奈良賢人会コミュの1300年祭、暗雲？

今日、親しいお寺の方と、記念事業に携わっている方が、相次いでお見えになりました。

その中で、記念事業の話になったんだけど、県庁前での催しも「決して盛り上がって居るとはいえなかった」みたいだし、東方会場は「悲惨な状況」だったとか。

「ゆく年くる年」で、全会場からの中継は出来なかったのか？と聞くと、１会場で中継スタッフの数がかなり必要なので、４会場は無理だったとか。

唯一、地元テレビ局がリレー中継をしてくれたぐらいだそうな。

協会の幹部の方は、地元のマスコミや在阪テレビ局に熱心な働きかけをしているのだろうかという疑問が生まれる。
現場で頑張っている職員や、スタッフの方々が気の毒に思える。

日本の悪い体質なのだろうけど、緒戦に何でも集中投入して主導権を取らなければならないのに、緒戦は全く重要視せずに、中盤になってからやっと劣勢に気が付いて五月雨式に投入するもんだから、同じお金や労力を使うにしても、全く効果をなさない使い方になってしまっている。

企画してくれている東京のエージェントも、集中会場型のイベントには強いようだけど、分散型のイベントにはどれだけノウハウがあるのかが分からない。

ホントにね、「やりました～」という形だけを見せる「オープニングセレモニー」になってしまいました。

「自治体をアテにするのではなく、自ら催しを立てて自治体を使う」という考え方にシフトしないと、絶対に上滑りしてしまうと思う。

「大丈夫だろう」は「一番大丈夫じゃない」ということを、認識しないと、４月からのメインイベントは、大いに危うい。