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高橋克彦センセーコミュの高橋克彦さんに大激賞された

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昨日の夜遅く、盛岡から帰ってきた。今回の盛岡行きの最大の眼目は、直木賞作家の高橋克彦さんにお目にかかること。高橋さんとはもともとお互いの本は読んでいたが、フェイスブックで親しくなった。ぼくのFB友達の1600人目が70年代に大活躍した元祖アイドルのシェリーさんだったことを投稿したところ、高橋さんが食いついてきて、そこにシェリーさんが登場。さらに高橋さんが書き込み、掛け合い漫才のようになって大盛り上がりしたのだった。それから高橋さんとの距離が一気に縮まり、親しくなったのである。
高橋克彦さんといえば、直木賞以外にも江戸川乱歩賞、吉川英治文学賞2回、日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学賞、NHK放送文学賞、歴史時代作家クラブ功労賞などあらゆる賞を総ナメにしてきた、岩手が生んだ偉大な作家である。「炎立つ」と「北条時宗」でNHKの大河ドラマの原作を2本も書いている。「炎立つ」はミリオンセラーとなった。

その高橋さんが盛岡で、高橋克彦版「四谷怪談」のビデオ上映会をやるというので、一も二もなく駆けつけた次第である。高橋さんとお目にかかるのは初めて。そもそもこれは鶴屋南北の原作を高橋さんが少年少女向けに現代文にして小説化したものを、17年前に舞台化したのである。その映像が高橋さんの家から出てきたことから、この度の上映会となった。そして、高橋さんの古希と盛岡市市勢振興功労者のお祝いを兼ねた会となった。
主人公はお岩ではなく、夫の田宮伊右衛門。伊右衛門の業の深さに魂が震えた。17年前の舞台と思えないほどクオリティが高く、しかもこれが素人芝居と聞いて驚愕した。けだし、傑作である。悪人だった人が善人の様相を呈したり、善人だった人が悪人になったり複雑怪奇な人間の心理を描いた、芥川賞作家で鎌倉文士だった中山義秀の文学の世界に通底するものを感じた。

終演後、近所の居酒屋で高橋克彦さんを囲んで打ち上げ。ぼくはなんと高橋さんの真ん前の主賓席に呼ばれた。そして、高橋さんが拙著『職業外伝 紅の巻』(ポプラ文庫)http://www.amazon.co.jp/dp/4591131157/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1347600143&sr=1-2
と
『職業外伝 白の巻』
http://www.amazon.co.jp/dp/4591131149/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1347600143&sr=1-1
を大激賞して下さったのだ。
 

「「職業外伝」は100年後も残る、ルポルタージュの大傑作。自分が読んだルポルタージュの中で最も感動した」。さらにわざわざぼくを呼んで高橋克彦さんは「秋山君は日本の宝です。ぼくも秋山君のように100年後も残る本を目指しています。何せ取材力が凄い。研究者並みに資料をよく調べている。今日は秋山君を紹介したくて日本中から編集者を呼びました。秋山君を売り出したいんです」と居並ぶ編集者に紹介して下さった。高橋克彦さんがここまで褒める作家は異例中の異例なんだそうである。
聞けば、ぼくがこの会に出席するということで、高橋さんが編集者を集めて下さったのだそうだ。講談社、新潮社、集英社、文春、角川、NHK出版など高橋さんの担当編集者に軒並み、ぼくを売り込んでくれたのである。打ち上げではすっかりぼくが主役となってしまった。素顔の高橋さんは物腰が柔らかく、やさしくて実にステキな方である。高橋さんとの友情がぐっと深まった一夜だった。自分の人生の中でも忘れられない晩となった。これもフェイスブックがもたらした奇跡のような出会い。フェイスブックって本当に凄い。どんどん自分の世界が広がっていく。
高橋克彦さん、本当にありがとうございます。感謝感激です。
写真は高橋克彦さんとのツーショット。

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