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アーバンギャルドコミュの『前衛都市を知りたい子供たち』刊行のお知らせ

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【お知らせ】
アーバンギャルド関係の同人誌『前衛都市を知りたい子供たち』が刊行されました。
ファンの有志が企画して刊行するものですので、公式のものではありません。
メンバーや事務所とは一切関わりなく、非公式に刊行されるものです。

【主な掲載内容】
『前衛都市を知りたい子供たち Vol.1.01』
・アーバンギャルド関係のイラスト、漫画。
・2013年&2014年の全リリース情報を完全網羅した資料、楽曲・著作物に関する全解説。
・2013年&2014年の全ライブ・イベントデータ、全セットリスト。

『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』
・アーバンギャルド関係のイラスト、漫画、小説。
・2012年&2015年の全リリース情報を完全網羅した資料、楽曲・著作物に関する全解説。
・2012年&2015年の全ライブ・イベントデータ、全セットリスト。

【補足】
アーバンギャルド公式ファンクラブ「前衛都市学園」の会報 『たのしい前衛』1号〜2号で、「前衛都市のメタフィジカ」と題し、「都会のアリス」と「戦争を知りたい子供たち」を論じましたが、非公式同人誌『前衛都市を知りたい子供たち』では、公式と違って、枚数制限がないので、一曲づつではなく、2年分の楽曲すべてと、アーバンギャルドのメンバーが発表した小説、エッセイ等、著作物すべてを「アーバンギャルド☆クロニクル」と題し、総批評を行っています。アーバンギャルドの楽曲や著作を通じて考察を深めながら、社会や文化を観る視点を磨いていく試みです。宜しければ、ご購読ください。
私以外の執筆者は、イラストや漫画、小説と、アーバンギャルドから広がる魅惑的な世界を造り出しています。また、発行人のタナカさんは、イラストの他、全現場の全セトリを明らかにするという試みをやっています。類書はなかなかないと思いますので、この機会にぜひご入手してください。

【執筆陣】
『前衛都市を知りたい子供たち Vol.1.01』
執筆者リスト:https://twitter.com/geruchxxxx/lists/zets-01
赤井腸詰先生(@geruchxxxx)/海豹(@0az_az0)/香夏子(@kanakodonnako)/くち(@193wo)/こまのり(@komanori00)/座貢リッチ(@z9rich)/ぞえきゅん(@zoe_51)/原田忠男(@harapion)/みちる(@urimcr)/メェメェはかせ(@garRet119)/もり(@mori22to)/やわわ(@_ohkyouko) *50音順・敬称略

『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』
執筆者リスト:https://twitter.com/geruchxxxx/lists/zet-02/members
赤井腸詰先生(@geruchxxxx)/アマミツ(@am32am32)/香夏子(@kanakodonnako)/くち(@193wo)/原発牛乳(@genpa2milk)/こまのり(@komanori00)/斉藤コウジ(@saitoukoji)/座貢リッチ(@z9rich)/ぞえきゅん/ちよ(@Chi_takegusi)/猫又ヨオスケ(@nekomata99)/原田忠男(@harapion)/みちる(@urimcr)/メェメェはかせ(@garRet119)/もり(@mori22to)/やわわ(@_ohkyouko)/ユーコ(@dotmelt)/来夢来人(@BiblioManiay) *50音順・敬称略

【表紙デザイン】
赤井腸詰先生(@geruchxxxx)

【サイズ/頁数】
『前衛都市を知りたい子供たち Vol.1.01』 A5 50ページ

『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 A5 84ページ

【発行所】
孤独な惑星社

【発行人】
タナカカオリ

【詳細情報】
『前衛都市を知りたい子供たち Vol.1.01』
http://geruchxxxx.tumblr.com/post/148887921576/

『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 
http://geruchxxxx.tumblr.com/post/142731550186/

【販売方法】
◆店頭販売 
名古屋‡伏見地下街☆BiblioMania‡ (名古屋市中区錦二丁目13番24号先伏見地下街)
休業日・営業時間は、以下をご確認ください。
https://twitter.com/BiblioManiaY

◆通販
〒460-0003
名古屋市中区錦二丁目13番24号先伏見地下街
BiblioMania
http://bibliomania.cart.fc2.com/

・特定商取引に関する法律に基づく表示
http://bibliomania.cart.fc2.com/laws

【現在までの反響】
『前衛都市を知りたい子供たち』を知りたい子供たち
http://togetter.com/li/872235

コメント(3)

【掲載内容サンプル】
「アーバンギャルド☆クロニクル【解説篇】」(『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 に収録)より抜粋。

◆CDアルバム『昭和九十年』(初回限定盤FAMC-208/通常盤FAMC-209/KADOKAWA)2015年12月9日リリース

 『昭和九十年』は、アーバンギャルド初のコンセプチュアル・アルバム。平成二十七年(2015年)のパラレル・ワールドである「昭和九十年」を措定し、戦時下で、言論統制が行われ、人々の自由恋愛が禁止されている状況を描き、「言葉を殺すな」、そして戦争に抗するために、自由であれ、恋せよ、と説く。しかしながら、架空であるはずの「昭和九十年」と、現実の「平成二十七年」の関係は、複雑に関連しており、『昭和九十年』は「平成二十七年」の問題点を浮き彫りにする内容となっている。この関係性は、ジャン=リュック・ゴダールの映画『アルファヴィル』を想起させる。ゴダールの『アルファヴィル』は、未来の全体主義都市を描いたSF映画だが、セットは使わず、1960年代の現実のパリを撮影している。アーバンギャルドの『昭和九十年』も、架空の「昭和九十年」の話をしているふりをして、実は今、ここを問題としている。私たちは、戦時下におかれており(集団的自衛権を認める安保法制の整備、ISによるテロリズム、日本近海での軍事的緊張等。)、言論統制の動き(特定秘密保護法、報道の自粛、表現の自由に対する自主規制等)も出てきている。「昭和九十年」は、現代の矛盾を撃つための批評装置なのである。
『昭和九十年』では、架空の昭和を捏造するために、昭和に流行った曲調を意図的に取り入れている。「くちびるデモクラシー」は軍歌調の節回し(同期の桜)、「シンジュク・モナムール」は歌劇団風の歌唱、あるいは演歌調の節回し、「箱男に訊け」は数え歌調の節回し(圭子の夢は夜開く)、「あいこん哀歌」は童謡調の節回し(リンゴの唄)、「ゾンビパウダー」はビッグバンドによるジャズの曲調を連想させる。
「くちびるデモクラシー」は、『昭和九十年』のコンセプトを明らかにする重要な曲である。この世界が、すでに戦時下にあり、戦争を推進するために全体主義的な言論統制が進行中である。したがって、戦争に反対するためには、言葉を殺さない事、表現の自由を守る事、自由恋愛をする事が重要となる。しかしながら、人々は液晶の画面ばかり見つめていて、この現実に気づかずにいる。なぜ、「くちびる」と「デモクラシー(民主主義)」が結びつくのか。言葉を発するのは「くちびる」であり、キスをするのも「くちびる」だからである。「デモクラシー」を支えるものは、自由にものが言えることであり、好きなものを好きと言えることだからである。
「くちびるデモクラシー」を、精神分析学や記号分析学の観点から考えてみよう。ジークムント・フロイトの精神分析で言う「口唇期」を意識して、「くちびる」を入れたという仮説である。フロイトによると、人間は口唇期→肛門期→性器期の順で精神的に発達する。「口唇期」は、このうち、母親との関係性が主客の分離が出来ておらず、ナルシスティックに一体化されている段階と考えられる。ここで、ジュリア・クリステヴァの議論を想起しよう。この世界は、ル・サンボリックという象徴秩序で規定されている。法律だとか、政治だとかは、ル・サンボリックのレベルの出来事である。戦争時、ル・サンボリックのレベルで、全体主義的なこわばりが生じている。ル・サンボリックが抑圧しているのは、ル・セミオティックである。ル・サンボリックは、象徴に由来した造語であり、ル・セミオティックは、セミオロジー(記号論)の記号に由来した造語である。クリステヴァのこれらの造語は、フロイト派であるジャック・ラカンの精神分析とリンクしている。ラカンによると、人間の精神は、象徴界/想像界/現実界の三層構造になっている。このうち、人間は、現実界にはアクセスできない。人間の根源にあるイドは壊れていて、欲望はあるが、方向性が定まっていない。これを欲動と呼ぶ。人は、多型倒錯の欲動の海に翻弄される想像界の住人であり、リアルな実在(現実界)を知ることができない。欲動の方向性を定めるのは、文化(象徴界)による恣意的強制である。

(続きは、『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 でお確かめください。)
【掲載内容サンプル】
「アーバンギャルド☆クロニクル【解説篇】」(『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 に収録)より抜粋。

◆BOOK 松永天馬著『自撮者たち』(早川書房)2015年10月25日初版第一刷発行
 『自撮者たち』は、「少女」「都市」「神」「墓碑」という四つのパートから出来ている。これは少女小説のカテゴリーに入るのだろうが、その描き方は観念的であり、写実主義(リアリズム)ではない。かといって、現実に対し、観念的な遊離が起きているのではなく、逆に現実を触発する棘として機能する。この小説は、決して「少女」に媚びておらず、冷徹に「少女」というイマージュを生産する「都市」という装置、一種の欲望装置まで見据えており、時には「神」の如き、ランドサット衛星から見たような俯瞰的な視点さえも導入する。(吉本隆明は『ハイ・イメージ論』の中で、ランドサット衛星から見た俯瞰的な視点を「世界視線」とし、次第に人類は死もしくは歴史の終わりから見た「世界視線」を獲得するようになると考える。)その真意は、概念としての「少女」を解体し、実在の生身の少女を救い出すことにある。そのとき、概念としての「少女」は虚像となり、幽霊となり、言葉となり、「墓碑」が立てられるだろう。

(中略)

「死んでれら、灰をかぶれ」。この小説は、『少女は二度死ぬ』の収録曲「月へ行くつもりじゃなかった」のモチーフを膨らましたものではないかと思われる。少女は地球にいて、パパは月で働いているが、月の先住民であるうさぎに襲撃されようとしている。フィリップ・K・ディックのSF的設定を、さらにチープにしたような舞台設定で始まる。この小説は、「表層」(蓮實重彦の『表層批評宣言』を参照せよ)だけで進行し、背後世界のようなものはない。「表層」だけで進行する『不思議の国のアリス』のようである。「表層」だけなので、パパは熊のプーさんのようになるのではなく、実際に熊に生成変化し、うさぎはアメコミのようではなく、実際にアメコミの画に生成変化する。少女が月に行く方法も、「表層」だけで進行する小説ならではのもので、電車に飛び込むことによってである。「死んでれら、灰をかぶれ」は、終始、二次元の紙の上で進行するポップ文学である。松永天馬は、「表層」だけの物語に、暴露心理学的な毒性のある認識を埋め込む。物語の最後で、この物語自体が造り物で、映画の撮影シーンであることが明らかになる。寺山修司の映画「田園に死す」、アレハンドロ・ホドロフスキーの「ホーリー・マウンテン」のラストのようである。それにより、想像界に亀裂が走り、読者は現実界に放り出される。


(続きは、『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 でお確かめください。)

【掲載内容サンプル】
「アーバンギャルド☆クロニクル【資料篇】」(『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 に収録)より抜粋。

2015年
◆DVD『アーバンギャルドのクリスマス〜SANTACLAUS IS DEAD〜』(ZETO009/前衛都市/TK-BROS) 2015年4月1日リリース
「子どもの恋愛」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:アーバンギャルド)
「ラヴクラフトの世界」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:谷地村啓)
「ヌーヴォーロマン」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:谷地村啓)
「ワンピース心中」(作詞:松永天馬、作曲:浜崎容子、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一・大久保敬)
「プリント・クラブ」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:谷地村啓)
「自撮入門」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「スカート革命」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:アーバンギャルド・ホッピー神山)
「戦争を知りたい子供たち」(ジャズVer) (作詞:松永天馬、作曲:鍵山喬一)
「月へ行くつもりじゃなかった」(アコースティックVer) (作詞・作曲:松永天馬)
「君にハラキリ」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一・大久保敬)
「水玉病」(作詞:松永天馬、作曲:松永天馬・谷地村啓、編曲:谷地村啓)
「ヴァカボンド・ヴァージン」(作詞:松永天馬、作曲:瀬々信・谷地村啓、編曲:アーバンギャルド)
「都会のアリス」(作詞:松永天馬、作曲:浜崎容子)
「救生軍」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:谷地村啓)
「オペラ・オペラシオネル」(作詞:松永天馬、作曲・編曲:谷地村啓)
「ベビーブーム」(クリスマスver) (作詞・作曲:松永天馬)
「スカーレットの誓い」(作詞・作曲:橿淵哲郎・”薔薇”by佐藤奈々子)
「さくらメメント」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
●映像特典:前衛都市のビデオノート
◆CDミニアルバム『少女KAITAI [KAI版]』(ZETO-010/前衛都市)2015年5月2日リリース、ライヴ会場限定販売
「コインローカーベイビース」(作詞:松永天馬、作曲:浜崎容子・大智、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「原爆の恋」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「ファンクラブソング」(作詞:松永天馬、作曲:おおくぼけい、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「いちご売れ」(作詞:松永天馬、作曲:瀬々信、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「生まれてみたい YOKOTAN REMIX」(作詞:松永天馬、作曲:松永天馬・浜崎容子)
◆CDミニアルバム『少女KAITAI [TAI版]』(ZETO-011/前衛都市)2015年5月2日リリース、ライヴ会場限定販売
「コインローカーベイビース」(作詞:松永天馬、作曲:浜崎容子・大智、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「原爆の恋」(作詞・作曲:松永天馬、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「ファンクラブソング」(作詞:松永天馬、作曲:おおくぼけい、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「いちご売れ」(作詞:松永天馬、作曲:瀬々信、編曲:アーバンギャルド・杉山圭一)
「都会のアリス 戸田宏武(新宿ゲバルト)REMIX」(作詞:松永天馬、作曲:浜崎容子)
◆CDアルバム NO-LIE SENSE(鈴木慶一&KERA)『The First Suicide Big Band Show Live 2014』(4R-0005/ナゴムレコード)2015年8月26日リリース
「MASAKERU feat.緒川たまき、松永天馬」(作詞・作曲:鈴木慶一&KERA)
「だるい人 feat.浜崎容子」(作詞:蛭子能収、作曲:E.D.MORRISON)
「DEAD OR ALIVE(FINE FINE) feat.浜崎容子」(作詞:KERA、作曲:鈴木慶一)
「大通はメインストリート feat.浜崎容子」(作詞:鈴木慶一、作曲:KERA) を収録。
◆YouTube新垣隆&吉田隆一+浜崎容子「ゴーストライター」https://youtu.be/VzYuS-4l_sY  2015年9月10日アップロード
◆10月24日、松永天馬、バロー文化ホール(多治見市文化会館)で行われた「詩のボクシング タイトルマッチ&選抜式全国大会in多治見」で自作朗読日本一となる。

(続きは、『前衛都市を知りたい子供たち Vol.2』 でお確かめください。)

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