Oliver'sコミュのoliverの提案／大人になることをこわがらない

さて、久々でディープなはじまりですが。
昔、読んだマンガで印象深い言葉がありました。
「永遠の少年なんて、気持ち悪い。いつまでも少年でいたい、なんて。
ほんとうの、少年は早く大人になりたい、と思っているものなのに」
いい台詞でした。僕の密かなテーマでもあります。
とはいえ、もういい大人になってしまったというのに
どうしたことでしょう
なかなか、成長することがむつかしい。
そして、どうしてか、いわゆる学園ものや思春期ものに
圧倒的に弱い。
映画とか、写真とか。
『the forth sex』
というこのラフ　シモンズが携わったという本は
僕の原点のような映画や音楽やカルチャーがつまった本です。
映画だったら『キャリー』や『ヴァージンスーサイズ』
『プリティベイビー』や『エクソシスト』『りんご』や
『セメントガーデン』『時計仕掛けのオレンジ』まで。
もちろん「ウッドストック」から「コロンバイン事件」の写真や
ラリークラークやデヴィッドハミルトン
マイクケリ－。
もちろんニルヴァーナやマドンナ
マリリンマンソンにエミネムにブリトニー。
いわゆる10代のイコンでいっぱいなのですが
思春期という時代を「４番目の性別」としたタイトルが
何よりも素晴らしい。
オカルトもガーリィもアートも同じ線にならぶこの時代。
もう、とうに過ぎ去ったと知っているから
余計に惹かれるのかもしれません。
もうひとつの写真は大昔の「smart」のファッションページ。
モデル時代の池内君が神山広明さんというスタイリングで
掲載されていたページ。
このページはどの写真も素晴らしくて
もう一冊欲しいなあ、と思っているものでもあります。
「Olive」もそうだったけれども
世界観がきっちりしたファッションページって
少ないですよね。スタイリッシュなものはすごく増えたけど。
これも、僕の原点です。
原点を忘れずに、歳を重ねる。
これは何よりも「oliver」なことだと、思うのです。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 05月21日 15:12

>>思春期という時代を「４番目の性別」としたタイトルが
何よりも素晴らしい。

ほんとうだ！　ほんとうに。
素晴らしいタイトルです。
ああ、そうだ。思春期とはそういうものだ、と腑に落ちました。

思春期の送り方にもいろいろありますが、
「ああ、この人はきっと「孤高」な要素がある思春期を送ったのだろうなあ」と感じられる人が時におられます。
そういう大人の人が好きだなあ、と　改めて思いました。

[2] mixiユーザー 05月22日 23:28

ね、何かいいタイトルでしょう？
＞＞「ああ、この人はきっと「孤高」な要素がある思春期を送ったのだろうなあ」と感じられる人が時におられます。

群れない、思春期。とでもいうのでしょうか？
でも、でも、あの時期は群れててもよかったのかなあ
とも、思う時が大人になるとあります。

映画『エレフェント』に出てくる拒食症の
女の子三人組とか、記号のように「思春期」だなあと。

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