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山田風太郎コミュの小説の感想を書き込みしましょう!

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お題目の通り、読んだ小説の感想を
自由に書き込めるトピックを作成してみました!

個人的に推理系はほとんど読んだことがありません
ので、時代ものになってしまうのすが、
昔に読んだものをどんどん読み返して
書き込みしていこうと思います。

コメント(35)

早速ですが、先日、忍法八犬伝を読みましたほっとした顔

八犬士が村雨姫のためにどんどん死んでいくので驚きました冷や汗
本多佐渡、服部半蔵と八犬士の駆け引きが面白く、
また、江戸城での最後の戦いの場面も最高に良かったです。
最後も、山風らしく哀愁漂う終わり方で、あっという間に
読み終えましたほっとした顔

八犬士の持つ玉の文字「忠、義・・・」が、「淫、弄・・・」に
変わってる発想がやっぱりすごいと思いましたな〜ほっとした顔


ご本人が駄作だとして封印していた(確か日下三蔵が説得して、その封印を解いた)「太陽黒点」です。

以下、烈しくネタバレがあるので未読の方は厳重注意です!!!!!!!!!!!

現代物だと思って読み進んでいくと、ラストでいきなりうっちゃりを喰らって土俵外に投げ出されます。
これは広義の犯罪小説だったのですよ。しかも、絶対に発覚しない、万一バレても立件不可能な完全犯罪。
プロパビリティーの犯罪って言葉、最近聞かないですね。これはまさにソレなのです。
自分の周囲の人間を、まるで玉突きのように突いて思い通りに動かし、ついには一人を死に導く…。まるで太陽の黒点活動が地球に影響を与えるかのように。
しかも、犯人には被害者への殺意があるわけでもない。純粋に、自分の思い付きを実践してみただけ。
このカラクリが解明された時に感じた虚脱感、生々しく覚えています。凄いや風太郎!などと膝を打って拍手するのではなく、打ちのめされて降参の印に手を挙げる、そんな読後感でした。
最後の1ページで、犯人は崖から身を投げます。これは甘いんじゃないか?と思い、この作品が封印されたのはこの終り方が原因だったのかなあ?などと思っています。日下の説得で本作を読み直した風太郎は、思っていたほど悪くはないと語っていたと記憶していますが、何処が気に入らなかったのかはもう永遠の謎なんですかね?

いい作品なんだけど、しかし人にはなんと言って勧めたらいいのか、大変難しい作品ですね。「まあ黙って読め」か?



(文中敬称略)





忍法帖もので・・・・
「秘儀書争奪」これだけナンセンスかつ奇想天外な忍法ものも他に無いでしょう。はっきり言って脱帽ものです。
著者の忍法帖ものは、当事者以外にはまるで無意味な動機で大掛かりな忍法合戦になるものがありますが、これなんか動機からしてバカバカしいものです。
甲賀のくノ一対伊賀忍者で、互いの事情から、戦う際にセックスしなければならないと言う縛りだけでも笑えるのに、男性恐怖症のくノ一対女性恐怖症の忍者の戦いなんて、よく考えついたものです。
「銀河忍法帳」読みました。

以前に読んで、内容はすっかり忘れてましたが、
江戸の無頼もの「六文銭の鉄」VS大久保長安の妾&伊賀の忍者
という対決。鉄がやたら強くて、読んでて爽快な内容でした。
一生懸命に修行した伊賀の忍者が、長安の妾が持っている
科学兵器?の前にあっさり負けてしまう部分が、なんとも
悲しい・・・泣き顔
最後の鉄の正体が明らかになる場面に、思わず「お〜わーい(嬉しい顔)
そうだったのか〜わーい(嬉しい顔)」っと感服してしまいましたほっとした顔

ラストも山風らしく終わってましたな〜ほっとした顔
「江戸忍法帳」読みました。

持っている本は、10年前ぐらいに講談社ノベルズで出ていたシリーズです。
ストーリー全体的に、さわやかな感じがしてましたうれしい顔
主人公の名前が「葵 悠太郎」という名前やからかな〜?ほっとした顔
内容的には、4代将軍の後落胤の「葵 悠太郎」と悠太郎を
亡き者にしようとたくらむ、柳沢吉保とその配下の
「甲賀七忍」の対決が中心で、悠太郎を好きな鮎姫とお縫
のからんでの展開でしたうれしい顔
主人公の悠太郎よりも、鮎姫とお縫が後半はストーリーを
ひっぱていった感がありますねうれしい顔

最後まで、山風の作品では珍しく?さわやかに終わりました
ほっとした顔
「風来忍法帳」読みました。

簡単なあらすじの書いてある内容が、「秀吉の旗印のせんなりひょうたんを
盗む香具師たちの話」的なことが書いてあるので、そうなんだっと
読み始めましたが、後半はひょうたんとか全く関係ない話でしたほっとした顔
秀吉の北条攻めの中で、石田三成が小さな城を攻める
んだけど、その城の城主が超きれいな女性で、それを8人の香具師たちと
その香具師の一人に抱かれて虜になってしまい風魔忍者から
追放された8人の女忍者が協力?して城を守るというお話。
前半はなかなか読むペースが遅かったけど、
後半一気に読み終えました。
好きな人のために、自分が潔く犠牲になるっていう心境は
すごく共感できますねほっとした顔
忍法うんぬんより、哀愁ただようストーリー重視っていう
お話のように感じましたほっとした顔
「忍者月影抄」読みました。

15年前ぐらいに買った講談社スペシャルノベルシリーズの
中の一冊です。解説は、当時自分がよく読んでいた菊池秀行氏が
しています。菊池氏絶賛していますほっとした顔
確かに、「あっ」っというまに読んでしまいましたほっとした顔
八代将軍吉宗の配下の公儀お庭番(伊賀)と江戸柳生対
尾張藩徳川吉春の配下御土居下組(甲賀)と尾張柳生の
戦いですが、こんな戦いのテーマを考える山風さんはホントに天才
ですよね〜ほっとした顔

他にも、伊賀対甲賀とか、なんとか対なんとかっていう
話はありますけど、その戦いのテーマが
どれもすごい発想なんで、いつも驚きなんですよね。

ちょっと読んだだけで、ぐいぐい話しに引き込まれていき
ますので、自分の好きな小説のベスト5に入る小説ですわーい(嬉しい顔)
「慶長大食漢」を読み終わりました。

何度読んでも食欲をそそられる料理/飲食の描写と
天下人の割には案外とセコい家康の心理描写が
素晴らしい一品です。
>加トューさん
「慶長大食漢」は読んだことないので、古本屋めぐりをして
探してみます。また、面白い話があれば自由に書き込んでくださいほっとした顔

現在、「海鳴り忍法帖」読んでます。
「海鳴り忍法帖」読みました。

松永弾正の配下、根来忍法僧に恋人?を殺され、復讐に立ち向かう
厨子丸。大阪の堺を攻撃しにきた忍法僧たちを、厨子丸は鉄砲を改良
し兵器を作り出し、これに立ち向かっていくという話ですね。おおすじうまい!

厨子丸の本当に好きだった人が生き延びる為に、ひよどりと
ともに最後まで敵と戦うところがジーンときますね!

話はちょっとずれますが・・・。
山風さんの話の中に、太平洋戦争中の話が引き合いにだされたり
しますが、この小説にもありますね。
山風さんが、戦争についてどのように考えていたのか、
よくわかりますね。
「妖説太閤記」を読み終わりました。

正直、何度目かは覚えていませんが
山田風太郎作品の中で、最も読み込んでいる作品です。
ふとしたきっかけで読みたくなって
いつも最後まで一気に読んでしまいます。

3人の近世覇王の書き分けが秀逸で、
特に晩年の秀吉の描写は、何とも言えない凄みを感じます。

ワタクシが、豊臣秀吉という人物に興味を抱くようになったのは
本書の影響です。
「ラスプーチンが来た」読みました。

久しぶりの明治もの。

快男児 明石元二朗陸軍中尉が明治の怪物?たちと
対決するお話。
前半はイカサマ?占い師?稲城黄天との対決が中心で
ラスプーチンがでてくるのは後半です。
明石と雪香との恋模様も興味深い一冊ですほっとした顔

「忍法 聖千姫」(講談社:昭和44年3月)
読みおえました。

先日行った東京の神田の古本屋で買った1冊。
短編集でしたので、題名をのせておきます。
 「忍法 聖千姫」「忍法 ガラシャの棺」「忍法 とりかえばや」
 「忍法 幻羅吊り」「忍法 穴ひとつ」「忍法 瞳録」「忍法 阿呆宮」

先日、山風さんの小説の数を数えたら約80冊ほどありましたうれしい顔
しかも、ほとんど時代系ばかり。
古本屋で持ってない本を見つけたときは、最高!ですうれしい顔
「くノ一忍法勝負」(講談社:昭和44年3月)
読み終えました。

こちらも先日行った古本屋で買った1冊。
こちらも短編集。
「倒の忍法帖」「叛の忍法帖」「蟲の忍法帖」
「呂の忍法帖」「妻の忍法帖」「淫の忍法帖」

「呂の忍法帖」は、多分初読でした。
しばらく、短編集を読もうかな〜ほっとした顔
「魔群の通過」、読み終わりました。

個人的には、「妖説太閤記」と並ぶ山田風太郎の傑作だと思います。
人間の心の奥底の、最も汚い部分を濾し出したもので作り上げた作品です。

「妖説…」が人間の欲望を描き出した作品だとするのなら
本作は、極限状態で剥き出しにされた人間の本性を描き出したものだと思います。
> 加トューさん

ちわす
どっちもいいですね
妖説は度肝抜かれ
魔群は凄惨で

良作
「忍法 流水抄」(角川文庫:昭和58年1月)
読み終えました。

短編集ですので、題名のみ。
「叛の忍法帖」「おちゃちゃ忍法腹」「近衛忍法暦」
「刑部忍法陣」「羅妖の秀康」「慶長大食漢」
「彦左衛門忍法盥」

「彦左衛門・・・」は、由比正雪、森宗意軒の名前がちょっと
出てくる話なので、また「魔界転生」が
読みたくなってきましたわうれしい顔

短編集は、読みやすくてホントによいですうれしい顔
『伊賀忍法帖』をいま読み終えました。

描写がもの足りない気がするのは、週刊誌連載だったからなのかな…。
しかしながら、二転三転するストーリーと骨太な構成には唸らされました。

角川文庫、山田風太郎ベストセレクションをやってくれるのはありがたいのですが、忍法帖のカバーイラストはやはり佐伯俊男でないと…ねえ。


>猫田にゃん吉さんへ
「山田風太郎ベストセレクション」のこと知らなかったので
この機会に持ってない明治系の小説をゲットすることにしますうまい!
> がじゅまるさん

お役に立てて幸いです。
せっかくですので、明治ものに限らず買って下さい。このシリーズが売れて続けば、最終的には山田風太郎全集になってしまうかもしれませんので!

それにしても。毎月二冊も風太郎の新刊が出るなんて夢のようです。


『忍法忠臣蔵』が好きです。
忠臣蔵なので、浅野家と吉良家の対立になりそうだけど、吉良家の親族である、戦国時代からの名門、上杉家の内部抗争と言うのが味噌。

赤穂浪士達を抹殺しようとする能登十人集。
しかし、赤穂浪士たちが、討たれては、真っ先に吉良と上杉が疑われる。
幕府は、既に『生類哀れみの令』による、庶民のガス抜きに、赤穂浪士をほおって置こうとする動きに、赤穂浪士達を、性欲地獄に叩き込み、愛欲に溺れさそうとする六人の美女くノ一達。

それを見届けるは、『女』と『忠義』の嫌いな伊賀忍者。

忠臣蔵でありながら、『忠義は美徳か?』をテーマにした小説。
ラストでの、藩が取り潰され、妻子を見捨ててまで忠義を貫こうとする赤穂浪士達に、変わり果てた彼等の妻や娘を見せ付けるときの衝撃は凄まじく、歴史が変わりそうな説得力があるが、元に戻すのは?(ネタバレなので、書きませんが、そのシーンは本当に凄い!)
 大石内蔵助が、主君を批判するような発言や、両腕の無い忍者、浪打丈之進のインパクト強い忍法(おそらく、忍法帖シリーズでも屈指のグロさ!!)など、読みどころ満載!

 忠義は美徳なのか?
 それをテーマにした異色の忠臣蔵。
 大石内蔵助が格好良いし、主人公、無明綱太郎の、異常な強さにも驚きます。
大河ドラマ『江』始まりましたけど、
お市の方−茶々−秀吉と見ると、
『妖説太閤記』を思い出さずにはいられませんね。

信長は短編『忍法死のうは一定』が強烈に印象に残ってます。
久しぶりに、忍法 忠臣蔵 読みました。
正直、あまり自分の好みではないのですよね〜(-_-)
> のぶおさん
風来忍法帖こないだ旅先の書店で見つけたので、早く読みたいです
読んだらまた書きます

あと、ここに書き込んでいいのか分からないのですが、きょう池袋のミステリー史料館に行ってきました。山田風太郎展やってまして、直筆のメモや手紙なんかも見られました
書棚には風太郎関係のエッセイや評論、特集した雑誌などもあり、興味深かったですぴかぴか(新しい)
『忍法忠臣蔵』『柳生十兵衛死す』を読みました。
『忍法忠臣蔵』は忠臣蔵の話を知ってたほうが面白いかもしれませんね。
恐るべしは女の色香ということでしょうか。

『柳生十兵衛死す』
これも面白かったです。
ちょっとご都合主義的に入れ替わっちゃいますが・・・あせあせ(飛び散る汗)
個人的には柳生忍法帖のほうが好きですね。
しかしこの作者十兵衛すきだなーわーい(嬉しい顔)
はじめまして。最近また忍法帖にはまり出しております。
魔界転生、柳生忍法帖はまさに圧巻です。
昨夜は風来忍法帖を読了しました。
山田風太郎版七人の侍のような印象です。
源太ら香具師たちよりも麻也姫に圧倒的な存在感を感じました。
現在は忍法破倭兵状という短篇集を読み進めております。
かなりダークです。風来のようなユーモア感覚が皆無です。
今後も山田風太郎作品を読み進めていきたいと思います。
作品を映像化するのが夢です。
今日、漫画喫茶で「柳生忍法帖」を原作とした「Y+M」を全巻読みました。


バジリスクを描かれていた方で期待してたのですが

キャラクターが想像と違った方ばかり。
特有のエロさもなかったなあ。

最後の張り付けも全裸じゃなかったし…

原作の最後「幕妄想喝」
これもホトトギスの鳴き声に変わっていたのでショック。

。 柳生忍法帖はこの言葉が心に響いていたのに残念です。


『幻燈辻馬車』読みました。

山田風太郎は本当に極上のエンターテイナーでなと、また思い知らされました。

泣き所、笑い所、エロ所、震え所のツボを的確に抑えつつ

膨大な博識が繰り広げる読み物としての面白さ、

その中で語られるアウトローや弱者への優しいまなざし。

圧巻です。

この作品に限ると会津の生き残りとその孫娘という人物設定が妙で、お涙ちょうだい的要素を適度にちりばめているところが読んでいて胸を打ちます。

岡本喜八の映画化も見たかったなあ…。



「風来忍法帖」読み終わりました〜
今回は完全に忍者が引きたて役でしたね
のぶおさんのおしゃる通り下品っつーか獣みたいな連中が主人公でしたが、悪知恵の絞り方が独特で面白かったです

細かい感想は日記で
魔界転生、柳生忍法帖などの長編から短編まで色々と読んでいますが、意外と私は柳生十兵衛死すがお気に入り。
忍法帖物と室町物の融合がいいし、SF的なところも素晴らしい。
ただサラッとしすぎだよね。

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