力と体力、そして希望、この3つだけでガムシャラに頑張ってきました。母がこれらのことを失った時点で、イコール母の死となるような気がしてなりません。

今まで母が癌の周りに張り巡らせてきた“自分”(癌に負けたくない、長生きしたい、という思い)が全て消えうせ、代わりに癌がどんどん増徴し、母が母でなくなり、あっという間に死に至ってしまうような・・・

そんな怖さがあるのです。
アフターケアのない告知は、
「人間としての尊厳を踏みにじるなっ!!」と言いたくなってしまいます。
これは、絶対に避けなければならないと思います。

基本的には、「余命告知(あるいは「予後告知」といった方がただしいのかも)」は患者さん本人にとっても、いちばん身近でサポートする家族にとっても必要だと考えています。

でも、本当に難しいですよね。
在宅ホスピスを勧める勇気・・・私も決心できずにいます。
告知に関しては
患者さん自身の事情や性格で是非が変わると思います。


我が家は父が三年前にS字結腸癌を発症し
先日の検査では「余命三ヶ月」と言われました。

そして、どちらの場合も
すみやかに告知しました。



それは本人が常々
「もし俺が癌になるような事があったら
 絶対に隠し事をしないで欲しい」と言っていたからです。


父の職業が医者だったからという理由もありますが

普段から「もしもの時は…」という話を
ちゃんとしておいて、本当に良かったと思いました。



先日の余命宣告の時にも
先生から話を伺ったその日のうちに
状況を全て話しました。


本人は、うすうす気付いていたのだそうです。



父の性格では

自分の身体の事なのに
自分が真実を知らされず
自分が蚊帳の外に追いやられてしまう事が
我慢ならないのです。



うちの父の場合は、こんな状況ですが
「告知」の是非は、人それぞれだと思います。

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