マグス(レオ・ゴーセィ)は駆け出しのボクサー、でも彼は練習場が狭いだの、空気が悪いだの、もっと美味いものを食わせろと不平たらたら。ついに練習をやめるのだ!と宣言します。友人でトレーナーのダニー(ボビー・ジョーダン)はふと道行くCivilian Conservation Corps campのトラックを見てニヤー。「じゃ、マグス、トレーニングキャンプに申し込もうよ。そしたら空気の良い山の中で練習できるぜ!」その言葉に一も二もなく乗ったマグス、ダニーやイーストサイドキッズの面々と一緒に申し込み。
このCivilian Conservation Corps campというのはもちろん、トレーニングキャンプではありません。森林を保護する市民団体であります。そうとも知らぬマグスはキャンプ場に向かうトラックの上で「いやー、どんなところかなー、わくわくするなあ、楽しみだなあ」などと能天気に浮かれております。
このホワイト指揮官(ケネス・ハーラン)はしぶしぶ出頭してきたマグスに「お前ナー、何か勘違いしているようだけど、ここはCivilian Conservation Corps campだぞ、働くところだぞ。お前、自分で六ヶ月コースに申し込んでいるだろ。あ、一ヶ月の給料は22ドルな」これで呆然とするマグス。「え、俺、働くの、ボクシングどうなるの」彼はダニーに「話が違うじゃないか」と食ってかかるのですが、時すでに遅し。どうにもならなかったのです。