コヴァセヴィッチコミュの好きな録音-ディスク感想

おすすめCDや、好きな録音、購入したディスクの感想など、
書き込んでください。

好きな理由なども書いていただけたら良いですね♪

コメント(2)

最初
全て
最新の40件

コヴァセヴィッチの録音を全て持ってるわけではありませんが、やっぱりベートーヴェンのソナタ全集は外せないというか、金字塔でしょうね。彼の力強くて「勝利的な」輝かしい音、そして深くて知的な解釈がベートーヴェンの世界を余す事無く再現していると思います。
シューベルトのピアノソナタD960のディスクも素晴らしい演奏です。シューベルトの最後のソナタには色々な解釈や演奏があるとは思いますが、溢れる感情を抑える事無く疾走するシューベルトも味わい深いですよ。最初の二つの楽章と較べて普段はあまり注目されない最後の二つの楽章の比類なき美しさは、いつまでも心に響きます。
協奏曲はブラームスの一番二番共に素晴らしいと思います。長くなるので、これ以上書けませんが。笑

[2] mixiユーザー 09月11日 18:23

こんにちは、はじめまして。
コヴァセヴィッチ氏の演奏については何から話してよいか迷いますが、たとえばベートーヴェンの後期に分類していいのかどうか、27番のソナタなんてどうでしょう。
この曲の2楽章ではたとえばアラウさんのようにいつくしむように、そして素敵なパッセージがあらわれるごとに丁寧に時間を使って演奏されるのもまたこの曲への愛情が感じ取れてすばらしい、実は私は長年アラウさんの演奏を好んで聴いていたのですが、それと、表面的には全く対照的にコヴァセヴィッチ氏の演奏は、とてもなめらかに1本の糸のようにたんたんと演奏されているようでいて、その演奏からはアラウさん以上に（といっていいのかどうか）しみじみとしたものが伝わってくるという、不思議で凄い演奏です。このあたりが氏の演奏の最大の魅力なのでしょう。バラで売り出されていたときにいっしょに入っていた28番のソナタの2楽章のトリオのカノン。この部分も全く似たような感想をもちました。こんなに何の変哲もないのに、見事な寂寥感と美しさ、そして心のこもった演奏になるというのが凄いです。もう1曲の32番についてはまた凄すぎるので別の機会に。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ