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☆タイムマシンの搭乗者 広瀬正コミュの☆広瀬作品以外で時間旅行、タイムスリップ の作品は・・・・

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 このコミュご参加の皆さんにとって素晴らしい一年でありますように!!
 このコミュも特に目新しい事もありませんし、とにかく作品が少なく、勿論新しい作品にめぐり合えるわけも無いのですが、もしよかったら広瀬作品以外で時間旅行、タイムスリップ
名でがテーマの作品でお気に入りの作品があれば、ちょっとだけ触れてみませんか?

コメント(48)

ベタですが、梶尾真治氏の「タイムトラベル・ロマンス」ってタイムトラベルものの案内としては好読み物ではないでしょうか?

だいたいSF案内って昔から期待させておいて現物みると裏切られたモノが多いですが(笑)−いや大元帥や伊藤さんのことではないです(墓穴)−ここに載っているのはお勧め品ばかり...しかも泣かせどころを上手く捉えた紹介です。

とこのトピもageてみました。新作話題がないから周辺に という方向は如何でしょう?
 
solange _ HASE さん

地下鉄に乗って もまた物凄く郷愁を感じさせる作品で読後の余韻がかなり残りますね。矢作俊彦、新城カズマ作品も読んで入る段階で懐かしさで胸が一杯になりました。

ジェイク さん

光瀬龍氏の作品・・・あぁ・懐かしさでなんだか嬉しくなる。




Gomi さん

私もやはりフィニイが大好きで今の方には古いかもしれませんが他のコミュで3月の読書会のテーマにしたぐらいです。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15568666&comment_count=94&comm_id=118999

他にはこのコミュでもフィニイを取り上げました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=1557482&comm_id=77800

確かにあの会話はしびれました。

そして梶尾真治氏の作品はあまり理屈っぽくなく特に 椿時とび のようなな作品はすんなり入り込みやすいですね。
人によってはもうすこし掘り下げて欲しいかも知れませんがね。
小説ではありませんが昨年はアニメ映画の『時をかける少女』がいろいろな賞などで高い評価を得ていましたね。

映画では本広克行監督の『サマータイムマシンブルース』などもありました。こちらはコメディでした。

小説としては皆さまのお口にあうかどうか分かりませんが、電撃文庫というライトノベルのレーベルで出ている高畑京一郎『タイム・リープ』を挙げてみます。

肉体は時間移動せずに精神だけ時間移動するタイプとして、なかなか面白いと思います。
ぬまさき さん

『タイム・リープ あしたはきのう』 はすんなりと読めてなかなか面白かったですね。同じ作者の 『ダブル・キャスト』 もなかなかでしたね。メディアワークスの本は子供っぽいとちょっと敬遠していたのですがタイムとラベルものではありませんが図書館戦争 (有川浩)を発端とするシリーズでこの出版社の本に触れるようになったときに読みました。
すでに取り上げられているものもありますが、NHKの少年ドラマシリーズでは結構タイムトラベルやタイムトラベラーが出てきますね。
いずれも原作小説があったりします。(私は光瀬龍や眉村卓の作品は読んでいません)

・「タイム・トラベラー」「続タイムトラベラー」
原作は「時をかける少女」筒井康隆
・「夕ばえ作戦」光瀬龍
・「未来からの挑戦」
原作は「ねらわれた学園」+「地獄の才能」眉村卓
・「幕末未来人」
原作は「名残の雪」眉村卓
・「七瀬ふたたび」筒井康隆
・「ぼくとマリの時間旅行」
原作は「時間エージェント」小松左京

資料がなくなっているシリーズなので、他にもあるかもしれません。
私のお気に入りは、時をかける少女、七瀬ふたたび、時間エージェント。

その他、国内の作家でお気に入りは以下。
・石川英輔のいな吉シリーズというか大江戸神仙伝シリーズ
とにかく江戸時代の生活を正確・緻密に描いています。
・「8ビットの魔術師」ミルキーピアシリーズ4巻 東野司
このシリーズは電脳もので一番すきです。
・「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」ノベライズ(泡江剛)
マンガが原作でホイチョイの映画になりましたけど、それのノベライズ版です。ホイチョイのマンガには定期的?に過去にもどる作品が…。
・新井素子の「ネプチューン」…ってこれここで書くとネタバレになっちゃうなぁ。素子さんはデビュー時からのファンなもので。

海外のものでは、読んでいるものだけ。
・「テクニカラー・タイムマシン」ハリイ・ハリスン
このトピで真っ先に思い出しました。モンキーパンチのカバーイラストが記憶に残っています。
・「未来からのホットライン」J.P.ホーガン
ホーガンは「巨人たちの星」のシリーズが特に好きなんですが、単発ものも捨てがたいです(ポリティカル物をのぞく)
・「宇宙の小石」アイザック・アシモフ(銀河帝国ものの一部)
これもタイムトラベルだったか…。銀河帝国本編のほうが記憶に残っているのですがこれは小品。
・「ペリー・ローダン」シリーズ(何度もタイムトラベルしてますが何巻でだかは覚えてません)作家は多数。一生かけても読み終わらないシリーズ(;_;)
・「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズ6作 (ダグラス・アダムズ著)のどれか覚えてませんがたしかタイムトラベルしていたかと。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB
ここ(wikipediaのタイムトラベルの項目)に色々作品が紹介されています。ちなみに、ここの項目内に広瀬正のマイナス・ゼロがタイムパラドックスの事例として取り上げられています。
読んではいないけど映画などでは見ているものも多いです。
>Pooh兄さん

はじめまして。

石川英輔氏と言えば・・・

小学生の頃、私がウエルズの『タイムマシン』の次に読んだ時間テーマSFが石川英輔氏の『ポンコツタイムマシン騒動記』でした。

『マイナス・ゼロ』を含む様々な時間テーマSFのパロディがちりばめられ(それに気がついたのはずいぶん後でしたが)、楽しい小説でした。

「パラレルワールド」の概念を初めて知った小説でもあります。
石川英輔は大好きで実は以前コミュをつくったのですが、あまりの訪問者の少なさにがっかりして、消してしまったことがあります。

2年ぐらい前には他のコミュで取り上げたことがありました。
いまだに大好きで、思い出したように読んでます。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=639465&comm_id=118999
Pooh兄 さんもそのとき書き込んでくれましたね。
一年前から新しいのは出ておりませんが、友人たちとはよく
いな吉は話題になります。
> 15: はぐれ刑事専務派 さん
石川英輔のジュブナイルのポンコツシリーズですね。
「ポンコツタイムマシン騒動記」、「ポンコツロボット太平記」、「ポンコツUFO搭乗記」
この2作目の「ポンコツロボット太平記」もNHK少年ドラマシリーズになってましたね。DVDも出ていたかと思います。残念ながら、私が石川英輔作品を読み始めた頃にはこのシリーズはすでに絶版でした。

>16: LDさん
新作はノンフィクションばかりですね。もう長いこと小説もノンフィクションも大江戸ものばかりですが。(数学の再刊本も1冊ありましたっけ…)
あのコミュ、せっかくの管理人のお誘いに応じられず、コミュののもり立てもできず申し訳ないです。
でも、LDさん以外が作られている作家関係のコミュって、あれよりさらに発言とか少ないですけど、それでもボチボチ生き残ってますよ。どうしても、作品数とかの関係で発言も少なくなってしまう傾向はあると思います。絶版ばかりの作家だと特にそうなりますね。ここはそれにもめげず、活発なほうだと思いますが。

話をもどして…これは厳密にはタイムスリップものではないのですが、前作でコールドスリープしてラストを迎え、コールドスリープ後に目覚めたら153年たっていて人類が滅びていた…ってとこから始まる…
「ダーティペアの大復活」高千穂遙
なんてのもあります。
そういえば、コールドスリープもある意味未来への一方通行のタイムマシンですね。すでにアメリカでは実際に商売している会社もあるようです。(不治の病を医学の進歩した未来で治してもらうためにコールドスリープ…ってもうSFの世界ですけど。この考え方の元祖はミイラですね)
と、ここまで書いて似たようなのを思い出しました。
「3001年終局への旅」アーサー・C・クラーク
あの「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」の続編ですね。「2001年…」でHALに宇宙に放り出されたフランク・プールが超低温で仮死状態のまま1000年後の未来に発見されて復活するところから始まってます。
コールドスリープして…ってのは他にも読んでるのですが、翻訳物であるということいがい思い出せていません。子孫とのいろいろごたごたを書いたSFだったと思ったのですが…。
新井素子の「チグリスとユーフラテス」もコールドスリープだったかな。
コールドスリープの場合、未来への一方通行なので、タイムパラドックスはおきませんけど、近い未来だと自分の子孫とのしがらみが、遠い未来だと「あまりに進んだ科学技術は魔法と同じ」という世界になってしまうことに…。

さらに思い出した作品
「タイムスリップ大戦争」豊田有恒
「およね平吉時穴道行」半村良←これもNHKのドラマになったと記憶しています。

ちょろちょろ思い出すのも面倒なんでgoogleで検索してみたら、いるんですねぇ、こういう人。タイムトラベルもの専門に読んでるみたいで、リスト化してくれてました。
http://time.diji.boy.jp/?eid=74260
考えてみると「時間テーマSF」の定義ってなんでしょう?

広義に言えば
「『過去・未来』への跳躍が、物語と抜き差しなら無い関係にあるSF」

というわけで、そうなればコールドスリープも、作中人物の主観的な「跳躍」ではあっても跳躍なので時間SFですヨね。

あとは、その「抜き差しならない関係」の深さで「狭義の時間テーマSF」であるかどうかが決まるのかも知れません。

「時間の跳躍」そのものが作品のテーマそのものになっているモノは「狭義」でも確実に「時間テーマ」でしょうし。

「時間の跳躍」が物語の前提にはなっていても、一回の「跳躍」の後、登場人物と他者、あるいは文明との間のギャップの方に重きが置かれる(例えばコールドスリープ系のお話)は狭義の「時間テーマ」からは外れるのでしょう。

・・・といいつつ、
「そんな細かいコトはいいから、「時間の跳躍」によって面白い物語が生まれりゃなんでもいい!」
というのが私の結論です!(乱暴!)

Pooh兄さんが挙げられたURL・・・この方、良く読んでいらっしゃいますね!

山田正紀『竜の眠る浜辺』
も挙げられてますが(大好きな小説です)
同じ山田SFで『時間』に真っ向から取り組んだ
『チョウたちの時間』
はまだ挙がって無いようですね。傑作だと思うのですが。

梶尾真治『美亜へ贈る真珠』も好きです。

豊田有恒『時間砲計画』!

とはいえ、どちらかといえば「時間テーマ+恐竜テーマ」の
『続・時間砲計画』
の方が思い入れがあります。(恐竜好きとしては)

豊田有恒氏の「時間テーマ+恐竜テーマ」といえば
『ダイノサウルス作戦』
の方がよりコアな作品になっていますが。
(どちらもディノニクスをモデルにした「恐竜人類」の可能性を示唆していて、「時間テーマ」とのマッチングはドキドキします)

・・・ムアコックの『この人を見よ』・・・懐かしい。
実家のどこかにあるはず・・・

・・・
石川英輔『ポンコツロボット太平記』は実家にあります。

小学校の図書室には『ポンコツタイムマシン騒動記』『ポンコツUFO同乗記』はあっても『ポンコツロボット太平記』だけ無かったので、後で古本で探して買いました。好きだったなー!
思いつくまま上げてみようかな…
「リプレイ」ケン・グリムウッド
 何度も何度も同じ時間を意識は保ったまま繰り返す のテーマでは秀逸。日本のTVドラマが原作なのだがクレジットへは表示はしない との了解の上で作られていたことを知りました。

「アーサー王宮廷のヤンキー」マーク・トゥウェイン
 最も早い時期に書かれたタイムテーマSFでは…?ウエルズの「タイムマシン」よりも早かったかも…

「永遠の終り」 アイザック・アシモフ
アシモフ唯一のタイムマシンもの長編 その世界はかなりのディスユートピアだったがラストシーンで銀河帝国へ繋がる構成

「時の歩廊」 ポール・アンダースン
アンダースンといえばタイムパトロールとなるのが一般的かな?でも個人的な好みで言えばコチラ(^^; 

「航時軍団」 ジャック・ウイリアムスン
70年代初期「ジョンバール裁判」がNW派の聖典でしたが、ご本人に会ったらニューウェーブを賞賛していました(^^)

「闇よ、落ちるなかれ」スプレイグ・ディ・キャンプ
マーク・トゥウェインと同音異曲かも(笑)でも未開地に立つ文明人というコノテのハナシ 好きなのです(^^;

「たんぽぽ娘」ロバート・F・ヤング
甘いSFの代表作(^^) しかし何度読んでもラストの余韻はこの作家ならでは…


ん、日本人がいない(笑)
ふたつほどあげてみます。

去年、ポプラ社小説大賞を受賞した方波見大志『削除ボーイズ0326』が、
時間を削って出来事を「なかったこと」にできる機械を持った少年の話でした。

あと、さいきん読み返して思い出したんですが、
荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の最後の戦いが、「何度も
同じ時間が繰り返す」パターンで、かなりスリリングでした。
NHK で土曜日に「怪奇大作戦 セカンドファイル」なる番組が放送されているんですが、
次週の話 「昭和幻燈小路」 が、なかなかに興味深いです。サイトの文章をそのまま
持ってくると、

「東京下町で原因不明の電波障害が発生、住民157名が行方不明になる。事件を追う
SRI の牧たちは、過去と現在が渾然一体となった不思議な空間に迷い込む。やがてSRI
は過去のビジョンを視覚化する謎の波長をとらえ、発信源である古い写真館へ向かう。」

という話だそうです。初回の出来が良かったので、これも期待できると思います(BS の
再放送なんで、既に見た方もいるかもしれませんが)。

http://www.nhk.or.jp/kaiki/
そういえば北村薫も「スキップ 」とかちょっと違うかも知れませんが「ターン」や「リセット 」など時間空間の変化の小説を何冊か書いてますね。
SFではなくミステリーの本なのですが

西澤保彦「七回死んだ男」

タイムスリップではなく、主人公だけ、同じ一日を9回繰り返す設定です。
その一日の1回目に殺人が起こり、主人公がそれを未然に防ごうとする話です。
ミステリーとしてのしばりとSFとしてのしばりとがうまく組合わさって
面白く読みました。
ミステリー色のほうが強く、これでもっとSF寄りならアシモフのような
雰囲気になるのかなぁと思いました。
>なぎさん
『七回死んだ男』、面白いですよね。西澤作品はたしか他にもタイムスリップものありました、ネタばれになるか思い出せないんで題名は書きませんが。最近ちょっとご無沙汰ですが、またSF設定の作品を書いてほしいものです。
>CJさん

私もぱっとは思い出せなかったのですが、本棚を探したらありましたね。
確かにネタバレになりそうな・・・
でも、ストーリーの最初の方で登場人物がそんな話をしていたような・・・

CJさんの考えている作品と違う物かもしれませんが。
>CJさん
あ〜。わたしが考えたのは違う作品です。
シリーズ物の1冊です。シリーズの番外編的な作品です。
ネタバレどうでしょう?

他にも、東野圭吾の作品でも、御紹介してみたいのがあるのですが、
これまたネタバレになりそうなので、できません。
文春で文庫化されていたを見て、おおこれもそうだったと思い出したので、
乾くるみ『リピート』をあげてみます。
これもタイムスリップではなく一定期間の時間を繰り返すパターンで、同じくミステリーですね。
現在の記憶を保ったまま過去の自分に戻れる「リピート」をした人々が、なぜか次々と死んでいき…、という話です。

>なぎさん
レスが遅くなってしまいすいません。家にあると思って探しているうちに忘れてまってました……。
アマゾンのサイト見たらネタバレではなさそうだったのでタイトルを書いてしまうと、『異邦人』ですよね?
>なぎさん
すいません、行のズレを気にして文章を直したら、入れ違いで変なことになってしまいました。
シリーズものの一冊というと、神麻嗣子シリーズでしょうか?

東野圭吾作品は、映像化された作品でしょうか?
>CJさん

そのとおりです!
ネタバレになりそうじゃありませんか??

>なぎさん

たしかに、あれはネタバレになるかも。これ以上は書かないでおきます(笑)
東野作品のほうは、たぶん読んでないです…。
先週「君といた未来のために」全10話 通して見てみたのですが
映像化時間テーマSF作品としては1級の出来上がりであることに驚きました。

放映中は見なかった回などもありTVドラマとしては面白かったな ということと「リプレイ」に似すぎていたので若干引いて見ていましたが、テレビ局はケン・グリムウッドに許可を得ていたが「リプレイ」の映画化の話もあるので、原作者表示はしないでほしいという申し入れを受けているんだとか…

「戦国自衛隊」「時をかける少女(大林版)」より面白くお勧めです。
原作「リプレイ」よりもテンポがよく、また繰り返す人生への足掻きが強く感じられ−佛教用語で言えば「輪廻からの解脱への指向」ですか−流石に極東での映像化と感心しました。
>Gomiさん
「君といた未来のために」、タイトルだけ聞いたことあるような気がしますが、時間テーマだったんですね。ちょっと調べてみたら、仲間由紀恵や佐野史郎も出てるみたいだし、機会があれば探してみますね。
>CJさん

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=542293&comm_id=111029
の106発言によると某所にあるそうです(^^)
>Gomiさん
ありがとうございます。ただ私、まだ26時まで見られないんですよね。いずれ見てみようと思いますね。
昨年、20数年ぶりの再刊で創元文庫に入った「日本SF界の巨人」こと鏡明の
『不確定世界の探偵物語』。

タイムマシンが時間の流れに干渉したことによる変化を、阻止すべきものではなく、受け入れざるをえないもの、として描いた作品。タイムマシンが発明されてしまった作中世界では、記憶は簡単に消失・変化するし、家族や友人知人が見知らぬ人になったりすることも日常茶飯事。そんななかで、主人公の職業はなんと私立探偵。当然、犯人も証拠もまったくあてにはならないが……、という設定の話。

タイムマシン自体が全面に出てくるというより、なるほどこういう設定もあったのか、という作品です。各話とも設定をうまく使っているし、最後まで面白く読めました。
小説ではありませんが。

青山拓央『タイムトラベルの哲学』は、時間の不思議について、考えさせられる基本的論考だと思います。
もっと哲学的に考えたいのなら、入不二基義『時間は実在するか』が刺激があります。
物理的な面からは、橋元淳一郎『時間はどこで生まれるのか』が最近出ています。
今や古典ですが、都筑卓司『タイムマシンの話』は著者自身の創作小説から始まる興味ある解説書です。

他にもいろいろありますが、このあたりが気に入っています。
>へくとぱすかるさん
時間については、哲学面、物理面の両面から考察できますよね。

タイムマシン関係ではないですが、最近復刊された都筑道夫の『東京夢幻図絵』という小説が、
戦前の東京を舞台にした短編ミステリー集で、この時代に興味がある方にはお勧めです。
国産時間テーマで広瀬氏以外というとやはり梶尾真治氏をあげる方が多いと思います。
ギミックや種明かしの面白さもさることながら、リリカルな作風が時間テーマに非常にマッチしていると思います。その辺の描写は広瀬氏にも劣らないかもしれません。

やはり代表と言うと「美亜に贈る真珠」かなぁ。

これも既出ではありますが、高畑京一郎氏の「タイム・リープ」もよかったです。
ハインラインの「時の門」ばりの行ったり来たりで、ギミックの面白さが堪能できます。
>CJさん
コメント21で、瀬名秀明氏の名前をあげておられるのに気がつきました。

そこで思い出しましたが、瀬名作品の『虹の天象儀』(2001)は、
広瀬正を彷彿させる作品かと思いました。

閉館したプラネタリウムを舞台に、登場人物として織田作之助が出てくるなど、
古い昭和時代を描こうとしているあたり、
瀬名版『マイナス・ゼロ』のような読みかたもできそうです。
タイムスリップ小説が少ないのは、やむを得ないかもしれません。
ミステリと同じで、アイディア勝負の側面があるので、作品が量産しにくい困難さはありますね。

私も作品が少ないのと、読む時間がないので、自分で書いてます。
ただ、なにしろ自作なので「その程度の作品」ですが……
mixi日記に、2年ほど前からありますので、興味がおありでしたらお読みください。
連続でコメントして、すみません。
といっても、もう1ヶ月ほど経ってしまってますね。

自作を書いているという話を前回書きました。
このたび、長編が完成いたしましたので、興味がおありの方は、
どうぞ、私のmixi日記でお読みください。
(全7章を12分割で公開しました)

タイトルは『時環の森の果てるまで』(1)〜(12)です。
宮部みゆきの「蒲生邸事件」なんてどうでしょう。

この作品に登場するタイムスリップの能力を持つ男が結論付けた「タイプスリップで過去に行っても歴史の細部は変えることができるが、大筋は変わらない」という過去への介入に対する結論がなるほどなぁと思いました。
都筑卓司『タイムマシンの話』(1971年、ブルーバックス)

これは物理学の解説書という形をとっていますが、
内容で、かなりタイムマシンの出てくる小説にページをさいています。

圧巻は、著者オリジナルの小説が、プロローグの形をとって入っていること!
冒頭の『時間の望遠鏡』は、短編ながら、立派なタイムマシン小説です。

『マイナス・ゼロ』が70年、この本が翌年の刊行ですから、あいついで、
タイムマシンについて、すばらしい本が現れたことになるでしょう。
創元から「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」が出ました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4488715036/

編者中村融氏のあとがきも必読!
http://www.webmysteries.jp/sf/nakamura0909-1.html
私も「時の娘」を買いました。
まだ読んでいませんが、楽しみです。
編者あとがきだけが、先にネットで公表されていたのが、時代を感じます。
もちろん本編は公表できないでしょうけど。

考えてみたら、時間旅行ものは、アニメも映画も含めてわりとあるんですね。
ごく自然に、物語の設定の一部として、小道具として使われていながら、
それをメインテーマにはしない、というパターンが多いようです。

メインテーマに採用すると、既出のパターンしか作りにくいという状況に
すでになっているからでしょう。
設定として多用される一方、メインテーマとしての時間旅行は
少数ずつ発表される新作を読んでいく時代なのだと思います。

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