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W.クリスティ&レザール・フロリサンの初期の録音で、"DEUX ORATORIOS"というCDを持っています。ラテン語の声楽曲です。輸入盤でしかもフランス語の対訳(!)しかありません。中古で入手出来たのはラッキーでしたが、どうにも手が出ません。歌詞内容を御存じの方いらっしゃいますでしょうか。

コメント(2)

このCD、おそらく私が持っているのと同じだと思いますが、外国での演奏評にも「フランス語訳しかついてない」と苦情があったことから、英訳は無いようです。フランス語を和訳してくれる無料サイトがありますので、正確な意味が知りたければ面倒でも少しずつ入力して訳してみるよりしかたがないですね。

ちなみに、私が持っているCDはキング・インターナショナルから発売されていたもので、日本語の帯がついています。それによるとタイトルは
Caecilia, virgo et martyr:処女にして殉教者なるチェチェリア
Filius prodigus:放蕩息子
だそうです。

前者はおそらく「聖セシリア(チェチーリア)の殉教」の方が一般的なタイトルだと思います。古来、多くの絵画に描かれている題材です。
「聖セシリア(チェチーリア)」(webから引用)
 セシリアは2世紀の初めの頃、ローマの裕福な貴族の家に生まれた。熱心なキリスト信者として生活し、一生涯貞潔を守って神に仕えたいと望んでいた。しかし、父は早くからセシリアをヴァレリアノという異教徒と結婚させることに決めていた。結婚式の日に、皆が歌ったりおどったりしていた時、彼女は離れた所に座って詩編を唱えていた。式のあとでセシリアは夫に向かって、自分が神に終生の貞潔を誓ったことを告げた。
 ヴァレリアノと弟ティブルツイオはセシリアの熱心な信仰に感心して、2人とも洗礼を受けた。そして、多額の金を出して殉教者たちの遺体を引き取って、ふさわしい葬儀をした。これを聞いた総督のアルマキウスは2人を呼んで偶像に供え物をささげるように命じたが、2人は拒絶したので、むち打たせた上、首を斬って殺してしまった。この時マキシムスという1人の刑吏が殉教者たちの態度に心を打たれて改心し、いっしょに殉教した。
 セシリアは彼らの遺体を手に入れて、プレテクスタトスの墓地に丁重に埋葬した。その後、自分の家を教会にしたことが、総督に知られて、彼女は教えを棄てるように責められた。しかし、セシリアの志をひるがえすことはできなかったので、非常に残酷な刑罰を言い渡した。彼女は風呂場でむし殺されることになって、一昼夜というもの、火は燃えさかったが、彼女は汗ひとつかかなかった。総督はそれを聞いて、セシリアの首を斬らせた。しかし、あいにく切りどころが悪かったので、3日間の問苦しんで殉教した。
 信者たちは遺体をカタコンブ内に葬った。彼女の墓の上には、1599年にイタリアの有名な彫刻家が美しい大理石で聖セシリアの殉教像を造ってすえつけた。彼女は音楽家の保護の聖人である。

後者は聖書のルカ福音書15章に出てくる有名な話なので、それを読めば想像がつくかもしれません。ドビュッシーも同名のカンタータを作曲していますが、手元に無いのでテキストが同じかどうかは確認できませんでした。
ハカセさん、詳しい説明ありがとうございました! 本当に助かりました。

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