【麺屋中川】コミュの週間コラムＮｏ.８

どうも。
麺屋中川香貫店の高梨です。
今回のコラムのタイトルは「９４年」です。
今回はコラムの最後に「裏メニュー情報」があるのでお見逃しなく。
ではどうぞ。

「９４年」

僕は９４年が好きだ。

あれは９３年、僕が中学校１年生の時、
同じクラスにタカハシナミさんという女の子がいた。

彼女はある刈り上げの青年の写真がプリントされた下敷きを持っていた。
それでいつも勉強していた。

「この人カッコいいでしょ。ミスターチルドレンっていうバンドのボーカルの桜井さんって言うんだよ。」と嬉しそうに僕に教えてくれた。
僕は全然興味がなかったけど、そう言ってそのバンドのアルバムを貸してくれた。

まだ「クロスロード」も「イノセントワールド」も世に出してない頃のミスターチルドレンを彼女は僕に教えてくれた。

９４年、アクエリアスのCMでマウンテンバイクに乗って坂を登っていく女の子の映像が流れた。
そのバックで流れていた曲が「イノセントワールド」だった。
ミスチルはこの年、大ブレークした。
僕もミスチルファンになってしまった。

青春時代特有のあの悶々と葛藤していた日々、
僕は「良くも悪くも」ミスターチルドレンに支えられて生きてきた。
ミスチルの新譜を聴く度に「あーこれで３ヶ月はもつなぁ」などと思って生きてきた。
桜井さんにはずいぶんお世話になった。

中学校２年生の時、同じクラスのシガミワさんがＢ’ｚのアルバムを貸してくれた。
僕は全然興味がなかったけど、家に帰って聴いてみた。
ロックバンドなのに、なんで「ベース」も「ドラム」もいないんだろう？とそこに違和感を覚えた。
正直ぜんぜんいいと思わなかった。
が、すぐ次の日に返すのも失礼かなぁ。と、思って２週間ぐらいしてから返そうと自分なりに空気をよんでいたら、
３日後ぐらいに「早く返して！」と、怒られた。

高校１年生の時、
部活の先輩に「山さん」というまじめな先輩がいた。
「君達、ゆずって知ってる？二人組のストリートミュージシャンなんだけど。ゆず来るよ。もうすぐゆずくるよっ。」と言ってきた。
「何ゆずって？」とみんなバカにしていた。
今となっては売れっ子ミュージシャンのゆずだが、その当時は誰も知らなかった。
それから２年後「夏色」でゆずがブレークした。
みんなで「山さんすげー」と、言った。

今、僕は二人組のドラムのいないロックバンド「くるり」が大好きだ。（さっきの話と矛盾しているが、）
ミスチルの１００倍ぐらい聴いている。

話はそれたが、
僕は９４年が好きだ。

ＴＲＦの「サバイバルダンス」とか「ＢＯＹ　ＭＥＥＴＳ　ＧＩＲＬ」とか。
あと、ＳＭＡＰの「がんばりましょう」とか、ＬＵＮＡ　ＳＥＡの「ロージア」とか。
なんか眩しいぐらいキラキラしていた。
あの年の音楽は。

それでは、
裏メニュー情報です。

本日、１０月１２日より、
香貫店だけ、夜限定で、
「釜玉油そば」と「背脂油そば」を始めます。

店内には、メニューもＰＯＰもありませんがちゃんとやってます。
興味のある方はぜひご来店ください。

そして、勇気を出して注文してください（笑）。
ご来店お待ちしております。

では、次のコラム筆者はバイトのヤスカ（２０）です。
お楽しみに。