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雫井 脩介コミュの【ネタバレあり】虚貌

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いま手元に本がなくってうろ覚えなんですけど、
少年が生まれた日にあったバス事故って、
なにか意味があったのですか?
その事故で少年がひとり生き残りましたよね?
それは、なにか関係があるのですか?
そのあたりが疑問に残りました。
わたしがちゃんと読んでないだけかもしれませんが、
よろしくお願いします。

コメント(8)

今更ながら読み終わりました

文庫で読んだのですが、
あとがきの通り、ミステリーとしては、
「そりゃないんでない・・・」
と、私もちょっと思ってしまいました

これがアリなら何でもありですもんね(笑)


人物描写が非常に良く、人間の顔(容貌)ということも
非常に考えさせられる部分もあり、
また情景、風景等も非常に良く描かれていて、
読んでいて、飽きませんでした

しかし最後がシュチュエーションも展開の早さも含め、
やや2時間ドラマ的になってしまったのが
私の好みではありませんでした

種明かしが顔の付け替えであれば、
それを謎としないで(ミステリーということにしないで)
ほぼ描かれていない、
気良少年が大人になるまでの、
その内面の心理描写を描くとか、
そういう方が良さそうな気もしたなぁ・・・

謎にたよらなくとも、殺人事件にまつわる、
周辺の人物の心理描写だけでも
十分読者を引き付けられると思いました
どなたか教えて下さい
クライマックスで犯人の気良を


アマチュアカメラマン藤田
心理カウンセラー北見
偽物の辻

が同一人物であった事があかされましたが
朱音は死の直前に気良を北見と認識
殺される直前の湯本は気良を藤田と認識
朱音を救命中の滝中は気良を辻と認識

アマチュアカメラマン藤田と湯本の初対面の時になぜ朱音は先日カウンセリングを受けた北見(と同じ顔)と気付かない?
既に躁鬱でまともじゃなかった
と言う解釈でいいのでしょうか?
顔の付け加えと言うトリックの是非より
その点でつまづきましたあせあせ(飛び散る汗)
「虚貌」なかなか楽しく読めました。当初は嵌められた荒の復讐の話かと思いきや、気良による復讐の物語・・・。登場人物も余命数年の刑事「守年」をはじめ、個性あふれる人物たちが複雑な人間模様を描き絡み合ってゆく。

ただ他の方も書かれているように、トリックはイマイチかな・・・。このトリックがありなら、何でもありになってしまう。

風邪を引いた辻、面に弱い守年という要素があっても、さすがに辻になりすますのは無理じゃないか・・・。「気良→山田→北見」の変装は分かるが、荒や辻に化けるのは無理がある。声でばれると思う。

酒井田殺しは荒の犯行、その後気良は用済みになった荒を殺害。時山殺しも気良の犯行。(ここまでは「山田」の顔。)後半は、駆け落ちして行方不明になった湯本と朱音を皆で捜索。誰よりも先に湯本に追いついた北見(気良)が湯本を殺害という流れでいいのではないだろうか?

もっとも朱音は気絶しており、殺害シーンは目撃せず。その後、倒れている朱音を発見した北見は、遅れて到着した守年と共に朱音の救護にあたる。そこで守年は北見の正体にようやく気付く・・・という感じでラストにつなげた方がしっくりくる。

シリコンを使った特殊メイクのトリックに作者はこだわったのかもしれないが、全部それでやり抜くのは、やはり無理があるかな。
 

私は、この作品が1番好きです揺れるハート右斜め上
守年がラストで川に飛び込む気良にかけた言葉が胸を熱くしました(:_;)


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